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世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ の商品レビュー

4.2

91件のお客様レビュー

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2024/01/17

大統領なのに丘陵の大半を貧しい人々に寄付し、公邸には住まずに妻と農場で暮らしているウルグアイのムヒカ大統領。2012年にリオの国際会議で行った有名なスピーチをもとにした絵本。言いたいことは分かるんだけどね、ある意味哲学的な内容だなあ。具体的にどう実践していくかが問題か。いや、大統...

大統領なのに丘陵の大半を貧しい人々に寄付し、公邸には住まずに妻と農場で暮らしているウルグアイのムヒカ大統領。2012年にリオの国際会議で行った有名なスピーチをもとにした絵本。言いたいことは分かるんだけどね、ある意味哲学的な内容だなあ。具体的にどう実践していくかが問題か。いや、大統領の生き方がそのお手本かな。

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2023/11/24

ムヒカ大統領がこのスピーチをしてから10年以上経つのに、なんら変わっていない。恥ずかしながら、もちろん自分も。 最近読んだ「人新世の資本論」を思い出さずにはいられなかった。 「水不足や環境の悪化が、いまある危機の原因ではないのです。ほんとうの原因は、わたしたちがめざしてきた幸せ...

ムヒカ大統領がこのスピーチをしてから10年以上経つのに、なんら変わっていない。恥ずかしながら、もちろん自分も。 最近読んだ「人新世の資本論」を思い出さずにはいられなかった。 「水不足や環境の悪化が、いまある危機の原因ではないのです。ほんとうの原因は、わたしたちがめざしてきた幸せの中身にあるのです。見直さなくてはならないのは、わたしたち自身の生き方なのです。」

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2023/11/16

わかりやすく簡潔に素晴らしい事を伝えてくれている。 現代はおかしいと思っているけど、なぜおかしいのか。私達は何を考え、何を正せばいいのか。 人より多く持っている事や、人より優れている事が幸せの中心になってしまっている今、本当に大切にすべき事は何なのか、日々心に強く持っていたいと思...

わかりやすく簡潔に素晴らしい事を伝えてくれている。 現代はおかしいと思っているけど、なぜおかしいのか。私達は何を考え、何を正せばいいのか。 人より多く持っている事や、人より優れている事が幸せの中心になってしまっている今、本当に大切にすべき事は何なのか、日々心に強く持っていたいと思わせてくれる本だった、

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2023/11/15

「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」 物的な貧しさも、 精神的な貧しさも、 この通りなのかもしれない…と、強く感じました。

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2023/10/12

絵本だから読みやすいし、年代問わず楽しめる1冊。地球のこと、私たちのことについて考えさせられる。大統領人格者過ぎる

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2023/07/14

子ども用の本ですが大人にも子どもにも読んでほしいと思いました。 ウルグアイのムヒカ大統領の地球サミットでのスピーチが書かれています。 本当に、このハイパー消費社会をなんとかしないと地球は、おかしくなってしまうし、幸福の対向に発展があってはならないというのが印象的。

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2023/07/05

2023年7月5日(水)朝学 6年A組 学校の図書室で見つけた本です。 爽やかな色合いの表紙に惹かれて、手に取りました。 2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれた際、ウルグアイの大統領が行った演説が、絵本になったものです。 読む前に「大統領のスピーチの本です」と...

2023年7月5日(水)朝学 6年A組 学校の図書室で見つけた本です。 爽やかな色合いの表紙に惹かれて、手に取りました。 2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれた際、ウルグアイの大統領が行った演説が、絵本になったものです。 読む前に「大統領のスピーチの本です」と紹介すると、「(大統領って、)日本だと首相だよ」と前列の子が声を発してくれたので、スムーズに始めることができました。 命の大切さ、人生観、二酸化炭素排出、食料問題などなど、内容は多岐にわたります。 文章が長いので、熱心に聞いている子、ちょっと姿勢が悪くなってしまう子、いろいろでしたが、子どもならではの感性で受け取ってくれたのではないかなと思いました。 できれば図書室でもう一度、じっくり読んでくれるとうれしいです。 (読み手:H)

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2023/06/05

◆私たちの進むべき道とは◆ 本作は、南米ウルグアイのムヒカ大統領がブラジルのリオデジャネイロ国際会議で行ったスピーチをもとに描かれた絵本です。 ムヒカ大統領はその給料の大半を寄付し、公邸に住むこともなく町はずれの農場で奥さんと慎ましやかに暮らしています。そんなムヒカ大統領はスピー...

◆私たちの進むべき道とは◆ 本作は、南米ウルグアイのムヒカ大統領がブラジルのリオデジャネイロ国際会議で行ったスピーチをもとに描かれた絵本です。 ムヒカ大統領はその給料の大半を寄付し、公邸に住むこともなく町はずれの農場で奥さんと慎ましやかに暮らしています。そんなムヒカ大統領はスピーチで「豊かさとは、幸せとは何か」を問いかけました。経済や労働、環境問題と私たちはどう向き合っていくのかを考え直すきっかけになる絵本です。

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2023/03/27

「2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれました。環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでした。世界中から集まった各国の代表者は、順番に意見をのべていきました。しかし、これといった名案は出ません。そんな会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってき...

「2012年、ブラジルのリオデジャネイロで国際会議が開かれました。環境が悪化した地球の未来について、話し合うためでした。世界中から集まった各国の代表者は、順番に意見をのべていきました。しかし、これといった名案は出ません。そんな会議も終わりに近づき、南米の国ウルグアイの番がやってきました。演説の壇上に立ったムヒカ大統領。質素な背広にネクタイなしのシャツすがたです。そう、かれは世界でいちばん貧しい大統領なのです。給料の大半を貧しい人のために寄付し、大統領の公邸には住まず、町からはなれた農場で奥さんとくらしています。花や野菜を作り、運転手つきの立派な車に乗るかわりに古びた愛車を自分で運転して、大統領の仕事に向かいます。身なりをかまうことなく働くムヒカ大統領を、ウルグアイの人びとは親しみをこめて「ペペ」とよんでいます。さて、ムヒカ大統領の演説が始まりました。会場の人たちは、小国の話にそれほど関心をいだいてはいないようでした。しかし演説が終わったとき、大きな拍手がわきおこったのです。」

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2022/12/17

幸せと裕福は必ずしもイコールではない? 一番大事なものは命なのは当たり前なんだけど、容赦のない競争社会で生き抜くために必死に働いて、時には他人を蹴落としてでも生き残らなきゃいけないような世界で、幸せとは一体何なのかがわからなくなってしまう人も多いのではないかと思った。

Posted byブクログ