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人質 の商品レビュー

3.4

42件のお客様レビュー

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2017/01/07

道警シリーズ第6弾。 小島さんがメインの巻。佐々木譲さんの本を沢山読んできた成果なのか、ストーリー展開が読めるようになってしまい…。早い段階で犯人が絞れてしまってまして(笑)ドキドキハラハラ感が無かったのが残念ですが、チームワークの良さはいつもながらで本当に安心して読めます。長正...

道警シリーズ第6弾。 小島さんがメインの巻。佐々木譲さんの本を沢山読んできた成果なのか、ストーリー展開が読めるようになってしまい…。早い段階で犯人が絞れてしまってまして(笑)ドキドキハラハラ感が無かったのが残念ですが、チームワークの良さはいつもながらで本当に安心して読めます。長正寺さんレギュラー入りですかね。どうやら津久井さんにマジ惚れしてしまいました。次巻も楽しみ。

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2015/12/20

道警シリーズ第6作。 冤罪により4年間も服役させられた過去をもつ男が、警察責任者の謝罪を求めて人質立てこもり事件を起こす。たまたま現場に居合わせた小島百合巡査部長も人質になってしまう。 警察組織の不条理さを題材にしたこのシリーズ。今回も冤罪と知りながら無実の人間を収監し続けた...

道警シリーズ第6作。 冤罪により4年間も服役させられた過去をもつ男が、警察責任者の謝罪を求めて人質立てこもり事件を起こす。たまたま現場に居合わせた小島百合巡査部長も人質になってしまう。 警察組織の不条理さを題材にしたこのシリーズ。今回も冤罪と知りながら無実の人間を収監し続けた警察の傲慢ぶり、家族を人質に取られてもまだ組織の都合を優先する非情さなどに驚くばかり。

Posted byブクログ

2015/10/10

五月下旬の札幌。生活安全課の小島百合は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共にピアノのミニ・コンサートに行くことになった。ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。コンサートの主役...

五月下旬の札幌。生活安全課の小島百合は、以前ストーカー犯罪から守った村瀬香里と共にピアノのミニ・コンサートに行くことになった。ひと足先に、会場であるワイン・バーについた小島は、そこで人質立てこもり事件に遭遇する。犯人は強姦殺人の冤罪で四年間服役していた中島喜美夫。コンサートの主役は、中島が逮捕された当時の富山県警本部長の娘だったのだ。これは単なる謝罪要求なのか――。圧倒的な緊迫感で描く、道警シリーズ第六弾!

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2015/03/08

冤罪事件で警察のお偉いさんに謝ってほしいと、札幌のワインバーに、お客さんを人質に立てこもった犯人とその支援者。その本当の首謀者である支援者の狙いは…てなストーリーが堂々の長編作に引き伸ばされてるけど、この程度の内容だと、短編でぴりっと終わらせたら、もうちょっとましかも。。

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2015/01/24

ここまで複雑なことをしても、人質事件を起こした当の犯人から背景が手繰れる犯罪を起こした動機が少々、弱いのではないかと思われるし、そもそも二重に人質をということが必然として成立したという事実が語られていないのが残念。

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2014/11/04

道警シリーズ第6弾。 今回は題名の通り人質立てこもり事件。 ただ、読み進めていくうちに事件の二重構造が… 面白い展開でなかなかの良作。

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2014/11/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

安心の佐々木譲。 馴染みの面々が、よい意味でワンパターンに絡み合う心地よさ(笑)。 今回、津久井の絡みだけは少々物足りなかったけれどね…。 単行本の初出が2010年と、たったの4年前なのに、スマートフォンの扱いが“若者の間で流行り始めた最新ツール”的に描かれている点が既に古く感じられてしまうという……。 現代社会の急激な情報化を、改めて感じさせられた。 ★4つ、7ポイント半。 2014.09.20.了。 ※先日(2014年11月3日)、二時間ドラマで 「佐々木譲サスペンス③ 人質」と銘打たれたモノがあったので、思わず観てみたら・・・・。 最低・最悪、な駄作になってしまっていた。 小説の映像化でストーリーや設定の改変は当たり前だとわかっているし、多少のことでグダグダ言う気は毛頭無いが・・・・。あれは非道かった。 2時間ドラマで“あの3人”の関係性や過去の出来事(シリーズ第1作のエピソード)を描くのは無理がある、というのも理解している。しかし・・・・・。 しかし・・・・・。 キャストも演出もちぐはぐだし、脚本もボロボロ。 演技陣も・・・・・・。 俺の“道警シリーズを返せ!!!”と、叫びたくなった。

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2014/08/21

警官もの、好きなんだけど、それだけでなく、舞台が札幌の街、ということで、場面を具体的に浮かべながら読めるところが楽しくて…。今回の舞台は、伏見の、もと地先バラ園を挟んで、N43と反対の位置にあるワインバー。これは架空なのかな。堪能し、新作がまだハードカバーなので、図書館に予約しま...

警官もの、好きなんだけど、それだけでなく、舞台が札幌の街、ということで、場面を具体的に浮かべながら読めるところが楽しくて…。今回の舞台は、伏見の、もと地先バラ園を挟んで、N43と反対の位置にあるワインバー。これは架空なのかな。堪能し、新作がまだハードカバーなので、図書館に予約しました!お勧めの作品です。特に、札幌人に。

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2014/08/19

道警シリーズでは、ちょっと異色な人質立てこもり事件を描いた本作。 人質事件の裏に、何が隠されている? 単線的ではない展開に、大いに楽しめた。

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2020/11/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2014.8.13 〜 22 読了 冤罪事件など最近の実在トピックを絡めた、ちょっと変わり目の人質監禁事件に佐伯、小島、津久井、とこれまでの面々が関わってゆく。スト-リー展開が平板で緊迫感も無いような・・・前作までの切れ味に欠けてるかなぁ。

Posted byブクログ