1,800円以上の注文で送料無料

名もなき花の の商品レビュー

3.4

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2018/06/28

あまりにもたくさんの人の思いが交錯し、読んでいてこんがらがってしまいました。何度か戻って読み直して、確かめたりして…。 私には、短編の方が読みやすかったです。

Posted byブクログ

2018/06/14

小蔵屋を営むお草さん。第3弾。 周りで起こる不可解な事などに、ついつい見ぬふり出来ず、首を突っ込んでしまう。 今回は新聞記者の萩尾が中心に話が進む。 どうも彼には何か隠していることがある。 おせっかいが実を結ぶが、なかなかその道のりは遠い。 2018.6.13

Posted byブクログ

2018/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

*小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。15年前のある“事件”をきっかけに、3人の関係はぎくしゃくしているらしいのだ。止まってしまった彼らの時計の針を、お草は動かすことができるのか。好評第3弾! * 前作同様、やるせなさと温かさが交錯する独特の小蔵屋ワールドです。自分の想いだけでは済まされないもどかしさ、大人ならではのあきらめや達観…それでも、その先の柔らかい希望に繋げていくような世界観が本当に繊細な1冊。

Posted byブクログ

2018/01/21

面白かった。のだが、読んでる途中でしばしば迷子になりました。 分の波にうまく乗れず、読み返すことしばしば。

Posted byブクログ

2018/06/24

今回は短編が続き物になっていました。萩尾の苦悩。ミナホの苦悩。勅使河原先生の苦悩。優しい文章でいつものように温かくなるお話でした。 草さんは本当に優しい人だなぁ。 ゲンエイ円空仏様は結局どうなったのかしら?

Posted byブクログ

2017/08/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 小蔵屋を営むお草は、新聞記者の萩尾の取材を手伝って以来、萩尾と、彼のライフワークである民俗学の師匠・勅使河原、その娘のミナホのことが気にかかっている。15年前のある“事件”をきっかけに、3人の関係はぎくしゃくしているらしいのだ。止まってしまった彼らの時計の針を、お草は動かすことができるのか。好評第3弾! 【感想】

Posted byブクログ

2017/06/02

シリーズ3作目もしっとりと切なかったです。お草さんの生きる姿勢が好きです。こんな風に素敵に歳を重ねたいです。こないだ読んだ、品のある生き方をお草さんはされていると思いました。言わないでいいことは言わないでいることを、お草さんはちゃんとわきまえてる。作品のメインになっている事件は今...

シリーズ3作目もしっとりと切なかったです。お草さんの生きる姿勢が好きです。こんな風に素敵に歳を重ねたいです。こないだ読んだ、品のある生き方をお草さんはされていると思いました。言わないでいいことは言わないでいることを、お草さんはちゃんとわきまえてる。作品のメインになっている事件は今回も苦かったのですが、切なさも感じつつ、前に進むところがよいです。丁寧に淹れた珈琲も飲みたくなります。小蔵屋行ってみたいな。

Posted byブクログ

2017/02/10

図書館で。 シリーズ二巻からちょっと感じていた違和感なのですがいきなり話に出てきた登場人物が準主役という感じの展開になり戸惑う感じです。今回出てきた草さんのコーヒーの師匠もなんだかシリーズ通してずっと出張っているような存在感があるので一瞬、1、2巻で出てきたのを読み落としたか?と...

図書館で。 シリーズ二巻からちょっと感じていた違和感なのですがいきなり話に出てきた登場人物が準主役という感じの展開になり戸惑う感じです。今回出てきた草さんのコーヒーの師匠もなんだかシリーズ通してずっと出張っているような存在感があるので一瞬、1、2巻で出てきたのを読み落としたか?とか思ってしまったですよ。そして萩尾君とミナホさん?だかミナコさんはこんな草さんの思考の真ん中にドンと居座るほどの親しい二人だったのか?とか首を傾げました。いきなり出てきた登場人物が亡き息子を彷彿させるほどの仲みたいに突然言われても読んでる方ははぁ…左様で、としか思えないし。それを言ったら師匠も萩尾君のこと心配しすぎ(笑)草さんに頼んで何を期待しているんだろうか。大体、二人とも良い年した大人なんだから周囲が恋愛問題なんて首突っ込まなくてもいいんじゃないの?なんて思いながら読みました。円空さんの仏像も体の良い小細工に使われただけって感じでナンダカナ。実物が無くなっても論文発表して評価されるものなんだろうか?その辺りも先生には他にも立派な業績があった、とか無いんだろうか。 二巻でもいきなり登場したカレー店の女性その常連の説明がなく話が進んで困惑したんですが… 二巻で随分引っ張ったあの設計家はどうなったんだ?久美ちゃんとその後どうなったんだろう?前回出てきたライバル店のその後は?とかそう言うシリーズ常連をちょっとでもいいから出してくれたらこの町のお店って感じで読んでる方も親しみを持てると思うんだけどな。 そしてもう一つ疑問に残るのは和雑貨、特に食器を扱うお店の常連ってどんな人なんだろう。毎回コーヒー飲みに来る常連ってのはタダコーヒー目当ての人だろうか。反対に無料が悪いなって思って足が遠のく人も居ると思う。私だったら毎回無料コーヒー目当てに通ってるように思われるのは心外なのでそう言うお店は敷居が高いなぁ。まあ試飲だから来客者全員に振る舞ってる訳では無いのかもしれないけど。その辺り草さんのこだわりもよくわからない。コーヒー豆を買いたいんで試飲させてくれって人に応じるならわからなくはないんだけれども。 草さんと幼馴染の仲もちょっと変な感じ。お蕎麦なんてユキノさんの台所を借りて茹でた方が美味しいし重くもないと思うんだけどそこまでするのは出しゃばりすぎ、とかあるのかしら。でも隣家の修繕で足しげく市役所や借主の所在を訪ねたりするのはやりすぎではないのか…  なんだか言いたいことを言えなかったり、聞きたいことを聞けなかったりが多くてお話的にモヤっとする事が多いかも。日常なんてそんなものなのかもしれないけどとりあえずスッキリ解決、というわけにはいかないこの町のお話はもう続きはいいかなぁ。

Posted byブクログ

2016/02/20

おなじみ、小蔵屋のお草さんの活躍のお話。お互いを想っているのにぎくしゃくしてしまった関係に傍から見て心を痛めるお草さん。自分の心のなかに大切に思う誰かがいるということがその人の良心なのかもしれない。

Posted byブクログ

2015/12/26

今回の方が結構好きかも ポンヌファンっていうレストランや ミナホの美容院 この街を彩っているお店の姿が見れるのは楽しい。 イベントとか事件を通じて、その街の日常の姿が伺えるっていうのが面白いっていうか嬉しいんだと思う。落ちつくし、懐かしい感じもするし。 どっしりした世界観...

今回の方が結構好きかも ポンヌファンっていうレストランや ミナホの美容院 この街を彩っているお店の姿が見れるのは楽しい。 イベントとか事件を通じて、その街の日常の姿が伺えるっていうのが面白いっていうか嬉しいんだと思う。落ちつくし、懐かしい感じもするし。 どっしりした世界観があるから、事件があったとしても、きっと大丈夫、解決するよ、と思えるっていうか。その世界への信頼感が湧いてくるって物語、なかなかないかも。

Posted byブクログ