ねじまき片想い の商品レビュー
相変わらず、柚木さんが好きです。 今回は少しキャラクターにイライラしました。 読了しようか迷いましたが 結局最後まで。 「片思い」というだけで、 エンディングが気になるのが魔力です。 他の作品の方が好きだなあ、と比較すると 星は低めです。
Posted by
単に恋愛小説かと思いきや謎解きもあり、またそのバランスがよく読みやすい。 宝子が恋する西島にまるで魅力を感じられないのが可笑しい。恋というよりも執着だけどそこも含めこの本の良さなのだと思った
Posted by
予想の斜め上を行く展開に、なんだこれ??1話終わってようやく、なるほどこういう話なのね、と理解した。 宝子がどうも好きになれず。自分も大人になりきれていないから同属嫌悪もあるかも。 西島の内面がまったく描かれないので、展開が唐突に感じてしまう。特に最後の話。 玲奈にしても響子に...
予想の斜め上を行く展開に、なんだこれ??1話終わってようやく、なるほどこういう話なのね、と理解した。 宝子がどうも好きになれず。自分も大人になりきれていないから同属嫌悪もあるかも。 西島の内面がまったく描かれないので、展開が唐突に感じてしまう。特に最後の話。 玲奈にしても響子にしても、心境の変化が見えづらい。前から少しずつそういう描写があればよかったんだけど。 そして目黒さんは結局なんだったのか。 色々もったいない。 校正漏れか辻褄が合わない部分があったのが残念(草野球大会が土曜だったり日曜だったり)。 「自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ」というフレーズはよかった。
Posted by
おもちゃプランナーであるアラサー宝子さん…外見は ガーリーな服をまとっているが 行動は 探偵真っ青な行動力…甘いけど とげとげがある こんぺいとう菓子のような女性。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サラッと読めた。 でもちょっとサラッとしすぎ。物足りない。 謎解き部分が特に。いつの間にか事件解決しちゃってるし…笑 「ランチのアッコちゃん」とか、「あまからカルテット」のような都合の良い展開で、個人的には読みやすいけど物足りない作品でした。
Posted by
【収録作品】スカイツリーを君と/三社祭でまちあわせ/花やしきでもう一度/花火大会で恋泥棒/あなたもカーニバル
Posted by
おもちゃプランナーの宝子が片思いの相手である 西島のためにトラブルを解決していく。 宝子が西島に片思いしているというベースがあって、 1つ1つのトラブルが短編で解決していく。 読みやすい1冊。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
老舗玩具メーカーの企画部に所属する宝子は、次々とヒット商品を産み出す、おもちゃプランナー。 彼女には5年以上も片想いしている相手が居るが、なかなか想いを打ち明けられない。職場の仲間やルームシェアの友人は彼女を優しく見守っていた。 宝子の相手・西島には様々な難題が降りかかり、なぜか宝子は影で次々と解決していく。向かいのマンションの貯水タンクが邪魔→殺人事件だった、彼の恋人が既婚者だった、彼の大事な財布を盗んだ窃盗団に弟子入り-。 そんな彼女に惹かれる地元刑事まで現れる。果たして彼女の恋の行方はー。 ちょっとミステリーが絡んだりして柚木さんの新境地!?とワクワクした。 でも「本屋さんのダイアナ」が大好きすぎて、少し物足りなく感じてしまったかな~。波に乗れず、なかなか読み終わらなかった。。。 次回作に期待!
Posted by
おもちゃ玩具の事業部のホーププランナーの宝子は、西島に長い間片思いをしている。トラブルに巻き込まれやすい西島のSPになろうとする宝子。 うーん、西島のダメっぷりがなんとも言えない。探偵業の結果知り合うことになった目黒刑事と比較してもダメすぎる。目黒さんいい人なのになあ。相手に尽く...
おもちゃ玩具の事業部のホーププランナーの宝子は、西島に長い間片思いをしている。トラブルに巻き込まれやすい西島のSPになろうとする宝子。 うーん、西島のダメっぷりがなんとも言えない。探偵業の結果知り合うことになった目黒刑事と比較してもダメすぎる。目黒さんいい人なのになあ。相手に尽くしすぎてしまうことで相手をダメにしてしまう。宝子の行動を見ていると、なんだかわかる気もする。 事業部のメンバーも個性豊かで面白く、玲奈の存在もよかった。軽く読みやすいけれど、読後はなんだか嵐が過ぎ去ったかのようでした。
Posted by
+++ 毎朝スカイツリーを見上げながら、水上バスで通勤する富田宝子、28歳。浅草にあるおもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く彼女は、次から次へと災難に見舞われる片想い中の西島のため、SP気分で密かに彼のトラブルを解決していく…!やがて、自分の気持ちに向き合ったとき、宝子は―。 +...
+++ 毎朝スカイツリーを見上げながら、水上バスで通勤する富田宝子、28歳。浅草にあるおもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く彼女は、次から次へと災難に見舞われる片想い中の西島のため、SP気分で密かに彼のトラブルを解決していく…!やがて、自分の気持ちに向き合ったとき、宝子は―。 +++ 「スカイツリーを君と」 「三社祭でまちあわせ」 「花やしきでもう一度」 「花火大会で恋泥棒」 「あなたもカーニバル」 +++ 乙女チックなふんわりしたファッションに身を包み、自分をしっかり持っておもちゃプランナーとして仕事をしている宝子だが、長年の片想い相手の西島に対すると、途端に気弱になってしまう。誰にも気づかれていないと思っている宝子だったが、実は職場のみんなが知っていて、もっといい人がいるのにと言い合いながらも密かに応援しているのである。報われない想いをぶつけるように、宝子は西島のために探偵まがいのことをして彼の心を曇らせる物事を解決していく。そんな中で、ほんとうに大切なことに徐々に気づかされていく宝子なのである。片思い物語、お仕事物語でもあり、ミステリでもあって贅沢に愉しめる一冊である。
Posted by