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乱読のセレンディピティ の商品レビュー

3.6

110件のお客様レビュー

  1. 5つ

    17

  2. 4つ

    29

  3. 3つ

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  4. 2つ

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2014/07/02

読書とは食事である。偏った食事だとメタボを起こし健康に良くない。色んなものをたくさん食べて健康なろう。ということか。勇気づけられる!

Posted byブクログ

2014/07/01

 書店にて、タイトルの魅力さに惹かれ、衝動買いした本。実際に読んでみたら、期待はずれであった感があります。筆者が何を言いたいのかがよくわからない・・・というと、読む側である私の読解力がないからなのかもしれませんが、私の受けた印象では、本書は筆者のエッセイの単なる寄せ集めであって、...

 書店にて、タイトルの魅力さに惹かれ、衝動買いした本。実際に読んでみたら、期待はずれであった感があります。筆者が何を言いたいのかがよくわからない・・・というと、読む側である私の読解力がないからなのかもしれませんが、私の受けた印象では、本書は筆者のエッセイの単なる寄せ集めであって、読書論を体系的に論じているわけでも、読書又は乱読とセレンディピティを常に関連付けて論じているわけでもないという印象。だから少し物足りなかったのかもしれませんね。  もちろん、部分的には面白いとは思います。筆者の仮説に共感するところもありました。例えば、本は借りずに自分で買うという美学。これは自分にも共通するところだし、本が溢れる時代で乱読が面白い読み方であることも共感しています。

Posted byブクログ

2014/06/25

エッセイ集。 思考の整理学に比べると随分と内容の薄さが目立つ。 こういう内容ならそれらしい根拠を示してもらわないとろくに読めない。 しょーもないビジネス本と同じ。 読んだ本の内容を覚えている必要はないという主張は、その聞き心地の良い言葉に惑わされるが、よく考えると知識を整理しな...

エッセイ集。 思考の整理学に比べると随分と内容の薄さが目立つ。 こういう内容ならそれらしい根拠を示してもらわないとろくに読めない。 しょーもないビジネス本と同じ。 読んだ本の内容を覚えている必要はないという主張は、その聞き心地の良い言葉に惑わされるが、よく考えると知識を整理しながらその蓄積を増やしていくことが、知識の関係性を意識的にしろ無意識的にしろ探っていくことに繋がり、それこそが思考することのような気がする。

Posted byブクログ

2014/06/13

特に「知的メタボリックシンドロームに陥らないためには時には忘却も必要だ」というのが印象深かった。 ぼくは乱読派なので、(というよりも、精読する習慣や能力が無い)日々、本を手に取りながらも満たされないという漠然とした不安感が払拭されたような気がする。 外山さんといえば、高校の教...

特に「知的メタボリックシンドロームに陥らないためには時には忘却も必要だ」というのが印象深かった。 ぼくは乱読派なので、(というよりも、精読する習慣や能力が無い)日々、本を手に取りながらも満たされないという漠然とした不安感が払拭されたような気がする。 外山さんといえば、高校の教科書に『知的創造のヒント』の文章が載っていたのがとても記憶に残っている。それにしても外山先生、文章が上手いなあ。

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2014/06/12

「読者のないものは、果たして、作品と言えるのか。」 乱読を行う事で、新しい発見がもたらされると説く本。大切なのは、全部覚えようとするのではなく、忘れても気にしたいこと。今の時代は、簡単に多くの本を手に入れることができるので、本が稀少であったころのように熟読するのはもったいない。...

「読者のないものは、果たして、作品と言えるのか。」 乱読を行う事で、新しい発見がもたらされると説く本。大切なのは、全部覚えようとするのではなく、忘れても気にしたいこと。今の時代は、簡単に多くの本を手に入れることができるので、本が稀少であったころのように熟読するのはもったいない。 本の評価は時代に左右される。昔に良いとされた本で現在でも読まれている本がどれだけあるか。絶版からの再版もいい例であろう。 舞台の外に、4人称が生じる。それは観客自身だ。私、あなた、彼、そしてそれを見る観客。ただ、時間を加えると5人称が生じるとする考え方は私には難しくてよくわからなかった。 最後に、忘れる事がなぜ重要なのか説明する。人間の無意識の行動はすべて大切だ。しかし、忍耐を要する記憶が重んじられる傾向がある。忘れる事で脳内が整理され、新しい考えが生まれる土俵が作られる。

Posted byブクログ

2014/06/13

たしかに、散歩をすると 思考は日常のいちばん身近なところから始まって、いつのまにかとんでもないところに行きついてたりする。ひとと話すことも また同様。 ところで、たしかに「ダメ」って言われるとやりたくなるよね。

Posted byブクログ

2014/06/07

読者の視点で、乱読の方法や効用などが解説されており、読書の姿勢を見直せた。 出会っておいて良かった本!

Posted byブクログ

2014/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

普段はあまりエッセイや評論を読まないのですが、この本は読みやすく、通読する事が出来ました。 話の中心は、今までの常識を覆す様な「乱読のススメ」なのですが、その他にも読書論や編集者論、朝型生活のススメなどなど読書や書籍、思考全般に関する事が豊富な具体例と共に論じられていて、「知の巨匠」がどうやって出来上がったのか気になる方にも勧めたい一冊になりました。  記憶の新陳代謝、忘却によって変化する記憶の美しさ=自然忘却の重要性というのに、忘れっぽい私は励まされました(笑)。  難しい言葉で難しく論じなくても、高度な事を論じられるのだなあと思った一冊。

Posted byブクログ

2014/06/02

思考の整理学の著者は80歳を超えてもまだまだすばらしい脳をお持ちになられている。これだけスイスイと頭に入ってくる文章をかける人はそうはいない。

Posted byブクログ

2014/05/30

今まで見てきた読書についての本とは違うことが多く書かれていたと思いました。 「セレンディピティ」を自分も起こすことができればなと思います。

Posted byブクログ