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海賊とよばれた男(下) の商品レビュー

4.2

463件のお客様レビュー

  1. 5つ

    193

  2. 4つ

    144

  3. 3つ

    77

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2024/09/07

オーディブルで視聴。 仕事とは理念とは、心震える展開の連続。 ただ、あまりに美化しすぎていて、少し気持ち悪さも感じた。

Posted byブクログ

2024/08/26

下巻になっても続くありとあらゆる困難の波に、読者側が波にのまれそうになりながら読破した。特にイランへの契約、タンカーを到着させるまでの過程にどれだけの波瀾万丈があったか。一難去ってはまた一難、結局それが最後まで続いたので驚いた。 国岡が人を信頼する大切さを哲学として掲げていたが...

下巻になっても続くありとあらゆる困難の波に、読者側が波にのまれそうになりながら読破した。特にイランへの契約、タンカーを到着させるまでの過程にどれだけの波瀾万丈があったか。一難去ってはまた一難、結局それが最後まで続いたので驚いた。 国岡が人を信頼する大切さを哲学として掲げていたが、裏切りや人を貶める卑しい考えは恨み辛みを増幅させるだけで何も生まれないことが分かる。人の成長、民族の成長は人を信頼して、発展的な考えで交流をしていくのが、新たな時代の生き方だと感じた。

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2024/08/21

とてつもなく面白かった、、この人が存在してたことが信じられないぐらい。日本人とは何か、すごく考えさせられたし、日本人として何ができるか、またその誇りを持っていきたいなと思った。そして石油を取り巻く歴史と生々しいやり取りを見て、石油の魔力を知ったし、これからの世界はどうなるか考えた...

とてつもなく面白かった、、この人が存在してたことが信じられないぐらい。日本人とは何か、すごく考えさせられたし、日本人として何ができるか、またその誇りを持っていきたいなと思った。そして石油を取り巻く歴史と生々しいやり取りを見て、石油の魔力を知ったし、これからの世界はどうなるか考えたくなった。私も同じぐらい熱い気持ちで、頑張れる商材を見つけたいなと思った。

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2024/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2013年(第10回)。1位。 「白秋」S22~28。セブンシスターズとの戦いとイランから油田を運ぶまで。 「玄冬」S28~49。パーレビはアメリカの傀儡政権だったのだね。ホメイニに奪還。 植民地にされたアジア、中東は、搾取され人々は貧困に耐えるしかなかった。 出光、すごいなぁ。家族があるから・・・なんて言い訳よくきくけれど、傑物は家族(というかまわり)も納得させるんだな。この人についていきたい、と。 明治~昭和を揺るがした石油の物語。

Posted byブクログ

2024/05/22

男臭い物語。 国岡の生き方、信念を貫き通す姿勢、 部下達も店主の為に命懸けで戦う姿に感動した。 日田との絆も良かった。 日田重太郎がカッコ良すぎた。

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2024/05/05

本屋大賞歴代受賞作品読破チャレンジの一環として読んだこちらの本でしたが、国岡鐵造の信念を貫く生き様がただただすごかったです。 出光興産の創業者である出光佐三さんがモデルなんだそうですね。 登場人物たちからの視点はなく、いわゆる神視点?で出来事を追っていくので、感情移入はできま...

本屋大賞歴代受賞作品読破チャレンジの一環として読んだこちらの本でしたが、国岡鐵造の信念を貫く生き様がただただすごかったです。 出光興産の創業者である出光佐三さんがモデルなんだそうですね。 登場人物たちからの視点はなく、いわゆる神視点?で出来事を追っていくので、感情移入はできませんでしたが、それでも何度も胸に迫るものがありました。 さすが本屋大賞受賞作品なだけあって、めちゃめちゃ読み応えありました。日本の歴史の一部分として、ぜひ若い人に読んで欲しいです。

Posted byブクログ

2024/04/22

面白かった。 ノンフィクションであり、フィクション小説という感じか。 歴史の教科書の行と行の間の物語を読んでいる感じだが、 石油に対する人類の考えを思い知らされた感じがする。 史実としてもっと日本人が知るべき作品なのかなと思いました。 久々によい作品に出合えました。

Posted byブクログ

2024/04/22

国岡鐵三。 この男なくして今の石油業界なしという話だった。 今の時代では通用しない働き方だが、これ程までに気概のある人はいないだろう。

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2024/02/27

激動の時代を不屈の精神で生きた主人公、国岡鉄造。 出光佐三さん。 戦争、金融恐慌、関東大震災‥ コロナという厄災が訪れている今と重なって、どんな時も下を向かず、上を向いていかないといけないと強く思いました。 そして、どんな時代の非常事態でも私利私欲のために生きる人たちもいる事実...

激動の時代を不屈の精神で生きた主人公、国岡鉄造。 出光佐三さん。 戦争、金融恐慌、関東大震災‥ コロナという厄災が訪れている今と重なって、どんな時も下を向かず、上を向いていかないといけないと強く思いました。 そして、どんな時代の非常事態でも私利私欲のために生きる人たちもいる事実もつらい‥。 負けちゃいけない。 1973年の石油ショックの時の言葉、 「ぼくは、今度の石油危機は、日本国民にとっては天の下された試練と言えるのではないかと思っている。国民は享楽に慣れきって、節約を忘れてしまった。そこで天がモノを大切にせよと反省の機会を与えたのではないか」 考えさせられます。 今、私たちの試練で向き合わないといけないことは何か。 ちゃんと向き合って乗り越えた先に、一歩進んだ新しい世界があるはず。 そういえば、展示やコレクションが好きで何度か行っていた出光美術館。 全然意識していなかったけど出光佐三さんのコレクションでしたね。

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2024/02/24

この手の内容の本は、あまり得意ではなくて、本屋大賞をとっていたにもかかわらず、ずっと読まないままでした。 主人が読んで、すごくよかったと言っていたので、今回ようやく読んでみることに。 さすが、本屋大賞作品。 どんどん読み進めていけました。 今の時代では中々見ることのない、...

この手の内容の本は、あまり得意ではなくて、本屋大賞をとっていたにもかかわらず、ずっと読まないままでした。 主人が読んで、すごくよかったと言っていたので、今回ようやく読んでみることに。 さすが、本屋大賞作品。 どんどん読み進めていけました。 今の時代では中々見ることのない、仁義。大和魂。人間力。 店主の徹底的に人を信じる、日本を思う心に感動しました。そして、日田さんもすごい。 昔の人は、実際に相手と対峙して、自らの感覚のみで、その人を信じるか信じられないのか判断をしていて、それが羨ましいし、本来の姿だと思う。 現代は…SNSが普及しすぎて、何が正しいのか…自分で判断出来なくなってしまい、周りの評価ばかり気にしすぎて、だから、人間関係も気薄になり、どんどん薄っぺらい社会になってしまっている気がする。 こんな熱い時代、私も体験したかった。

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