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黄金の烏 の商品レビュー

4.1

112件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    15

  4. 2つ

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2017/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猿に八咫烏が惨殺されるという事件が起きる。その凄惨な描写にぞっとした。雪哉と一緒で小梅にずっと不信感を持っていたけど、まさかの親に売られた少女の成れの果てだと分かり、理解はできないけど遣り切れない思いがした。ファンタジーの世界に、現実的な人間の世界が現れ、傍から見ると人間の世界が異様に映るので、何故か恐く感じた。

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2017/03/29

八咫烏の小さな村が壊滅する。彼らは大猿に殺された!? 唯一生き残った小梅と名乗る少女。 雪哉と若宮が乗り出した。 ほんと恐ろしい15才だとおもうけど、雪哉かわいいい!!! どうなることかと思ったけど良かった、ほんとよかった。 「人間」の世界との関わりも見えてきた。

Posted byブクログ

2017/03/12

前作で、宮仕えなんてまっぴらと北にかえっていた雪哉。ところが自分の国の辺境で村人が何物かに食い殺され、壊滅するという事件が起こった。そこでただひとり生き残った娘、小梅。雪哉は再び若宮と事件解決に向かうことに。 麻薬の横行、大猿の存在。八咫烏の国山内におきた惨劇。 謎が謎を呼び、...

前作で、宮仕えなんてまっぴらと北にかえっていた雪哉。ところが自分の国の辺境で村人が何物かに食い殺され、壊滅するという事件が起こった。そこでただひとり生き残った娘、小梅。雪哉は再び若宮と事件解決に向かうことに。 麻薬の横行、大猿の存在。八咫烏の国山内におきた惨劇。 謎が謎を呼び、またしても翻弄される読者(私のこと)。 どう見たって、小梅がアヤシイでしょう?普通。でも、事件はもっと奥深いところに真実があったのでした。 まさか八咫烏の国がこんなところと繋がっていたとは! 金鳥の意味も明かされ、妃の浜木綿の覚悟も語られる。最後がちょっと長いけど。

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2017/01/07

相変わらずのどんでん返しと、少しずつわかっていく世界観がとても面白かったです。 人間とか猿とか次巻が楽しみ。

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2016/12/26

3巻目も面白かったー!(*´∀`*)若宮の本当の正体?が明らかになって、今までの冷たく感じていた発言の数々の本当の意味を知る事になります。切ないけど、それによって強くなっていく絆が読んでいてワクワクします(ノω`*)雪哉よく頑張った!2016.12.26.読了。

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2016/12/14

八咫烏シリーズ3作目。前巻と同じく雪哉視点の物語。 最近出回っている危険な薬〈仙人蓋〉について調べるため、若宮と雪哉は探索に出かける。見つけたのは惨殺された集落と凶暴な大猿。そして一人生き残った娘は… これまでは主に後宮や王宮の中が中心で政治闘争的なストーリーだったが、今回はぐっ...

八咫烏シリーズ3作目。前巻と同じく雪哉視点の物語。 最近出回っている危険な薬〈仙人蓋〉について調べるため、若宮と雪哉は探索に出かける。見つけたのは惨殺された集落と凶暴な大猿。そして一人生き残った娘は… これまでは主に後宮や王宮の中が中心で政治闘争的なストーリーだったが、今回はぐっとファンタジー色が強くなり、世界も広がって物語が生き生きしてるように感じた。 前作までいまいちよくわからなかった若宮と雪哉の心情もかなりクリアになってきて、ますます面白くなってきた。続編が楽しみ。

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2018/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

やっぱり帰ってきた雪哉。 あとは、どういう形で若宮に仕えるかだけど。 山内衆になるとは、さすが北家当主の孫。 これを読んで思ったのは、心がないという若宮をして嫌いと言わしめたあせびは、なかなかのもんだな、ということ。

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2016/11/18

いよいよ本編突入で よもやの雪哉が再登場でかなり重要なポジション。 1、2巻でのワクワク感があんまり感じられなくて、終始戦いに明け暮れているようだった。残酷な描写が多かったのもイマイチ入り込めなかった。

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2016/11/03

前巻で職を辞し実家に戻った雪哉が、役に立たなくて追い返されたと嘘をつき昔の様に怠け者の役立たずのフリをして惰眠をむさぼっていると里に異変が。 いかにもヤバイ薬キメちゃいましたって感じの男が飛んできて、人を襲い始めたのでてんやわんや。 そこにさっそうと現れた中央より可及の件で雪哉...

前巻で職を辞し実家に戻った雪哉が、役に立たなくて追い返されたと嘘をつき昔の様に怠け者の役立たずのフリをして惰眠をむさぼっていると里に異変が。 いかにもヤバイ薬キメちゃいましたって感じの男が飛んできて、人を襲い始めたのでてんやわんや。 そこにさっそうと現れた中央より可及の件で雪哉の力を借りに来たという使者が。 どうやら谷間でも与り知らない危険な薬が中央にまで広がり始めているとか。  なんやかんやで使者を手伝う羽目になってしまった雪哉が今回も大活躍。 今まで眉唾だと思っていた金烏の話の真の意味も知ることに。 前回まではあくまでも山の中での権力闘争だったけど、今回は外部からの襲撃なので危険度が段違い。  これ大昔のお話ではなくて、今の世の中と平行世界みたいだなぁ。 どうも外界っていうのはこっちの世界の事で照明で夜も明るいらしいし。 今回撃退した敵と数年後に再度戦闘になるらしいけど、その時の舞台がこっちの世界だったりするのかな? 次回も気になります。

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2016/09/20

 八咫烏が支配する山内で、危険な薬の被害が報告され、若宮と雪哉が調査に赴くと、最北の村で大猿が村人を食い尽くしていた。薬と大猿の関係を探るうち、雪哉は真の金烏の秘密を知る。  浜木綿の気っぷのよさに惚れ惚れする。金烏の秘密は重く、それだけに権力闘争に明け暮れる上層部の貴族たちが情...

 八咫烏が支配する山内で、危険な薬の被害が報告され、若宮と雪哉が調査に赴くと、最北の村で大猿が村人を食い尽くしていた。薬と大猿の関係を探るうち、雪哉は真の金烏の秘密を知る。  浜木綿の気っぷのよさに惚れ惚れする。金烏の秘密は重く、それだけに権力闘争に明け暮れる上層部の貴族たちが情けない。

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