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100円のコーラを1000円で売る方法 の商品レビュー

3.8

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    15

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2016/11/20

お風呂で半分、電車で半分。ストーリー仕立てでわかりやすく読みやすいので一気に読み終えた。しかし本書の内容を実践する為には、その理論を理解する必要がある。もしドラ同様に、読み終え感動(人によるが)するだけではいけない。行動起こし、実践するのがいちばん楽しいのだろう。 自分の職業や、...

お風呂で半分、電車で半分。ストーリー仕立てでわかりやすく読みやすいので一気に読み終えた。しかし本書の内容を実践する為には、その理論を理解する必要がある。もしドラ同様に、読み終え感動(人によるが)するだけではいけない。行動起こし、実践するのがいちばん楽しいのだろう。 自分の職業や、趣味に明日から実践してみよう。また、巻末の参考文献も読んでみたくなりました。

Posted byブクログ

2016/08/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

マーケティング理論は知っているものが多かったが、ストーリー仕立てですっと頭に入ってきた。 理論だけを知りたければ巻末の付録を見れば大体把握できる。 ---巻末付録から 1.アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか →市場思考の事業定義 事業の定義を顧客中心に考える必要性。 鉄道はあくまで移動手段。車や飛行機もおなじ移動をするための手段である。 2.お客さんの言いなりの商品は売れない →顧客絶対主義の落とし穴 顧客が気がつかない課題を考え、解決策を想像することが求められる 3.顧客の要望に100%応えても0点 →顧客満足のメカニズム 4.値引きの作法 →マーケットチャレンジャーの戦略 S社のADSL事業が他者と比較して1/2程度の金額で販売して後から利益を回収できたのは、ISDNにインフラコストをかけていた通信会社と比べて、マーケットリーダーになれたから。マーケットリーダーが価格戦略を仕掛けてきた時に対抗できないため、値引き戦略はマーケットリーダー以外が行うのは難しい。 5.キシリトールガムがヒットした理由 →バリュープロポジションの定義 新しい価値を創造するコトがブルーオーシャン戦略では必要。 キシリトールでは、「虫歯を予防するために歯医者に行く」という価値を作った 6.スキンケア商品を売り込まないエステサロン →競争優位に立つためのポジショニング ライバルと明確にコト習う位置付けを顧客の心の中に作り上げることが必要 7.商品を自社で売る必要はない →流通チャネルの構造と、チャネル設計に関する意思決定 なぜ会計事務所が顧客に「社長の会計」の価値を最大限に提供するための最適な流通チャネルかが描かれている。 会計事務所、「社長の会計」の事業、コンサルタントの山倉の視点でWin-Winになる関係を構築している 8.100円のコーラを1000円で売る方法 →値引きの怖さ 高級ホテルで100円のコーラのルームサービスを頼むと、ライムと冷えたグラスを一緒に持ってくる。 体験を売っている。 9.なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか →コミュニケーションの戦略的一貫性 広告が目立って話題になっても、戦略的に整合性がないと失敗に終わる。 (メモ) 書籍の紹介の中で会計ソフトのCMにスマップを使うコトがコミュニケーションの一貫性がないという説明で使われていたが、この本を読んだ日の前日深夜にスマップ解散報道が流れた。 10.新商品は必ず売れない →イノベーター理論とキャズム理論 潜在顧客にはリスク歓迎型とリスク重視型がいる。 アーリーアダプターとレイトマジョリティへの販売戦略は全く違うアプローチが必要。

Posted byブクログ

2016/07/03

マーケティングの基本のキと名高い本。よく知られた本だけあって、内容は広く浅く、考え方のカンドコロが抑えられている印象。 ところがこの広く浅く、に難点があって、オマケ程度のストーリーにあまり意味を見出せなかった。もうちょっと情報量増やせたんでは、と思ってしまう。 主人公の女の子...

