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天の梯 の商品レビュー

4.6

376件のお客様レビュー

  1. 5つ

    234

  2. 4つ

    84

  3. 3つ

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2022/12/02

これぞ集大成。幾たびかの試練があっても必ず救いが来る理があると店主種市は言う。小松原とのさらりとした決別は清々しい。じっと待ちそっと支える源斎と結ばれ、登場人物の1人になったかの様に安堵する。最後まで人の幸せを願い料理に邁進し、遂に野江をも救い出す。ここにきてジェットコースターの...

これぞ集大成。幾たびかの試練があっても必ず救いが来る理があると店主種市は言う。小松原とのさらりとした決別は清々しい。じっと待ちそっと支える源斎と結ばれ、登場人物の1人になったかの様に安堵する。最後まで人の幸せを願い料理に邁進し、遂に野江をも救い出す。ここにきてジェットコースターのような展開に興奮が覚めません。采女宗馬が不気味と行方知れずになっているので、続編を期待します。最後にあった料理番付を見て涙が出ました。心憎い演出です。みをつくし料理帖。この題名の意味も今となっては沁みます。織りなす人間模様も素晴らしいですが、移り行く季節と江戸の情景描写も素晴らしい。この本に出会えたことに感謝します。大好き度❤️❤️❤️❤️❤

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2022/11/13

安心してよめました。 いろんなことはこれからも起こるのでしょう。 心温まるものがたりでした。こんな登場人物にあえたことがうれしいです。

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2022/09/23

あーあ、読み終わってしまった、という感じ。 源斎先生と澪さんとの生活.野江さんの大阪奮闘記。 澪さんの大阪の澪つくしの店の雰囲気なんか知りたいと思います。 並行して、あきない世伝金と銀の13巻を読んでいますが、読み終わると寂しいですね!

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2022/08/22

とても好きなシリーズでした。 澪たちが祈りを込めて料理をするのと同じで 僕たち読者も皆んなの幸せを祈りながら世界に浸っていられる素敵な時間だった。 こちらこそ感謝多謝!

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2022/08/16

ついに最終巻。 魅力的で個性豊かなつる屋の人々と一緒に過ごしているような気持ちになれる温かいシリーズでした。 小松原さまと遭遇した場面は、なんとも切ない。

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2022/08/12

ついにこのシリーズ最終話まで来てしまった。澪と周りの登場人物、皆が愛おしい。心をほんわかとさせてくれる物語に最後まで夢中になって読むことが出来た。この後番外編が出版されていると知ったのでそちらも読んでみたいと思う。

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2022/08/11

特別編を読んで、復習のために少し読み返しました。そうそう、そういうエンディングでした。大好きなシリーズ。カフェで読んでいたらしく、レシートが挟まっていて、読んだ日付が判明(笑)

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2022/07/16

温かい気持ちでシリーズを終えられてよかった。 どのキャラクターも自分の中でイメージが出来上がっている。いつも読みながら朝ドラを見ているようだった。 それくらい、物語の中に入りやすく、ストーリー展開も飽きさせず、胃袋も掴まれるシリーズだった。

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2022/04/30

シリーズ完結。 大満足の大団円! 幾多の艱難辛苦を乗り越えて、 皆それぞれの幸せを掴み歩み始める。 澪ちゃんと野江ちゃんの長年の願いが 蒼天の下で叶ったシーンにじんとなり、 巻末の「料理番付」に連なる名を見て また胸が熱くなる。 なんて温かく幸せな余韻。。

Posted byブクログ

2022/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りたもの。 料理人として自らの行く末に決意を固めた澪。一方で、吉原のあさひ太夫こと幼馴染みの野江の身請けについて懊悩する日々。四千両を捻出し、野江を身請けすることは叶うのか。 シリーズ完結。 佐兵衛と登龍楼の因縁が明らかに。 料理の道には戻らないと誓っていた佐兵衛も、一柳で修行することになり良かった。 小松原と澪の一瞬の再会。 言葉は交わさずとも気持ちは伝わっていたね。 翁屋に卸していた鼈甲珠の作り方を四千両で売り、身請け金を作る。 「高麗橋淡路屋」を再興してあさひ太夫を身請けし、あさひ太夫は野江として大坂で生きていく。 澪は源斉先生と夫婦になって大坂に戻り、それぞれ医学の道と料理の道を極めることに。 つる家との別れ、特に店主の種市との別れが辛いよ。お父さんのように澪のことを大切に思ってくれていた種市。 今と違って電話もメールもないし、なかなか行き来もできない。 本当に別れが辛いだろうな。 付録の番付が最高。 11年後の料理番付。 東の大関が「つる家」の自然薯尽くし、西の大関が「みをつくし」の病知らず、勧進元が一柳改め「天満一兆庵」。 つる家ではふきが頑張ってるんだろうなとか、みをつくしの料理を清右衛門は食べたのかなとか、佐兵衛は天満一兆庵を再興させたんだ!とか番付見ただけで泣ける。。 読み終わって寂しいけど、特別巻も楽しみだ。

Posted byブクログ