マスカレード・イブ の商品レビュー
新田と山岸が直接出会う前の事件。 こちらも、全てが伏線だった・・・!! 山岸の聡明さが事件を解決へと導いた。かっこいい。新田も。 マスカレード・ホテルの方を先に読んでいて、その作品に繋がる部分が出てくると、はっとして面白かった。 おそらく、どちらを先に読んでも二つの作品の繋がりを...
新田と山岸が直接出会う前の事件。 こちらも、全てが伏線だった・・・!! 山岸の聡明さが事件を解決へと導いた。かっこいい。新田も。 マスカレード・ホテルの方を先に読んでいて、その作品に繋がる部分が出てくると、はっとして面白かった。 おそらく、どちらを先に読んでも二つの作品の繋がりを楽しめると思う。
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マスカレード・ホテルの続編であるが、舞台背景はそれ以前で、短編集となっている。新たなシリーズとして、見事に成功している。
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前作をしのぐ面白さでした。それぞれの仕事のプロフェッショナルな部分がよかく描かれており一気に読みました。
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2014/8/29読了、【2014年ー34冊目】数年前に読んだ「マスカレード・ホテル」シリーズ第2弾。ホテルクラーク山岸尚美と若手刑事新田浩介が出会う前のストーリー。2人それぞれのショートストーリーが続き、最後のマスカレード・イブで一つの事件を巡って2人がすれ違う。ガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズとはまた違う、全く違う立場の主人公2人がそれぞれの視点や分析で活躍するこのシリーズはこれからも期待大。出版社の思惑に思い切り乗ってますが、「マスカレード・ホテル」の文庫も買っちゃいますw
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可もなく不可もなくと言った内容。よく言えばシンプル、悪く言えば物足りない。短編のようになっているので読みやすくはある。
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こんなに早く第二段が出るとは! 前作マスカレードホテルの主役二人がまだ出会う前のお話しなのでイブなのねと一人納得のタイトルです 今回もホテル コルテシアと警察内のお話しが交錯します 導入部分は前作を読んで間もないので、そんな事は良いから的なもどかしさがありますが、あとはもう一気読...
こんなに早く第二段が出るとは! 前作マスカレードホテルの主役二人がまだ出会う前のお話しなのでイブなのねと一人納得のタイトルです 今回もホテル コルテシアと警察内のお話しが交錯します 導入部分は前作を読んで間もないので、そんな事は良いから的なもどかしさがありますが、あとはもう一気読みです 前作にも出てきた交換殺人… 流行りですか?
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2014.8.27読了。 マスカレードホテルの序章。 主役の二人が実は前の事件で繋がっていたとは。それがいつかお互いに分かったらいいな。 もっと続きが読みたいシリーズになりました。
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マスカレードホテルの続刊! でも、 イブのほうから読んでもいいのかもです。 短編で読みやすいので。 ただ、 物足りなさを感じるかも。 マスカレードは仮面という意味ですが、 マスカレードっぽさが書かれてているので、このシリーズとお付き合いするのならば必読かも?!
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前作『マスカレード・ホテル』の文庫化と同時に、続編が文庫オリジナルで刊行された。本作は連作短編集であり、過大な期待は抱いていなかった。傑作だった前作のスピンオフくらいにしか思っていなかったからである。 前作で異色タッグを組んだ、ホテル・コルテシア東京に勤務する山岸尚美と、警...
