チームが機能するとはどういうことか の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりに読んたビジネス書だった。翻訳文である為か、読みにくい表現も多く読み終わるのに時間がかかった。 チリ鉱山の救出劇もチーミングによって成し遂げられた事からもこのビジネス管理手法の有効性がわかる。 今、ビジネスも会社の中の考え方も 変わりつつある事を感じる。チ―ミングを組織の中で少しでも活かせるようにひとつずつ読み解いていきたい。
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様々な資料に基づいたチーミングの問題と具体的な解決例成功例が載っている。 エピソードが多くチーミングの課題に即していないときに読むと、冗長に感じる。具体的な問題に直面したら辞書的に読みたい。
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素晴らしい本。 チームを機能させるためのリーダーシップについて、現代的な状況を踏まえたエッセンスが広範に網羅されているし、体系的にも整理されている。 原著の出版か2012年と少し古い(2024年読了)が、書かれている内容は少しも古くなっていない。 むしろ複雑さが増すビジネス環境に...
素晴らしい本。 チームを機能させるためのリーダーシップについて、現代的な状況を踏まえたエッセンスが広範に網羅されているし、体系的にも整理されている。 原著の出版か2012年と少し古い(2024年読了)が、書かれている内容は少しも古くなっていない。 むしろ複雑さが増すビジネス環境に対しては、重要性かどんどん増している印象。 フレーミング、心理的安全性、失敗の戦略的活用、異なる組織間の連携など、状況に合わせて、どのようなリーダーシップを発揮するべきかがわかる。業務の種類(定型、複雑、イノベーティブ)に分けて論じられているのも好印象。
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企業の研究開発をリードする立場として、たくさんの知見を得られた。 軽く流し読みして終えるつもりだったが、重要なことが多く書かれており、熟読してしまった。一度に消化しきれる内容ではなく、思い出しと定着のために再読することになりそう。 ※書き途中
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今の会社の教科書的な本で、社員全員で読書会をして共通認識を持てるようにしました。 この本で学んだことで、実行フレームと学習フレームという言葉があり、今までわたしは実行フレームでメンバーに指示してきてしまったことにすごく反省をしました。 メンバーにとっては何も考えずにやるべきこと...
今の会社の教科書的な本で、社員全員で読書会をして共通認識を持てるようにしました。 この本で学んだことで、実行フレームと学習フレームという言葉があり、今までわたしは実行フレームでメンバーに指示してきてしまったことにすごく反省をしました。 メンバーにとっては何も考えずにやるべきことがわかりやりやすいだろうと思いますが、マネージャーである自分自身の首を絞め続けることになるので本当にやめないと… この本をメンバーも読んだことで、マネージャーのわたしの指示の意図も汲み取ってもらえるようになり、チームが活性化しました!
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2部読みかけ。 組織の心理的安全性は何度も読んでいるが、そもそも心理的安全性がなぜ大事なのかというと、レジリエンスの高い組織、失敗し学習する組織を作るために大事なのかなとおもった。 自分のチームは、チームとして良い成果を上げてきているが、部として会社として果たすべき役割を真に...
2部読みかけ。 組織の心理的安全性は何度も読んでいるが、そもそも心理的安全性がなぜ大事なのかというと、レジリエンスの高い組織、失敗し学習する組織を作るために大事なのかなとおもった。 自分のチームは、チームとして良い成果を上げてきているが、部として会社として果たすべき役割を真に全うしているかと問われると疑問が湧いてくる。 部の機能を全うするために課として果たすべきことはなにか?まで思い至っておらず、他人事の人が多いのではないかなと思った。 チームが機能するとはどういうことか、最終的には会社が機能するとはどういうことか?だと思う。考えながら読み進めたい。
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仕事の成功を収めるに当たって専門知識が必要になるが、近年多くの専門分野が狭くなってきているにも関わらず、世の中で解決すべき課題は一向に小さく狭くなってはいない。 仕事の成功には様々な分野とのコラボレーションが要求され、企業内外や分野内外の境界線を越えて問題解決を行うことが増加し...
仕事の成功を収めるに当たって専門知識が必要になるが、近年多くの専門分野が狭くなってきているにも関わらず、世の中で解決すべき課題は一向に小さく狭くなってはいない。 仕事の成功には様々な分野とのコラボレーションが要求され、企業内外や分野内外の境界線を越えて問題解決を行うことが増加しているのではないか。そんな中、たゆまぬイノベーションを続けていくにはどうしたら良いのか。 必勝法は、チーミング。学習しながら実行する組織・チームを如何に作るかがキモとなる。 これから最も成功するリーダーは、周囲の人達の才能を伸ばせる人だ。 はっきり意見を言い合い、協働することを求め、試み、試みた結果の失敗を振り返り知識として共有して次の行動に活かしていく。 自分を含めた人の心理を理解して、情熱を持って仕事にあたり、周囲を信じる。 人が自然と保身心理に陥ることを認識して、失敗を恐れず勇気をもって行動する。
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内容は柔軟なはずだが、和訳が硬いのか、コンテンツの良さが引き立たない。ややもすると、ピーター・センゲの学習する組織に帰結してしまう。
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当初はなんとなく本を読み進めていて、内容には共感しまくりだった一方で著者のことはほとんど知らなかった。それが最近になり心理的安全性についてもう一度勉強してみたら、まさかこの人が生みの親だとは知らずに驚いた。
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タイトルのとおり「チーミング」に軸足を置いた一冊だが、そのまなざしは生み出すべき価値へと向いている。 変化に適応し、課題と向き合い、価値を創出してゆく。そのために組織は学習する必要があり、チーミングが必要とされる。 いわゆる「心理的安全性」について深く学ぶという点はもちろんだが、...
タイトルのとおり「チーミング」に軸足を置いた一冊だが、そのまなざしは生み出すべき価値へと向いている。 変化に適応し、課題と向き合い、価値を創出してゆく。そのために組織は学習する必要があり、チーミングが必要とされる。 いわゆる「心理的安全性」について深く学ぶという点はもちろんだが、変化の過程で起きうる事象(一時的に「悪くなった」ようにみえることなど)や周囲の巻き込み方が非常に参考になる。
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