黄金の烏 の商品レビュー
今までの3作の中で一番好き。 2日くらいで読み切れるところもいい。 早く次を読もう。 近所に八咫烏という居酒屋の看板を発見。
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日本神話にも登場する三本足の伝説の烏「八咫烏」…人間の姿に変身することもできる彼らが支配する山内を舞台にして描かれる異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」の3作目『黄金の烏』です。 1作目は日嗣の御子である若宮の妃を選ぶお話で、2作目は1作目と同じ時系列での若宮側のお話でした。そ...
日本神話にも登場する三本足の伝説の烏「八咫烏」…人間の姿に変身することもできる彼らが支配する山内を舞台にして描かれる異世界ファンタジー「八咫烏シリーズ」の3作目『黄金の烏』です。 1作目は日嗣の御子である若宮の妃を選ぶお話で、2作目は1作目と同じ時系列での若宮側のお話でした。そして3作目となる今回は、やっと舞台となる「山内」という世界の構造や真の金烏についても、まだまだ謎はありますが明らかとなります。 いやぁぁぁ〜すごいですね。私が想像する世界観やお話のはるか上の方で展開されていく感じです。てっきり…(自粛)だと思っていたのに、…(自粛)だったとは⁈この八咫烏シリーズのお話の全容が、私の想像もつかないほど壮大になりそうな予感がしてます。 今作でも伏線が、特にプロローグが秀逸で、最後の最後までひっぱられました。そして最後の雪哉がめちゃめちゃかっこいい!もうねぇ、早く次巻が読みたいです。
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八咫烏シリーズの3作目 1作目はややこしくて読むのがタイヘンだったが、2作目から読みやすくなっている。 今回は八咫烏の世界に大猿が侵食してくる話。 金烏の定義みたいなものも描写されており、よくできた話だと感動する。 色々と難しいストーリーを読みやすくなっていく作家さんの成長も感じ...
八咫烏シリーズの3作目 1作目はややこしくて読むのがタイヘンだったが、2作目から読みやすくなっている。 今回は八咫烏の世界に大猿が侵食してくる話。 金烏の定義みたいなものも描写されており、よくできた話だと感動する。 色々と難しいストーリーを読みやすくなっていく作家さんの成長も感じることができるシリーズだと感じます。
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前作で雪弥の存在がとても大きかったので、引き続き雪弥が出てきて嬉しかったです。1作目を読んだときには、よもやこういう展開になるとは思ってもいなかったので、とても面白く読みました。 今回は視覚的怖さもあり現代社会に通じる問題もあり、どうやら次作も雪弥の成長を見守れそうなので、早く次作が読みたいです。
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八咫烏シリーズの三作目。今回からは「猿」と「人間」も登場。猿は八咫烏を脅かす【敵】として描かれているのだが、人間の存在が、文明社会の闇を象徴するかのような立ち位置にあり、人間としては考えさせられた。大奥ファンタジーものから、跡目争い活劇に発展したこのシリーズは、三作目にしてファン...
八咫烏シリーズの三作目。今回からは「猿」と「人間」も登場。猿は八咫烏を脅かす【敵】として描かれているのだが、人間の存在が、文明社会の闇を象徴するかのような立ち位置にあり、人間としては考えさせられた。大奥ファンタジーものから、跡目争い活劇に発展したこのシリーズは、三作目にしてファンタジー色を弱め、今を生きる人間に、少しだけ問題提起をしたように思えた。次回作も楽しみ。
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信じることは疑うことよりも難しい。 作中内の伏線と鮮やかな回収がいつものことながら素晴らしく、今まで用語として使用していた「山内」「人形」の真の意味、なにより金烏の存在意義が明かされ非常に読み応えがある一作でした。 しかし作中で1番脱帽したのは、シリーズ一作目で植え付けられた疑心暗鬼を利用したトリック。ここまで小梅が怪しいのであれば逆に信じていいのでは…?でも本当に信じていいのか…?と完全に作者の掌で踊っていました。 また雪哉が前作で若宮の元を去ったにも関わらず、今作で忠誠を誓う流れも理にかなっており、さらに雪哉自身の理屈で思考し行動する性格とも合っていて素晴らしい展開でした。ストーリーの起伏作りと情報の出し方が天才的すぎる。 個人的には浜木綿と真赭の薄がでてきたのが嬉しかったです。あと洞窟の小猿の兄弟の下りが後々影響してくるんだろうな…。 次作も楽しみです。
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雪哉………!!!とにかく雪哉がめちゃくちゃかっこよかった。 八咫烏の存在は物語の中では人間とは全く関係のないフィクションなのかと思っていたが、ここにきて人間が八咫烏の世界とどのように関わっているのかが分かってとても面白かった。今まで曖昧だった「金烏」の正体や役割が明かされ、それを...
雪哉………!!!とにかく雪哉がめちゃくちゃかっこよかった。 八咫烏の存在は物語の中では人間とは全く関係のないフィクションなのかと思っていたが、ここにきて人間が八咫烏の世界とどのように関わっているのかが分かってとても面白かった。今まで曖昧だった「金烏」の正体や役割が明かされ、それを知った雪哉の行動に惚れた。どんどん立派になっていくのがなんか寂しい…
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・たぶん全巻のなかでも重要な回なんだろうと思う。 ・伝奇小説でありつつミステリでもある作品の第三巻。 ・前巻に続き雪哉と若宮である奈月彦が活躍する。 ・危険なドラッグが出回る。 ・八咫烏を喰らう大猿が出現する。 ・大猿に喰われつくした村で唯一生き残った少女は何をしっているのか。 ...
・たぶん全巻のなかでも重要な回なんだろうと思う。 ・伝奇小説でありつつミステリでもある作品の第三巻。 ・前巻に続き雪哉と若宮である奈月彦が活躍する。 ・危険なドラッグが出回る。 ・八咫烏を喰らう大猿が出現する。 ・大猿に喰われつくした村で唯一生き残った少女は何をしっているのか。 ・少女の言動に胡散臭いものを感じる雪哉。 ・ミスディレクションを誘うような記述に注意を払いつつやはり惑わされるかもね。 ・真の金烏とはなにか。そしてその能力とは。 ・この世界とぼくらの世界の関わりかたも暗示される。
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お帰りなさい雪哉!!! 可愛いぞ雪哉!!! そして似たもの夫婦だな若宮!! とりあえず墨丸と兄上のお風呂シーンが素敵で何度も読みました。 今回はハラハラの連続ですが、私が大好きな薄ちゃんも相変わらず聡明で素敵でした。 猿との決着はなんとなくモヤモヤしましたが、今後決着するのでしょう。そして不知火の正体や仙人蓋の正体にザワリ。まったくのパラレルワールドじゃないのか…。 ラストシーンを読んで、十二国記の主上と麒麟の関係を思い出してしまいました。 次作も楽しみです。
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