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世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ の商品レビュー

4.2

90件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    27

  3. 3つ

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2015/04/11

2012年 ブラジル  リオデジャネイロで開催された国際会議の中での ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチを絵本化したもの 絵本というカテゴリのなかでは、 小さい子には難しいかも・・・。 でも、幸せの価値観を大きく揺さぶられる スピーチは大人が読んで深く考えさせられる作品です。 ...

2012年 ブラジル  リオデジャネイロで開催された国際会議の中での ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチを絵本化したもの 絵本というカテゴリのなかでは、 小さい子には難しいかも・・・。 でも、幸せの価値観を大きく揺さぶられる スピーチは大人が読んで深く考えさせられる作品です。 子どもにも細かいことはわからないまでも きっといまのままじゃだめなんだなと 感じることができるスピーチの内容でした。 心に残るフレーズ 「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、限りなく多くを必要とし、もっともっとほしがることである。」 「私たちは発展するためにこの世に生まれてきたわけではありません。この惑星に幸せになろうと思ってうまれてきたのです。」 「社会が発展することが、幸福をそこなうものであってはなりません。発展とは、人間の幸せの味方でなくてはならないのです。」 「なぜなら、幸せこそがもっとも大切な宝だからです。 人類が幸福であってこそ、よりよい生活ができるのです」

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2015/04/05

世界でいちばん貧しい大統領は、 世界でいちばん心豊かな優しい人物であった。 子供から大人まで、いろんな人に読んで欲しい絵本です。

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2019/09/05

国際会議で称賛されたウルグアイのムヒカ大統領のスピーチを子供向けに意訳した絵本。 大人の方が身につまされる思いがするんじゃないだろうか…この絵本。 子供の時には「みんな平等」って教えられるのに大人になると違う世界が待っているもんね。こんな政治家がたくさんいてくれたら、世界もきっと...

国際会議で称賛されたウルグアイのムヒカ大統領のスピーチを子供向けに意訳した絵本。 大人の方が身につまされる思いがするんじゃないだろうか…この絵本。 子供の時には「みんな平等」って教えられるのに大人になると違う世界が待っているもんね。こんな政治家がたくさんいてくれたら、世界もきっと違うだろうな。 以下引用 できるだけ安くつくって、できるだけ高く売るために、どの国のどこの人々を利用したらいいだろうかと、世界をながめるようになりました。(10P)

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2015/03/22

2012年、リオデジャネイロで開かれた国際会議での、ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチを題材にした絵本。 子どもにもわかりやすくまとまっていてすごい。そして、普段からなんとなく感じているけど言葉にできなかった、社会のしくみに対する違和感みたいなものの正体がわかった気がした。 ...

2012年、リオデジャネイロで開かれた国際会議での、ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチを題材にした絵本。 子どもにもわかりやすくまとまっていてすごい。そして、普段からなんとなく感じているけど言葉にできなかった、社会のしくみに対する違和感みたいなものの正体がわかった気がした。 以下引用 貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっとほしがることである。 しかし、知らなくてはなりません。水不足や環境の悪化が、いまある危機の原因ではないのです。ほんとうの原因は、わたしたちがめざしてきた幸せの中身にあるのです。見直さなくてはならないのは、わたしたち自身の生き方なのです。 本当にそのとおり。だけどこの消費、消費の世の中のしくみを変えることって本当にできるのかなぁ?難しいけど、そういう意味でムヒカ大統領は自分の身で体現していて素晴らしいと思う。

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2015/03/08

最高のスピーチです。 YouTubeで見ていましたが、絵本になっていてとてもわかりやすいです。 大統領のこれからの地球を本気で考えた言葉。 ひとつひとつが刺さります。 僕はこの言葉の内容を、具体的に実現していくつもりです。 生き方に対して、生活に対して。 きっとそれが地球で...

最高のスピーチです。 YouTubeで見ていましたが、絵本になっていてとてもわかりやすいです。 大統領のこれからの地球を本気で考えた言葉。 ひとつひとつが刺さります。 僕はこの言葉の内容を、具体的に実現していくつもりです。 生き方に対して、生活に対して。 きっとそれが地球でみんなが幸せに生きる道だと信じているから。

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2015/02/18

2012年、ブラジルで開かれた国際会議でウルグアイのムヒカ大統領が行ったスピーチを子供向けに翻訳した絵本。カラフルな色使いでたんたんと語られていますが、とっても深い内容でした。 私たちが目指してきた幸せの中身や、生き方を見直さないといけない!

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2014/11/26

『目の前にある危機は地球環境の危機ではなく、わたしたちの生き方の危機』 『社会が発展することが、幸福を損なうものであってはならない』 2012年に開かれた環境に関する国際会議におけるスピーチを子供向けに翻訳し絵本にしたもの。 来月の読み聞かせは6年生。 もうすぐ中学になる彼ら...

『目の前にある危機は地球環境の危機ではなく、わたしたちの生き方の危機』 『社会が発展することが、幸福を損なうものであってはならない』 2012年に開かれた環境に関する国際会議におけるスピーチを子供向けに翻訳し絵本にしたもの。 来月の読み聞かせは6年生。 もうすぐ中学になる彼らに…と、本を選び中… ちょっと自分の趣味を押し付けがましいかなぁ(^^;;

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2014/08/29

エピキュロスやセネカの言葉 貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、 かぎりなく多くを必要とし、もっともっとほしがることである。

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2014/08/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

例えば、エンデが遺した遺言・警告があり、また一方には、GNHを標榜するブータン国王の政策があり、といった具合に、このウルグアイのムカヒ大統領の述べられたスピーチに結びつくことは、エンデ以前から考えれば、もう何十年も前から訴え続けられ来たことです。 ただし、得てして誤解を受けたのは、その主張が、反資本主義的であるということから、短絡的に共産主義や社会主義の思想と結び付けられて来たということにあります。 でも、あのベルリンの壁崩壊以降、この見方が誤解であったことは容易に想像できるものと推測します。階級闘争でも南北格差でもなく、問題の根源は、過度に欲望のままに進行した資本主義という「怪物」にあることは明らかです。 ただ、その怪物は私たちの心のなかにあるため、それと対峙することは容易ではありません。物質的に豊かになれるのにもかかわらず、なりたくないなどと言えば、正気を疑われます。奇特な人だとは言われるでしょうが、誰も見習おうとはしないでしょう。貯蓄は悪だといっても、それを理解できる人は少数だと思います。短絡的に考えれば、このような人が集まったものが国なわけですから、このような考え方を受け入れる国というのも、ちょっと考えられません。 こういった危機的な局面を打開するには、荒療治が必要なのかもしれません。でも、それを断行できるような国なり人なりは、すぐに表れるとは思われません。 ひとつ見えるのは、このような過度の開発によって自然のバランスに破綻を来たし始めた現在の状況が、さらに深刻な状況に陥り、これ以上、現在の経済的発展を進められないような深刻な打撃を、全地球的規模で受けた時、初めて全人類は、その自らの愚かさに気がつくのかもしれないということです。極めて悲観的な考え方ではありますが。

Posted byブクログ

2014/07/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自然エネルギーか、原子力か、なんて、そこから剥がれられない議論じゃ解決には届かないだろうな。と。 大学入試(信州)の面接を思い出した。

Posted byブクログ