窓から逃げた100歳老人 の商品レビュー
原爆の発案者が主人公の話。あらすじ読んだ時は、てっきりタイムスリップの話かと思ってた。実際には、仲間を増やしていく大脱走話だった。 話題になってるから読んではみたものの、翻訳小説(というより、翻訳本)って、どうしてこうも読みにくいのだろうか……。視点がコロコロ変わってわけがわから...
原爆の発案者が主人公の話。あらすじ読んだ時は、てっきりタイムスリップの話かと思ってた。実際には、仲間を増やしていく大脱走話だった。 話題になってるから読んではみたものの、翻訳小説(というより、翻訳本)って、どうしてこうも読みにくいのだろうか……。視点がコロコロ変わってわけがわからなくなってくる。 内容としては窓から逃げた現在の話と、100年間を振り返る話に分かれているのだけれども、もう少し何かそれぞれの話に関わりがあってもよかったんじゃないかと(最後のほうで一応、結びつくのだけど)。
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真面目に読み始め、デタラメなのに繋がってる歴史に疲れ、いい加減に読み進めると、面白さがわかってきた。
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好みの本ではなかった ジャンル関係なく、行間を読むことが読書の楽しいところなのだけど、その必要がなくて残念だった 歴史上の人物との出会いや展開も予測できるし、ストーリーも同じようなことが繰り返されるばかり そういうこともあるよね〜って感じでした
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歴史や世界情勢にさっぱり興味が持てず流し読みになっていたためか、最後の辺りの伏線回収もいまいち楽しめず「ふーん」で終わってしまった。いまいち主人公に親しみが持てず、語り口もどうにも合わなくて、すべっているギャグを延々読んでいるような気分だったのがいけなかったかも。
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百歳老人アランの波瀾万丈な人生と現在の並行して進むストーリーが、読みにくかったのかものすごく時間がかかってしまった。面白かったし、文体も、ぶんしょうが短くて読みやすかったのに……。歴史的人物がたくさん出てくるので、そういう点でも楽しんで読めた。
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出鱈目に面白い。「なるようになる」「気にしない」「まずはウォッカで乾杯」。いくつになってもスタイルのある生き方をしてると、人生いいもんだと思えるんじゃないかな。
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「100歳男児はおしっこ履きで出立した(おしっこ履きというのは、高齢男子のほとんどが、用を足すとき履物をぐっしょり濡らすからだ)」。老人ホームではもうすぐ彼の誕生日パーティーが催されることになっており、女所長や市長も出席するはずだったが、彼だけは「そこへ顔を出すつもりはなかった...
「100歳男児はおしっこ履きで出立した(おしっこ履きというのは、高齢男子のほとんどが、用を足すとき履物をぐっしょり濡らすからだ)」。老人ホームではもうすぐ彼の誕生日パーティーが催されることになっており、女所長や市長も出席するはずだったが、彼だけは「そこへ顔を出すつもりはなかった」。 逃げ出した100歳老人の道行きは、支離滅裂・行き当たりばったり・抱腹絶倒の、さながらロードムービーだ。犯罪に冒険、出会いに別れ、友情、恋愛なんでもありで、中でもウォッカは欠かせない。そしてこのでたらめな逃走劇が進むにつれて、この100歳老人がスターリンやフランコやトルーマンやドゴール大統領らとともに20世紀の歴史を作ってきた、トンデモ人物だという過去が明らかになる。 シャンホール(18世紀のフランスの文人)は、「最も無駄になった一日は笑うことのなかった日である」と言った。この文言に同意する方のみ、本書を開いていただきたい。
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面白さのツボがわからず、断念。 映画化もされたらしいが、映像から入った方がわかりやすいんだろうか。
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100歳の老人が窓がから逃げるところから始まるロードノベル。かと思いきや、老人の過去がすごすぎ。。。 法螺ノベルでした。フォレスト・ガンプを思い出した。
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