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ワンナイト の商品レビュー

3.7

47件のお客様レビュー

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2023/04/21

ステーキハウスでの合コンに集った6名の男女。それぞれの思惑や願望を抱えながら語られる連作短編集。ドタバタ劇風に描かれていて楽しく読めた。

Posted byブクログ

2022/12/30

とあるステーキハウスの夫婦が親戚のオタク気質の姪のために企画した合コンから物語は始まった。 それぞれが一見、人に理解されないような趣味・嗜好を持っており、複雑に絡まり合ったり溶け合ったり、人間模様が見ていて心地よい。 ダイバーシティが叫ばれる世の中で生きづらさを感じる現代で、理解...

とあるステーキハウスの夫婦が親戚のオタク気質の姪のために企画した合コンから物語は始まった。 それぞれが一見、人に理解されないような趣味・嗜好を持っており、複雑に絡まり合ったり溶け合ったり、人間模様が見ていて心地よい。 ダイバーシティが叫ばれる世の中で生きづらさを感じる現代で、理解できる人に出会えるのも人生と思えるような温かな気持ちになれる本。

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2021/11/04

142なんかいいなあ合コン。いっぱいしとけば良かったなあ。出会いがあれば物語があることを明るくカラッと描いていて読後感最高でしたよ。

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2021/09/10

ある晩の合コンから生まれた様々な人間関係が描かれた連作短編。30代半ばの男女って結婚してたり離婚してたり結婚に焦ってたりと様々。私の5年後もいろいろ状況変わってるのかも。

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2020/04/01

ホントに縁って不思議なものですね(^^;)一夜の合コンで人がつながっていくお話(^^)回りの人がいくら頑張ってもダメなものはダメ(-_-)まぁ本人が人生を楽しんでいれば、いいんじゃないかなぁ(*^.^*)

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2018/12/27

初読み作家さん。 「たかが合コン、されど合コン」人生を変える一夜の出来事。 ステーキハウスのオーナー夫妻が、独身でオタクの妹を心配するあまり開いた合コン。 30歳半ばの6人、それぞれの一人称で語られる。 面白くはあるけど、まあどうでも良いたぐいの話だった。 (図書館)

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2018/10/08

52:とある「結婚を目指す真面目な」合コンをめぐる男女の悲喜こもごも。軽い筆致ですごく読みやすいラブコメ(?) ラブ、部分ではなく、恋愛や結婚というものに振り回される登場人物たち、という意味でのコメディ部分(当人たちは至って真剣なんだろうけど)が面白かった。 歩ちゃんと戸倉くんの...

52:とある「結婚を目指す真面目な」合コンをめぐる男女の悲喜こもごも。軽い筆致ですごく読みやすいラブコメ(?) ラブ、部分ではなく、恋愛や結婚というものに振り回される登場人物たち、という意味でのコメディ部分(当人たちは至って真剣なんだろうけど)が面白かった。 歩ちゃんと戸倉くんの選択は、同じような道を選ぶ人が今後もっと増えてくるんじゃないかなぁ。 NHKの夜ドラ枠で映像化してほしいかも……。

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2018/02/24

ささいな出来事がきっかけで、人生変わることってあるよなーと。一気にそこに立ち会った人々全員が変わることは珍しいかもしれないけど、人々の思惑が色々混ざっていく様は面白かったです。 人の愛情って色々な見え方や形があるけれど、根っこの、大切にしたいとか慈しみみたいな感情は共通しているの...

ささいな出来事がきっかけで、人生変わることってあるよなーと。一気にそこに立ち会った人々全員が変わることは珍しいかもしれないけど、人々の思惑が色々混ざっていく様は面白かったです。 人の愛情って色々な見え方や形があるけれど、根っこの、大切にしたいとか慈しみみたいな感情は共通しているのかもなとぼんやり。

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2016/05/21

連作短編集。様々な思いが入り乱れて、なかなか面白かったです。情感(と言えばいいのかな?)を表現するのが、お上手です。

Posted byブクログ

2015/05/07

ステーキ屋を営む義弘と鏡子。妹の歩に結婚してほしいと思っている。 そこで、自分の店での合コンを計画。二人も合コンきっかけで知り合っていたのも思い出した。 さて、結婚したい常連客の瀬莉、彼女の友達のさなえ、酒問屋の小野、常連客の社員の戸倉、平泉。そして、歩。いつものオタク風ではなく...

ステーキ屋を営む義弘と鏡子。妹の歩に結婚してほしいと思っている。 そこで、自分の店での合コンを計画。二人も合コンきっかけで知り合っていたのも思い出した。 さて、結婚したい常連客の瀬莉、彼女の友達のさなえ、酒問屋の小野、常連客の社員の戸倉、平泉。そして、歩。いつものオタク風ではなく、全身鏡子が買ってあげて参加した。 が、なぜか、平泉は土壇場で逃げて、米山というピンチヒッターになる。 それからの話が、歩、戸倉、米山、さなえ、瀬莉、小野、のそれぞれの立場から語られる。 それぞれの恋愛、結婚、家庭などの考え方や、お互いの関係が語られ、それなりに面白いのだが、でも、大島真須美じゃないな、と思っていたら、次の章でステーキ屋の娘の奈々の語りで、ただの合コン話じゃなくなって、満足! ここでの、「歩の家」の作られ方は最高。未来を感じるし、確かさも感じる。 どう!?という作者の声が聞こえそう。

Posted byブクログ