前作『マスカレード・ホテル』の文庫化と同時に、続編が文庫オリジナルで刊行された。本作は連作短編集であり、過大な期待は抱いていなかった。傑作だった前作のスピンオフくらいにしか思っていなかったからである。 前作で異色タッグを組んだ、ホテル・コルテシア東京に勤務する山岸尚美と、警視庁の新田浩介。今回は2人同時ではなく、交互に登場するようだ。やはりスピンオフか。スピンオフが悪いということはない。京極夏彦さんや海堂尊さんはスピンオフだらけだし。 「それぞれの仮面」。尚美の先輩曰く、「お客様の仮面を剥いではならない」という。ある日、かつての知り合いが客として訪れ、尚美に縋ってきた…。人騒がせというか、現実にも似た話はあるのだろう。どんな時でもお客様の立場に立つ、それがホテルマンの矜持。 「ルーキー登場」。新田が警視庁捜査一課に配属されて間もない頃の事件。下っ端に過ぎない新田がここまで上層部を動かせるんかいという気もするが、先輩を立てつつうまく使う辺りは見習いたい。この苦い経験は、新田の刑事としての原点ではないか。 「仮面と覆面」。ロビーに陣取る、怪しげな一団。あるトップ・シークレットを守るため、尚美たちホテルのスタッフも協力体制を敷く。しかし、やはり好奇心が先に立つ尚美。頼まれてもいないのに…。尚美ならTwitterで拡散なんてバカな真似はしないと思うが…。 最後の「マスカレード・イブ」は、尚美と新田の両方が登場する。ところが…。中編ながら、前作同様に考え抜かれた構成で、読み応え十分。定番ネタをうまく料理している。しかし、実際に行われた例はあるのだろうか? 敢えてこういう形で終わらせたのは、心憎い演出であると同時に、さらなる続編への伏線とも受け取れる。 思っていたよりは満足度が高かった。しかし、東野圭吾作品ならこのくらいの水準は当たり前。要求が高くてすみません。前作を未読で本作を読んだという方は、是非前作も読んでいただきたい。こんな僕が大満足した作品ですから。
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『マスカレード・ホテル』の前日譚。 後に潜入捜査でコンビとなるふたりが出会う前の短編。 ホテルクラークで働く山岸尚美と刑事登用されたばかりの新田浩介それぞれが遭遇した事件。 表題作ではニアミスがあるものの出会うことはない。 『それぞれの仮面』 珍しく人が死なないミステリ。 クラ...
『マスカレード・ホテル』の前日譚。 後に潜入捜査でコンビとなるふたりが出会う前の短編。 ホテルクラークで働く山岸尚美と刑事登用されたばかりの新田浩介それぞれが遭遇した事件。 表題作ではニアミスがあるものの出会うことはない。 『それぞれの仮面』 珍しく人が死なないミステリ。 クラーク係に異動したばかりの尚美は大学時代の恋人と再会し、とある女性消失事件の謎に挑む。 女性が消えたことだけでなくもうひとつの嘘も仕掛けるのが物語の厚みになっている。 『ルーキー登場』 刑事となった新田の最初の事件。 タイトルは安っぽいのだが、事件のからくりは長編にも耐えそうな濃いものだった。 先は読めるのだが、自信家のルーキーが最初に遭遇した犯罪者としてはふさわしい印象。 『仮面と覆面』 再び尚美が主人公。こちらも人が死なない話。 ホテルにやってきた覆面美少女作家のおっかけ集団。執筆のためホテルに滞在する作家に会いたいと不穏な行動を取るおっかけをかわしていくのが筋。 あらすじにするとシンプルなのだが、ホテルという舞台をうまく使った展開となっている。 覆面作家の正体についてどんでん返しが待っていて、最後まで読者を良い意味で裏切ろうとする仕掛けはうまいなあと思う。 『マスカレード・イブ』 大学教授殺人事件の捜査に加わった新田。 最重要容疑者は事件の日大阪にいたというアリバイがあった。だが男は自分のアリバイを強固にしてくれるはずの密会していた愛人の正体を明かさない。 容疑者が泊まったホテルで尚美が働いており、彼女が与えたヒントから事件解決の糸口が見つかる。 本格ミステリファンには邪道だと言われがちな、読者に明かされない事件解決のための重要なヒントが終盤に明かされる。東野圭吾らしいと思うけど。 =========== 尚美のパートはある種のお仕事小説とも言える。ちょっと2時間ドラマ的な図々しさを感じてしまうのだが、ホテルマンの職業意識が物語にうまく取り入れられている。 大きな感動や心の揺れはないのだがエンタテイメントとしては一級品である。 重厚さを求めたら物足りないが、ミステリとしてサクッと楽しく読める。 『仮面と覆面』以外は悪女が事件の鍵を握り、とことん嫌らしい存在となるのだが、何か恨みがあるのだろうかと思ってしまった。 しかし、男女ペアのミステリということでシリーズ化に選ばれたのか。 ミステリというよりはエンタテイメントとして読んだほうが楽しめるのではないかと思った。
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