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暴露 スノーデンが私に託したファイル の商品レビュー

3.9

50件のお客様レビュー

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2015/02/02

スノーデン氏が暴露に至った履歴と、その後は暴露した内容についてがわかる本。 この暴露はもう2年近く前の出来事だと信じられないくらい最近のことに感じています。 国家の権力とプライバシーについて考えさせられます。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp...

スノーデン氏が暴露に至った履歴と、その後は暴露した内容についてがわかる本。 この暴露はもう2年近く前の出来事だと信じられないくらい最近のことに感じています。 国家の権力とプライバシーについて考えさせられます。 ブログはこちら。 http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4815610.html

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2015/01/31

国家による無差別監視。やってるだろうな、と思いつつも、ここまでやってるのか、とゾッとさせられる。 イギリスでは報道の自由が憲法で保障されていないとは知らなかった。新聞社に乗り込んで、合意のもとでハードディスクを破壊させるって、結構えげつないことするなあ、と。 アメリカの大手メデ...

国家による無差別監視。やってるだろうな、と思いつつも、ここまでやってるのか、とゾッとさせられる。 イギリスでは報道の自由が憲法で保障されていないとは知らなかった。新聞社に乗り込んで、合意のもとでハードディスクを破壊させるって、結構えげつないことするなあ、と。 アメリカの大手メディアの体制寄りっぷりがショックでした。もちろんこれは著者側から見た意見で、大手メディア側にも言い分はあるだろうけど。

Posted byブクログ

2015/01/07

政府による通信の無差別監視。実際に行われていたという話には暗澹とした気持ちになります。しかもアメリカがやるとなれば世界的な影響があります。インターネットのインフラも、人気のあるサービスもアメリカに集中しているわけですし。 スノーデンは日本のNSAにデルの社員として派遣されていた...

政府による通信の無差別監視。実際に行われていたという話には暗澹とした気持ちになります。しかもアメリカがやるとなれば世界的な影響があります。インターネットのインフラも、人気のあるサービスもアメリカに集中しているわけですし。 スノーデンは日本のNSAにデルの社員として派遣されていた時に、機密情報のリークへの気持ちを強くして行ったようですが、日本で何を見たのかがきになります。「それまでより高次元の監視上の機密」「無人機によって殺される運命にある人々の監視映像を見たこともあります」等記述はありましたが。 この本では当然触れられていませんが、日本政府がこの件をどう捉えているのか、今後どういうスタンスで行くつもりなのかも気になるところです。

Posted byブクログ

2015/01/05

GoogleもfacebookもiphoneもOfficeも使う気なくすな、これ読むと。 エドワード・スノーデン氏をアメリカの機密情報を暴露した極悪人と評価するか、NSAの極度のプライバシー侵害を公にしたヒーローと評価するかによって、この本の評価も別れるだろうが。

Posted byブクログ

2015/01/02

著者がダメ。 ちょっとした事実をあらゆる形容詞を使って大袈裟に書くので、とにかくくどい。 暴露された内容そのものは、まるで映画の世界の出来事のようで庶民にはピンとこないが、 例えば秘密保護法なんかが成立する日本でも 同じような事は既に始まってるんやろなぁと思った。

Posted byブクログ

2014/10/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半の、記事が発表されるまでの話は面白く読みました(ちょっと劇的に書きすぎていて興ざめな部分もあるけど)。後半のリークされた内容については難しくてよくわからなかったとこも多かったのでとばし読み。 しかしまぁ、リークされた内容はそれほど驚かなかったな。電子媒体になってしまったら多かれ少なかれ情報操作や漏れは起こると思っているので。そもそもITの世界なんて、性善説に立ってないととてもじゃないけど使えないよね。だれも悪用しないという前提じゃなきゃ、ツイッターもフェイスブックもネットショッピングもやってらんないよ。ちなみに政府の秘密監視プログラムのための要求を拒んだのは、インターネット大手各社の中ではツイッターだけだったそうですよ。やるじゃん、ツイッター。

Posted byブクログ

2014/10/08

世紀の情報漏洩。「スノーデンファイル」よりも一層具体的で解りやすかった。いまだにgoogleやfacebookを使っているけれど、考えないといけない。米英が国家権力を乱用して政治的障害を不法かつ強引に取り除こうとする様が恐ろしかった。報道機関の多くが腰が引けていて、本来の姿を失っ...

