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あつあつを召し上がれ の商品レビュー

3.8

292件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    122

  3. 3つ

    83

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    1

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2024/09/02

“1日10分のぜいたく”にもあった『バーバのかき氷』 胸があつくなった。 その他にも、時にクスッ 時にニコッ 時にウルっと なりました。 食べ物ってたくさん その日 そのメニューで思い出がありますよね。  作ってくれる人 食べてくれる人 一緒にいてくれる人  あたたかいな。 こ...

“1日10分のぜいたく”にもあった『バーバのかき氷』 胸があつくなった。 その他にも、時にクスッ 時にニコッ 時にウルっと なりました。 食べ物ってたくさん その日 そのメニューで思い出がありますよね。  作ってくれる人 食べてくれる人 一緒にいてくれる人  あたたかいな。 この1冊で、ランチセット食べてるような感覚。色々な味が食べれて お腹も心も満腹になるような。 おごちそうさまでした。

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2024/08/26

ひとつだけ、豚と心中するためにパリに旅立つ男の話が謎〜 あらゆる方面から食を愛する小川糸さんならではの茶目っけ! 手抜きだろうがインスタントだろうが構わないから「おいしい!」って思えるごはんが食べたいものです

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2024/08/06

非常に読みやすかった。 その中で、他人の人生に触れることができて、なおかつ美味しそうな描写に触れられて良い短編だった。

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2024/08/05

うわー食って最高!よだれが止まりません。 文章だけでこんな感情にさせるのは、本当にすごい。文章をよく味わいました。非常に美味しかったです。 かき氷と中華の話が好きだったな。私もばあちゃんっ子なので、後悔させたくない(後悔したくないというエゴでもあるのか?)衝動を痛いほど分かる。中...

うわー食って最高!よだれが止まりません。 文章だけでこんな感情にさせるのは、本当にすごい。文章をよく味わいました。非常に美味しかったです。 かき氷と中華の話が好きだったな。私もばあちゃんっ子なので、後悔させたくない(後悔したくないというエゴでもあるのか?)衝動を痛いほど分かる。中華は、まじで共感。美味しいものを一緒に分かち合える関係がいいよねー(^^)

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2024/07/13

食事にまつわる短編集 けして夜に読んではいけない…もう勘弁してほしいくらいおいしさの表現が危険すぎた 一番好きな短編は「季節はずれのきりたんぽ」だけど、読んでいてドキリとしたのは「いとしのハートコロリット」。オチが怖かった

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2024/07/06

食べ物短編小説7編。節目に関わったお料理や、大事な誰かと食べた記憶に残るもの、私だったら何だろう?と考えながら読みました。母から教わった我が家ならではの味、父こだわりの味…、憧れます。あと、第2編の「ぶたばら飯」絶対美味しい。

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2024/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

食べ物が素敵に描かれたヒトクセある短編集。 以下、短編ごとに雑に感想を残します。 「バーバのかき氷」 認知症(?)のおばあちゃんに、孫が思い出のかき氷を買ってきてあげる話。(我ながら要約が酷過ぎる) すんなり、良い話。 「親父のぶたばら飯」 父親に連れられて幼い頃から通った中華街のきったないけど美味い店で恋人にプロポーズする話。 プロポーズのシチュエーション、とても良い。 汚いけど美味いみたいなお店大好きだしそれが横浜中華街なのも良いし、お料理も全部美味しそう。素敵。 あと美味しそうに全部食べる女の人と結婚しなさい的なお母様の教えも素敵!!! 「さよなら松茸」 10年以上一緒にいた恋人と、お別れする前の能登旅行。 素敵な素朴な温泉宿で松茸料理を堪能する。 30代最後の誕生日にこんな過ごし方、、、と思ってしまうけど、なんだかとても人生。(?) ビターで素敵に描かれているけど、10年以上連れ添った恋人をさ、裏切ってさ、のらりくらり話し合い避ける男の人って最低!!! 「こーちゃんのおみそ汁」 乳癌?で早くに亡くなった母親に仕込まれたお味噌汁を毎朝お父さんのために作る娘、その娘が嫁に行ってしまう、っていう話。 主人公の名前、呼春でこはるって読むの素敵。 丁寧に仕込むお味噌汁、一回真似してみたい気がする。 「いとしのハートコロリット」 旦那さんとの記念日に、二人の思い出のパーラーで食事をする老婦人。ボケてしまっていて、実際食事をしてるのはファミレスだし、もう旦那さんも亡くなっちゃってて、切ないんだけど、こんなにも素敵な夫婦関係だったんだなあと思って、良いなあとも思った。 「ポルクの晩餐」 一番ぶっ飛んでた。 パリ出身の主人公(男性)は愛人のブタ(オス)と暮らしていて、心中のためにパリを訪れて、そこで美味しいものをたくさん食べて、食べて、食べて、そのあと絶食して餓死を試みるけど、やっぱり餓死は向いてないね、ってなる話。 性別に関して、この感想書いてて自分やっぱりバイアスあるんだなと思って少し自己嫌悪、、、っていうのは論旨とずれまくりだけど、とにかくクセ強。 主人公が愛人のブタの匂いを俺に取っては最高の香水だけど周囲の人間にとっては醜悪な〜的なこと言ってたり、結構どストレートな性的表現とかちょこちょこ出てきて、おもろかったり恥ずかしくなったりした。笑 「季節はずれのきりたんぽ」 亡くなったお父さんを偲んで母と娘で作るお手製きりたんぽ。美味しそうなんだけど、醤油と間違えて体に良いお茶を入れてしまったせいで雑巾絞ったみたいな味がするきりたんぽ鍋が出来てしまう。お手製きりたんぽ、どう考えても美味しそうだけど、雑巾絞った味って相当不味そう。想像すら難しいけど。

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2024/06/13

ー鮮烈な味の記憶が、ずっとある。 〈あらすじ〉 何年か前の思い出のかき氷、味にうるさい親父をうならせた中華飯店、恋人との別れの旅行。それぞれ忘れられない味がある。 〈感想〉 小川糸さんは喋々喃々以降久しぶりに読みましたが、やはりご飯の描写がたまらなく美味しそうで、口に唾がたま...

ー鮮烈な味の記憶が、ずっとある。 〈あらすじ〉 何年か前の思い出のかき氷、味にうるさい親父をうならせた中華飯店、恋人との別れの旅行。それぞれ忘れられない味がある。 〈感想〉 小川糸さんは喋々喃々以降久しぶりに読みましたが、やはりご飯の描写がたまらなく美味しそうで、口に唾がたまります(笑) 親父のぶたばら飯がたまらなく食べてみたいやつだなあ、、、。 短編小説としては、ちょっと後引く寂しさがある話もありましたが、この秀逸なごはん描写が全てをかき消してくれます。

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2024/06/10

ストーリーというより書き味自体が人間臭くて、まあでもそこが良くて、まあでもそこがやっぱりどうしても好きになれないんだよなあと改めて思うなど。

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2024/06/04

食の描写が素敵すぎる! あったかいごはんが食べたくなる 食と人は切っても切れない、食の中に思い出も沢山ある こーちゃんのおみそ汁はホロリと泣けた 妻に先立たれ、娘が嫁に行くお父さん 毎日味噌汁作ってくれた娘となら離れてても絶対仲良し親子だよ!

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