ワンナイト の商品レビュー

大島真寿美(著者)

2015/04/18

合コンで出会った男女6人のお話。
オタクの歩、昔はモテた祐一郎、実は既婚者の米山、早く結婚がしたいさなえ、バツイチの瀬莉、実家の酒屋の3代目の小野。
さまざまな思惑があって、ちゃんとした帰り合コンへ参加する6人。

歩と祐一郎が私には理想というか、ちょっと羨ましかった。気が合う人を見つけるかんじ。
祐一郎の場合は、ちょっと違った問題が勃発してて笑ったけど。

米山と小野は、なんか分かるけどやだだったな。
特に小野。いいやつなのかもしれないけど、なんか打算的というか…
米山も散々さなえのこと気を持たせて既婚者かよ！みたいな。

でも、全体的に面白い話で良かった。
合コン行ったことないけど、こんなだったら楽しいかもね。

2015.4.11 読了

2015/04/11

一気読み、面白かった。
大人の真面目な合コンってのがまたいい。
ほとんどが、自ら積極的にではなく
半ば無理やりに仕向けられてなのだが。
それはそれで、何かが始まってしまう
タイミングや縁というものを考える。
歩と祐一郎のパートが笑えた。
なんとなく共感できてしまう
自分ってヤバイのか？

2015/01/15

大島真寿美さんの透明感のある文体が好きで、著書は何冊か読んでいます。
この作品はこれまでと全く違ったストーリー構成が面白く、新鮮で飽きることがなかったです。

章ごとに変わる視点で、十人十色の恋愛模様を覗き見。
恋愛も結婚もそれぞれだよなぁ〜と。
そんでもって、誰もが自分の人生の主役なんだよなぁ〜と。
そんなことを考えながら読了。

今年は…合コン！参加しよっかな！笑

2014/12/14

『ピエタ』とは異なる世界観の作品。
どっちも好き。もっともっと大島さんの本が読みたくなった。

結婚離婚仕事それぞれみんなに事情はあるけど
人生を楽しんでいるのは、社会からのしがらみを捨て
周囲の価値観や評価を気にしないで生きることなのかなと思った。
オタクでわが道を行っている歩と佑一郎が一番生き生きとしていたように感じた。

2014/11/28

まあそんなものなのかもな～と言うか。
どこに縁があるかわからないし、
誰の心の中も本人にしかわからないけど
幸せならそれでＯＫですね

2014/10/26

ステーキハウスで催された合コンに集まった人たちの、それぞれの出会いや別れを描いた物語。意外な組み合わせあり。

2014/10/01

あ~、面白かった。
一気読み♪
たまには、こんな風に本を読んでしまうのも良いかなと
思わせる一冊。
一夜の合コンをめぐる、連作短編なわけだが、
結婚を焦る者あり、結婚に懲りる者あり、
突然離婚しちゃう者あり、それぞれを面白がりながら読み終える。

でも、そこは大島真寿美。
ちゃ～んと、大事なことは仕込んであって・・・
最後に大人のけじめ？の物語とこれからの若い人の物語で終わるところがさすが。

2014/10/01

大島節。大島真寿美ここにあり。
完全にコントロールされている。
物語が雑味なく磨かれていて、純米大吟醸と言った感じ。

2014/09/23

おもしろ可笑しく読めました。
すごい、30代半ばの男女のさまざまな結婚観がリアル過ぎる。良い本に出会えたけれど、いろいろ耳が痛いところも多くて。
とにかく男と女、結婚なんてなんでもありなんだよな、結局は。

2014/09/17

ステーキハウスで開かれた、合コン参加者の色々な生き方を見ることができておもしろい。幸せのかたちはみんな違う。
縁を大事にしたいなーと思える作品(^^)
H26.9.2読了