世紀の情報漏洩。「スノーデンファイル」よりも一層具体的で解りやすかった。いまだにgoogleやfacebookを使っているけれど、考えないといけない。米英が国家権力を乱用して政治的障害を不法かつ強引に取り除こうとする様が恐ろしかった。報道機関の多くが腰が引けていて、本来の姿を失っているのも残念。現代社会はあからさまじゃないけれど、大アメリカ帝国と、同様に英語圏である英国連邦のアングロサクソン白人国家4カ国が世界を牛耳っているんだな、と糞面白くない結論に至りました。とっても差別的な世界で怒り心頭。

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2014/10/06

国家安全保障局(NSA)と中央情報局(CIA)というアメリカ二大情報機関に籍を置いたエドワード・スノーデンの暴露本。 WEB履歴もメールも電話もメッセンジャーも全てログを取られ傍受されている。そんな時代は普通に来ている。 国家レベルの秘密情報を扱う機関は国産の機器やサービスを使う...

国家安全保障局(NSA)と中央情報局(CIA)というアメリカ二大情報機関に籍を置いたエドワード・スノーデンの暴露本。 WEB履歴もメールも電話もメッセンジャーも全てログを取られ傍受されている。そんな時代は普通に来ている。 国家レベルの秘密情報を扱う機関は国産の機器やサービスを使うことがいかに重要か。 スノーデンの暴露によって白日の下にさらされた時代を変える実話。 最高峰の「事実は小説よりも奇なり」を味わえる一冊。ヤバイ!

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2014/08/24

業界人は目を通しておくべきか。 記事を出すまでの緊張感ある冒頭の下りと、第4の権力の崩壊を指摘する最終章が面白かったかな。ということで、次はエリック・シュミットの「第5の権力」か。

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2014/08/24

スノーデンが著者に接触するところから現在(当時)に至るまで、時間を追って物語風に記されているので話にどんどん引き込まれました。最初TVでこのニュースを見たとき、とても表に出てきそうもない情報を暴露するとはなんて勇気のある若者だ、それにその事が色々な妨害もなく(屈せず)世間に出てき...

スノーデンが著者に接触するところから現在(当時)に至るまで、時間を追って物語風に記されているので話にどんどん引き込まれました。最初TVでこのニュースを見たとき、とても表に出てきそうもない情報を暴露するとはなんて勇気のある若者だ、それにその事が色々な妨害もなく(屈せず)世間に出てきたなと衝撃を受けた事から、詳しい詳細に漠然と興味がありました。アメリカNSAが個人の通信の全ての情報(インターネット閲覧情報•電話通話記録等)を漏らさず取得しようとしていた事は驚きです。言われていたように、要注意人物や主要人物はそのターゲットになりうるという認識はありましたが、反政府的な芽を摘むという意味でも一般市民余すことなくとはそこまでやっていたのか、と。いまやネットは個人情報の宝庫でそれを盗まれ管理•操作されてしまうことがどれだけ自由と安全と人権を脅かすか、また見られてるかもという被害妄想によって行動が制限されてしまう、人間の心理による弊害については深く考えさせられました。無意識のうちに管理•洗脳されることが日々の生活の中でも確かにあると。反政府的な思想を少しでも持つものは芽を摘むがごとくに管理工作されつぶされる。筆者は政府のいいなりになっているような現在のジャーナリズムをも問題視しています。これは日本でも同じことかと。最後に、大きな組織•力であっても、論理的に考えて自ら意思決定する小さな人間ひとりひとりが、抵抗し挑戦し変えていく事ができると言っていて、まず意識を十分もって監視•行動することが大事だとおもいました。ちなみに筆者はその後アメリカに入国出来たのか気になるところ。ここまで大きな話題になったら簡単に逮捕とか出来ないと思うけど。

Posted byブクログ