名もなき花の の商品レビュー
シリーズ第3弾。ちょっとお草さんの物語にして、物語化するのが難しくなった?なかなか読み進まなかった。 小蔵屋の珈琲豆の話。黒幕は誰? マスターの心配する萩尾くん、勅使河原先生、ミナホちゃん。それぞれに思いはあるが、みんなが笑ってくれれば、きっとお草さんはそれでいいのだ。 ポンヌ...
シリーズ第3弾。ちょっとお草さんの物語にして、物語化するのが難しくなった?なかなか読み進まなかった。 小蔵屋の珈琲豆の話。黒幕は誰? マスターの心配する萩尾くん、勅使河原先生、ミナホちゃん。それぞれに思いはあるが、みんなが笑ってくれれば、きっとお草さんはそれでいいのだ。 ポンヌファンに行ってみたい。
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シリーズ3作目。今回は小蔵屋に珈琲を卸している会社の社長交代によるお草さんの悩みから始まり、新聞記者の萩尾と彼の民俗学の師匠である勅使河原、その娘のミナホのギクシャクした関係、その原因となる15年前の事件…お草さんは彼らの止まった時間をなんとかしたいと思うが… 最後の最後まで真相が分からず、これは解決するのか??ってハラハラした。おかげで最初のミトモ珈琲商会のことはすっかり忘れてしまっていた。そちらもスッキリして良かった。
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今回は純粋な若い恋心が罠にはめられる。挙げ句の果てに言葉足らずの戒めがわかってもらえず、関係した者達を長年苦しませる大事になってしまっていた。 このシリーズは主人公が70歳超えの(敬意と愛をこめてあえて言わせて)おばあちゃんなので私にとっては学ぶべき考え方がたくさん散りばめられ...
今回は純粋な若い恋心が罠にはめられる。挙げ句の果てに言葉足らずの戒めがわかってもらえず、関係した者達を長年苦しませる大事になってしまっていた。 このシリーズは主人公が70歳超えの(敬意と愛をこめてあえて言わせて)おばあちゃんなので私にとっては学ぶべき考え方がたくさん散りばめられています。 シリーズはまだまだ続くのでこの先も学ばせていただきます。(^^)
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'23年7月2日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ、三作目、だっけ? うーん…前二作から、あまり変わらない、味わいだったケド…なんだろう?飽きた?正直、前二作ほどには、楽しめませんでした。 なんというか…違和感がಥ‿ಥ 偽善、というのでも...
'23年7月2日、Amazon audibleで、聴き終えました。シリーズ、三作目、だっけ? うーん…前二作から、あまり変わらない、味わいだったケド…なんだろう?飽きた?正直、前二作ほどには、楽しめませんでした。 なんというか…違和感がಥ‿ಥ 偽善、というのでもなく…主人公そうさんの、お節介が過ぎるような… 作品は、自分を写す鏡、と考えれば…今の僕がやさぐれてるだけかも(ᗒᗩᗕ)それとも、飽きただけか? 本来はホノボノした作品のハズなのに…上記のような感想で、その意味で、考えさせられました。
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「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ第3弾。 誰もが抱えているものはあるものだけど、 それを口にしなかったのは誰かへの配慮があったからか…。 その思いの向きが違ったことで、 関係が拗れていくのが何ともやるせない。 苦い話が多いこのシリーズ。 それでも読みたくな...
「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ第3弾。 誰もが抱えているものはあるものだけど、 それを口にしなかったのは誰かへの配慮があったからか…。 その思いの向きが違ったことで、 関係が拗れていくのが何ともやるせない。 苦い話が多いこのシリーズ。 それでも読みたくなってしまう。
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70半ばすぎた老婆が主人公のシリーズ3作目。 たいして面白いとは思わないが、何となく気になって読み続けてしまう不思議な魅力がある。 物事はスッキリ解決しないし、大団円的なこともない。 いわゆるカタルシスが無いけどモヤモヤも残らない。 生きている限り季節は巡り日々の暮らしは続いて行く。物事は成るようにしか成らないし思い通りに行く事なんかは滅多にない。でも明るい気持ちを保ちつつ心を配って出来る事を精一杯やっていこうとするアクティブな老婆の物語に引き込まれてしまう。 シリーズ全部読んだら草さんロスになるのかな? 作品紹介・あらすじ 新聞記者、彼の師匠である民俗学者、そしてその娘。ある事件をきっかけに止まった彼らの時間を、お草さんは動かすことができるのか?
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うーん.今回はお草さん大活躍!!というより近所のお節介おばあちゃんって感じ. お節介な人がいた方が良い方向に進む事もあるんだろうけど. うーん. 萩尾とミナホは今更かな...
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テレビドラマになりそうなお話だなと思ったら、作者のwikiで本当にドラマ化されていたことを知った。 (原作は、1、2作目の「萩を揺らす雨」と「その日まで」) 見てみたかったな。 ドラマの公式ページで見たお草さん(富司純子さん)は、イメージしてたお草さんより華がありまくりだった。
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和食器とコーヒー豆を扱う小蔵屋を営むお草さんこと杉浦草の日々の事件簿。 お草さんがコーヒー豆をおろしてもらっているミトモ珈琲商会の社長が娘の令に就任してから すれ違う親子関係に更にきれつを入れようとしている社内の存在に気づいたこと。 コーヒーの師匠であるバクさんのお店でかつて知り合った若き青年萩尾との再会。 新聞記者となった萩尾が追っていた八百屋の産地偽装の真相。 親友の由紀乃の親戚の元高校教師で郷土史家の勅使河原先生とその娘の美容師のミナホ。 正義感が強すぎるあまりに時に暴走してしまう萩尾の不器用さが 彼とミナホがかつて18歳のときの過ちを 今でもひきづっていた真実。 ミナホは萩尾の気を引きたくて、藤田と共謀してお寺で偽装の歴史的発見を萩尾にさせたが それを本気にした萩尾、そんな彼の無邪気さも知らずに懲らしめるために世の中に発信することになってしまった勅使河原先生の誤算。 それぞれの思いがすれ違って解けないくらいに絡まって いつまでも呪いのようにそれらから逃れられなかった人間関係。 切ないのう。でも彼らはまだ若い。 いつだって、関係はやり直せるはずだなあ。 お草さん今回もお見事。
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シリーズ読み返そうとまとめ借りしたけれど 続けて読むと舌に残った苦味が徐々に濃さを増してしまうのかも。 次を読む前にいったん小休止しよう。 [図書館·再読·4月28日読了]
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