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ねじまき片想い の商品レビュー

3.3

147件のお客様レビュー

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2018/10/17

恋愛をして、恋人がいてこそ一人前、でないところが良かった。ひとりを否定しないで、むしろ肯定して、だからと言って恋愛を貶める訳ではなく、可愛らしく組み込まれてもいる。新鮮だった。自然体で清々しくて爽やかだった。主人公は二十八〜三十一歳だけれど、何だかメルヘンのように可愛い。表紙に釣...

恋愛をして、恋人がいてこそ一人前、でないところが良かった。ひとりを否定しないで、むしろ肯定して、だからと言って恋愛を貶める訳ではなく、可愛らしく組み込まれてもいる。新鮮だった。自然体で清々しくて爽やかだった。主人公は二十八〜三十一歳だけれど、何だかメルヘンのように可愛い。表紙に釣られて何となく全体はセピアっぽいイメージ。流れる空気が綺麗だった。

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2018/06/13

読んでみたら、ちょっぴりミステリー仕立てに出来上がっていてびっくり。宝子の窮地にたたされてもめげない精神の強さと最後の最後で見せた、決心の強さを教わった。

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2018/06/02

西島、バカだな… なんか違和感あるな〜〜と思ったら最終話は書き下ろしなんだね 柚木さんの書く話って、主人公が最終的に自己完結して終わるよね

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2018/06/02

主人公の雰囲気と見た目が わたしの中でどうにもこうにも定まらず イメージできなかった。 そのためかあんまり感情が入らず。 さらっとすごいことをやってのけるので 気分爽快ではあった。

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2017/10/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2017/10/15 読了 主人公宝子が、自分一人の世界を確立しててすごいなぁと思った。わたしも宝子みたいな人にはなれないけど憧れる。。てっきり刑事と付き合うかと思いきや西島さんと付き合うわけでもなくっていう終わり方でびっくりした。心がすっとする感じ。魔法使いの心友が出てくるとは思ってもなくてびっくり。 自分一人の世界で完結してて突っ走るって、他人と共存するのは難しいのかもしれない。他人と関わるとこで少なくともその世界はちょっとは崩れる。西島さんとへたに付き合いますって最後ならずにあの終わり方でよかった。宝子の世界のまま続いたらなぁ。でも、一人は寂しいよね。

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2017/10/20

宝子が片想いをしている男の良さがわからず、この男のどこがいいわけ??という疑問が頭から離れなかった。人を好きになるときは、他の人がどう言おうと好きだからしょうがないんだけど。でも宝子みたいなのは確かに厄介そうだし、宝子が宝子でいい、そこを素敵と思ってくれる人に出会わないと難しいよ...

宝子が片想いをしている男の良さがわからず、この男のどこがいいわけ??という疑問が頭から離れなかった。人を好きになるときは、他の人がどう言おうと好きだからしょうがないんだけど。でも宝子みたいなのは確かに厄介そうだし、宝子が宝子でいい、そこを素敵と思ってくれる人に出会わないと難しいよなあ。アーティストタイプは。

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2017/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

富田宝子 多加良登美子 とかではダメだったのかな? 柚木さんの作品にしては「なまぬるい」気がした。

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2017/07/14

片想いのプロ、富田宝子が想いを寄せるデザイナーの西島のためにおもちゃ探偵として活躍する短編集。 舞台はバンダイだけど名前はタカラトミー。笑 柚木先生が描く女性はパワフルで読んでいて気持ちがいい。 自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ。

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2017/05/08

「自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ」 このフレーズが心にストンと落ちてきました 小さな感動の波がいくつも寄せては返す心地よさに浸りながら読みました 登場人物がみんな優しい 柚木麻子さんの描写にはいつも引き込まれてしまいます この本では、装丁も自分のツボにはまりました ...

「自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ」 このフレーズが心にストンと落ちてきました 小さな感動の波がいくつも寄せては返す心地よさに浸りながら読みました 登場人物がみんな優しい 柚木麻子さんの描写にはいつも引き込まれてしまいます この本では、装丁も自分のツボにはまりました 刺繍のモチーフがひとつひとつ可愛らしくて、見ているとわくわくしてきます

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2017/05/02

宝子の見かけによらず、底知れぬ行動力で、中盤まではコメディタッチで軽快に楽しめた。 落ち込んでも半ば裏切られても、立ち上がりすぐに自分が役に立てることを懸命に考え、取り組む姿に逞しささえ感じる。 最後は自分の長所を思い出し、また前を向いて進んでいく宝子が清々しいほどだった。

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