乱読のセレンディピティ の商品レビュー
乱読によって、思いもよらない結末を引き寄せる(セレンディピティ)可能性が増えるということは分かったけれど、文章の口調が若干気になる。そうは言っても、本書の執筆時91歳ということからして、ありがたいお言葉と思えば、言葉じりも気にならなくなるかな。
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どこかでオススメされていて、「思考の整理学」と同じ著者の本かと思って手にとってみた1冊。なんとなく内容は予想のついていたものだったけど、自分の頭で考えていることがよく伝わってきた1冊でした。特に、知識と知恵の部分。どれだけ本を読んでいようが、そこで得た知識を使いこなしていかないと...
どこかでオススメされていて、「思考の整理学」と同じ著者の本かと思って手にとってみた1冊。なんとなく内容は予想のついていたものだったけど、自分の頭で考えていることがよく伝わってきた1冊でした。特に、知識と知恵の部分。どれだけ本を読んでいようが、そこで得た知識を使いこなしていかないと意味はない。それと、2つ3つの専門分野をつなげることでお互いの専門知識を相手が活用しやすい土台がつくれていく部分は、だからこそ自分が経験してきたことでない領域の人たちと意見交換・情報交換していく意味があるんだよなと改めて思いました。
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途中、お年寄りにありがちな自分の話、になる。 今それとちょっとどういう関係か、難しくてそっちに気を取られてしまって困ったんだけれども(笑) ただ読み、その意見にうなずくだけじゃなく、なんでだろう?そういえば前読んだ本はこうだったような、とか自分の頭を使いながら読むことの大切さ。 ...
途中、お年寄りにありがちな自分の話、になる。 今それとちょっとどういう関係か、難しくてそっちに気を取られてしまって困ったんだけれども(笑) ただ読み、その意見にうなずくだけじゃなく、なんでだろう?そういえば前読んだ本はこうだったような、とか自分の頭を使いながら読むことの大切さ。 読めばいいってもんじゃない、というショーペンハウエルなら何て言ったかな、とか思いながら、でも頭を使って考えるから許してね、凡人なりに。なんて一人で結論付けた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本書は、本を読みすぎて知識過多(知識バカ)にならない、乱読のすすめ、忘却の意味、朝の大切さを主に説いている。「あした」「朝廷」の言葉の由来の話も興味深かった。 本をたくさん読むことや速読を推した本ではない。 著者が言うように本があふれるほどあっても一つ一つ丁寧に読む時間はない。知識ばかりで自分の考えが言えない人にはなりたくない。 部屋を換気するように、頭の中の知識を入れ替えることが大事だと思った。知識に埋もれないようにしながら、色んなジャンルに興味を持ち本を選びたい。
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外山滋比古さんの読書術。思考の整理学などでも書かれていた乱読の勧めが書かれたもの。乱読することで学際的な知識の結合でイノベーションが生まれることを前提に推奨している。 乱読はショウペン・ハウエルが書いたような悪い読書の仕方、思考の整理学でもグライダー人間といって考えない人間への警...
外山滋比古さんの読書術。思考の整理学などでも書かれていた乱読の勧めが書かれたもの。乱読することで学際的な知識の結合でイノベーションが生まれることを前提に推奨している。 乱読はショウペン・ハウエルが書いたような悪い読書の仕方、思考の整理学でもグライダー人間といって考えない人間への警鐘もあったのだが、この本ではその辺のデメリットはあまり書かれていない。 まぁでも本を読む楽しさが書いているのでいいんでないでしょうか。
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乱読によって意外なアイデアが出てくるのではないか乱読により総合知のようなジャンルを越えた感覚が身につくんじゃないかみたいなことを述べている。読書のことからはじまり、読むこと、読まれることなどに発展していく。いい意味での脱線。読んでみると既に乱読気味なので、あともう少し柔軟にセレク...
乱読によって意外なアイデアが出てくるのではないか乱読により総合知のようなジャンルを越えた感覚が身につくんじゃないかみたいなことを述べている。読書のことからはじまり、読むこと、読まれることなどに発展していく。いい意味での脱線。読んでみると既に乱読気味なので、あともう少し柔軟にセレクトできたらいいなと思った。
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乱読と言うと同時進行でいろいろなジャンルの本を読むこと、とつい最近まで考えていたのだが、最近は1冊ずつ読了しては敢えてジャンルを変えて本を読んでいる。本書の乱読は、まさにそのような読み方を推奨している。しかし、著者の言うところの乱読と、自分の行っているそれとではレベルが雲泥の差な...
乱読と言うと同時進行でいろいろなジャンルの本を読むこと、とつい最近まで考えていたのだが、最近は1冊ずつ読了しては敢えてジャンルを変えて本を読んでいる。本書の乱読は、まさにそのような読み方を推奨している。しかし、著者の言うところの乱読と、自分の行っているそれとではレベルが雲泥の差なのかも知れないが……1923年生まれの著者だが、文を読んでいる限り、とても若々しい感じがする。レベルは違えど乱読のセレンディピティを味わえるような読書をしていきたい。
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知的メタボリックシンドロームを打破するには、思考力を忘れない、鍛える →朝に歩くが丁度良い。 いろんな本を読むことで思わぬセレンディピティが生まれる ルーナーソサエティ 勉強のための勉強は意味がない。勉強は自分の人生を豊かにする。生きる力を与えてくれる勉強をすべきだ。
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「セレンディピティ」 偶然力と訳すそうです。 誰にでも訪れる偶然をいかにして成功に結びつけるかという感じです。 今人間がコンピュータに勝てるとしたらこれくらいなのかもしれません。 実際リテラシーの部分でコンピュータを超えるのは難しくなってます。 ましてや僕のような凡人ならなおさら...
「セレンディピティ」 偶然力と訳すそうです。 誰にでも訪れる偶然をいかにして成功に結びつけるかという感じです。 今人間がコンピュータに勝てるとしたらこれくらいなのかもしれません。 実際リテラシーの部分でコンピュータを超えるのは難しくなってます。 ましてや僕のような凡人ならなおさらσ^_^; はっきりとは書かれてませんがマスターマインドについて書かれているように思います。 複数人が統一目標に強く進んで行く時大きな力が出ると。 これもコンピュータを超える能力ですね。 著者は「思考の整理学」というかなり評判になった本も書かれています。 僕も前著を読んでるのですが本書もなかなか難しい本ですσ^_^; 学生さんには売れてるそうですよ。
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頭が良いなと思う人は圧倒的に問を立てるのが上手い。上手い問を立てるということは能動的であるということだ。能動的であるということは、専門外のことにも興味をもって経験してみるということだ。それには、あっちこっちを散歩してみたり、色んな人と色んなテーマで話してみたり、目についた本を適当...
頭が良いなと思う人は圧倒的に問を立てるのが上手い。上手い問を立てるということは能動的であるということだ。能動的であるということは、専門外のことにも興味をもって経験してみるということだ。それには、あっちこっちを散歩してみたり、色んな人と色んなテーマで話してみたり、目についた本を適当に読んでみたらいい。最近たまたま沢山人と会って、散歩して、本はそんなに読めてなかったけど、この本読んでこの冒頭に繋がったのでこれも一種のセレンディピティなのかも
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