いろは匂へど の商品レビュー
京都の食器屋さんと、染色家の関わり。 綺麗な映像が浮かぶけど、染色家の光山のどっちともつかない感じは苦手で、最後までそれは変わらなかった。ブライアンみたいなわかりやすい人が私はいいなと思った。
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京都が舞台の、ちょっと大人の恋のお話。 主人公が浮き足立っていないところが良かった。 大人になったら若いときのように真っ直ぐに思い通りに動けないことが多くなります。色々知って経験して、だからこそ躊躇してしまう。 でもこれだというタイミングで動けるようになるのもまた大人。恋だったり、手に入れたいもの、見たいもの、食べたいもの。 躊躇しながらも自分のために何かを得ていく。そうやって生きていけたら少しずつ幸せを積み重ねられるのではないかなと思います。
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光山は根っからの人たらしなんだなぁ。 京都の雅な雰囲気と染織の伝統的な部分が相まってとてもよい空気感だった。あと紫と同年代の私としてはケガした時の一人身の大変さが身にしみた…。そんな時にブライアンみたいな人がいたら絶対惚れる。あと名前の影響もあるからだけど、ブライアンは茶色、肥沃な大地のイメージ。
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紫が営むお店のことも、紫の恋についても、すべて中途半端な感じがして楽しめなかった。光山さんは何でこんなにモテるの・・・?
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京都を舞台にした染色家と和食器店の女店主の大人のラブストーリーというのに惹かれ読み始めたものの、人たらしと言われる染色家の光山の魅力がちっとも分からず、和食器店を営む30代の紫の、年齢より頑なで幼い考え方に反発を覚え、その上、なかなか進展しない二人の仲にイライラし、光山を人たらしと作者はいうもののただの女たらしとしか思えず、心底がっかり。大人の恋物語に酔いしれたかったのに残念至極。
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京都、食器屋を営む紫。 パーティーで出会った、草木染めをやっている光山は 「ひとたらし」で有名な人だった。 人懐っこくて、だけど掴みどころのない光山。 気付いたら、惹かれていた。 彼の工房に通う、藤代さんとの過去。 紫に思いを寄せるブライアンと、4人での付き合い。 誘われた旅行、海外に住む両親 ブライアンの優しさ、突然の怪我。 光山に心を奪われてはいけないという気持ちと すべてを預けてしまいたいという気持ち。 完全に染まることはなかったけれど いい具合には染まることができた。 頑固で独りよがりな紫にとってのちょっとした冒険。 紫は傲慢だと思ったけど 恋心は自分ではどうにもならないしね。 若かったらわかることのできない オトナの恋愛事情。 最後の朗らかな様子がほっこりした)^o^(
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草木染めの美しさのみならず、自由さや奔放さが光山を魅力的にみせる。大人の恋愛小説で(いやらしさは一切ない)余韻がとても良かった。 好きな人に藤代さんみたいな人がいたら、藤代さんが素敵な分辛いかもな。けれどブライアンがいることでバランスが巧くとれてるのかも。ちょっとかわいそうな役回...
草木染めの美しさのみならず、自由さや奔放さが光山を魅力的にみせる。大人の恋愛小説で(いやらしさは一切ない)余韻がとても良かった。 好きな人に藤代さんみたいな人がいたら、藤代さんが素敵な分辛いかもな。けれどブライアンがいることでバランスが巧くとれてるのかも。ちょっとかわいそうな役回りではあるけれど…。
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恋愛もので和の雰囲気は好きな方だと思う。年齢の点でどうも違和感がついて回って、しっくりと受け入れられなかった。
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【あらすじ】 京都・二条で小さな和食器店を営む紫(ゆかり)。好きなものに囲まれ静かに暮らす紫の毎日が、20歳近く年上の草木染め職人・光山(こうざん)の出現でがらりと変わる。無邪気で大胆なくせに、強引なことを“してくれない”彼に、紫は心を持て余し、らしくない自分に困り果てる。それでも想いは募る一方。ところが、光山には驚くべき過去が――。ほろ苦く、時々甘い、恋の物語。 【感想】 初めは物語の展開が読めず、面白さがわからなかった。でも読んでいくうちに、京都の町の雰囲気や人柄の良さ、そして登場人物の個性が伝わってきて、だんだん楽しくなってきた。続きが気になって読み進めるペースが速くなった。瀧羽麻子さんの作品は、気持ちや風景、行動の言い回しがとても素敵で大好きだなあと改めて思った。
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染色工芸か~~~京都の人たらしおじさん(50)とお皿屋さんの女店主の恋・・・いいですね・・・。最初はンンン?と思ったけど、やっぱり瀧羽先生節があったな~~意外とシリアスってか複雑な恋模様がありましたね・・・ブライアンとかもね、良かったな~~
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