マーケティングの基本のキと名高い本。よく知られた本だけあって、内容は広く浅く、考え方のカンドコロが抑えられている印象。 ところがこの広く浅く、に難点があって、オマケ程度のストーリーにあまり意味を見出せなかった。もうちょっと情報量増やせたんでは、と思ってしまう。 主人公の女の子が失敗し、マーケティングの玄人的なオジサンがヒントを与えて女の子が成長していく……という形式のストーリーなのだけど、発売から5年近く経った今では陳腐化しており、大抵どこが間違っていてどう考えればいいのか、想像がついてしまう。掲題の「100円のコーラを1000円で売る方法」なんかは、GoProなんかで既に有名になりすぎているし。 ただし、モノを考えるきっかけとしてはとても役に立ったな、と思う。本書の内容を自分事に還元できたことによって、自分が今していることが何か、に思い至ることができた。

Posted byブクログ

2016/06/18

(2014.01.21読了) マーケティングの本ですが、ストーリー性があり小説としても楽しめます。 わかりやすくていい本でした。

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2017/04/13

本書が小説形式だったのは意外だった。 マーケティング重視で営業を軽んじてると感じる人もいるかもしれないが、話は読みやすいし、マーケティング理論も例え話が絶妙でわかりやすい。 例えば、潜在的な顧客が人口の1割しかいない歯医者業界が、キシリトールガムを流行らせることで残りの9割を...

本書が小説形式だったのは意外だった。 マーケティング重視で営業を軽んじてると感じる人もいるかもしれないが、話は読みやすいし、マーケティング理論も例え話が絶妙でわかりやすい。 例えば、潜在的な顧客が人口の1割しかいない歯医者業界が、キシリトールガムを流行らせることで残りの9割を市場に取り込んで行った話などは、ブルーオーシャン戦略を理解するのに最適だと感じた。 本書を小説として読むと、面白くてすぐ読み終わってしまうが、最後に出てきたマーケティング理論がまとめてあるのが個人的にはありがたい。、

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2016/03/10

破天荒な元営業の久美が、マーケティングの達人と呼ばれる商品開発部部長与田と出会い、成長して行く物語。 市場志向、顧客満足、バリュープロポジション、差別化、成長戦略 顧客の言うこと以上の提案をし、的外れなことははっきり言う。期待値を超えた分が顧客満足。 自社の提供できる、他所と...

破天荒な元営業の久美が、マーケティングの達人と呼ばれる商品開発部部長与田と出会い、成長して行く物語。 市場志向、顧客満足、バリュープロポジション、差別化、成長戦略 顧客の言うこと以上の提案をし、的外れなことははっきり言う。期待値を超えた分が顧客満足。 自社の提供できる、他所と競合しない、顧客の求める価値を持って差別化。フェーズごとに戦略を変化させる コンサルのGDもこういうロジックで進めていければ強い

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2015/12/26

事業の目的を、化粧品の販売といった製造物目線ではなく、顧客の新たなライフスタイルの創造といった顧客視点で定義する しかし顧客絶対ではなく、顧客の事前期待を上回る形でサービス提供すること 市場トップでないかぎり、値下げ競争するべきでない 顧客が望んでいて、自社が提供でき、競合が提供...

事業の目的を、化粧品の販売といった製造物目線ではなく、顧客の新たなライフスタイルの創造といった顧客視点で定義する しかし顧客絶対ではなく、顧客の事前期待を上回る形でサービス提供すること 市場トップでないかぎり、値下げ競争するべきでない 顧客が望んでいて、自社が提供でき、競合が提供できない価値が、バリュープロボジション コミュニケーションは戦略的に一貫しているべき ターゲットをめいかくにし、目的を決定し、コミュニケーションを設計し、チャンネルを決める。

Posted byブクログ

2016/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 年の瀬にもなると今年の世相を表す言葉や、様々なランキングが発表されますが、今年のブラック企業ランキングは軒並み小売やサービス業がノミネートしていました。  消費者として、安いのは嬉しいことです。高いというだけで欲しくなくなるような性分のわたしにとっては尚更。でも、そのしわ寄せは必ず労働者に反映される。国外に安い労働力を求めることになる。果たしてそれが正しい市場の在り方なのかと、常々考えるところです。  この本は、価格だけの競争にならず、それぞれの企業が独自のアイデアをもって顧客・消費者に対して新しい価値を提供するーーそんな在るべき資本主義の形を作るヒントを与えてくれます。何せ物語に沿って様々な理論を紹介していく形式なのでわかりやすい。読んで理解したつもりにならないよう、実業務につなげていかねば。  しかしまあ、主人公のメンタルの強さがうらやましい。。

Posted byブクログ

2015/11/02

題名に惹かれて借りる。 でも宮前久美のキャラクターにはついていけないなー^^; ちょっと彼女のキャラにイライラしながら読んでしまった。

Posted byブクログ

2015/09/01

物語調だと知らなかったので読んで驚いた。 ストーリーを追いながらマーケティングについての知識が自然に入ってくる良書。

Posted byブクログ