【小説】恥知らずのパープルヘイズ の商品レビュー

上遠野浩平(著者),荒木飛呂彦

2019/08/16

5部を見た人ならだれもが気になっていただろうフーゴのその後のお話。

個人的に暗殺チームにかなり触れてくれたこと、スタンドの持つ特性は人格が影響してるという考察がよかった。

ジョルノのカリスマ性には少し恐怖すら覚えた、漫画だとあの美しい顔と少し幼さがあるから緩和されていたんだな…パパの遺伝子継ぎすぎ。

2018/09/15

ジョジョを小説で読むというのも新鮮で、敵味方の能力が判明するシーンなどは漫画さながらの緊張感で、ディ・モールトベネ！

2017/04/16

ジョジョ第5部の外伝。
気になる所は少なくない。
敵のスタンド能力を手強いものに
描き過ぎているので、
バトルシーンが物足りなく感じた。
乙一はバトルをメインとしない物語で
迫力ある戦闘描写をしていたので
その差は特に気になった。
だが、フーゴの回想で語られる
仲間達との思い出や、
フーゴ自身のストーリーは
原作ファンとしては楽しめるもので、
無理やりくっつけた様な本編との
繋がりもなかなか面白かった。
外伝としては良い作品だった。

2016/11/05

ジョジョ5部から派生した小説で、ブチャラティとともに進むか進まないか選択に迫らせた際、共に行ったナランチャ、そして陸に残ったフーゴ。そのフーゴがメインの物語で読んでから数年経ってるが割と鮮明に内容が残っている。面白かった

2016/07/01

多くの犠牲の末にディアボロを倒し、ジョルノがボスとなったギャング・パッショーネ。しかし、“ついていけない”“どうかしている”――そう言って彼らと袂を分かった青年・フーゴの物語はまだ終わってはいなかった。裏切り者ではないことを証明するため、シーラＥ・ムーロロらスタンド使いの仲間と共に麻薬チームを抹殺すべくフーゴはシチリアに向かう。宙に浮いた、自らの歩むべき道を悩みながら……思い出すのは壮絶な戦いの中で死んでいったブチャラティやアバッキオ、ナランチャとの過去。そして決断出来なかった、あのヴェネチアでの別れ……。果たしてフーゴは強敵との戦いの中でどのような運命を選び取っていくのか。ジョジョの奇妙な冒険第五部・黄金の風、その半年後を描く誰もが待ち望んだスピンオフノベライズ。更にトリッシュを主役とする書き下ろし短編も収録。

The bookに続いて割り込みジョジョ読書。第五部面白かった～五年前読んだ時よりもずっと心に響いて深く深くしみわたっていく。で、その時からフーゴのことが気になっていて、ちょうど初めて読んだ五年前にこの本が発売されたので読んでみたいなーと言う気持ちのまますっかり時が経ってしまったのでありましたい。読んだ結果もともと嫌いではなかったけど好きというほどでもなかったフーゴが一気に好きになりました。先生の都合で降板させたようなものなのに（詳しくは文庫版第五部あとがき参照）フーゴ自身で自分に決着をつけ、納得をさせてジョルノのところに戻ってこれた……ああよかったなあと思いました。やっぱり彼が抜けてしまったのがすごく複雑でどうしてもしこりとして残ってたので。なので！五部読んだ方はこれを読んでください～～！！これ読まないと五部終わらない終われないよ～～！！
思わず涙ぐんでしまったのはエピローグのジョルノとの会話で、「どうしてブチャラティではなく自分だったのか」というところ……本当にそうだよね……いやフーゴがダメってわけじゃなくて、ブチャラティも生きていたら幹部として一緒にそこにいたのになって。皆が生きてここに一緒にいたら、ってフーゴの想像がまた幸せそうで泣いた｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡　でもそこのジョルノの言葉がすごくよかった……よかった……｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡　ジョルノはなんか偉くなり過ぎてて五部の印象とは大分違ってて正直戸惑った、あんまりディオに寄り過ぎで欲しくないなって勝手な気持ちとして思ってたんだけど、やっぱディオばりの人間になっちゃってるのかな～と思ってたんだけど神（ディオ）のように壊すのではなく星（スター）のようなわずかな光明でもそれを頼りに苦難を歩んでいかなければならないっていうところにウオオオジョースターさァん！！ってなりましたわｗ　新生パッショーネもっと見たい読みたい！　SPW財団とも繋がってるし石仮面も出ちゃったし（破壊されたけど）もう既にジョルノはジョースター家のこと、自分の出生、二人の父のことを知ってるんだろうなあと思うといろいろ胸熱。出来れば承太郎にも会っていてほしい（承太郎は嫌だろうけどね）シーラＥとムーロロもいいキャラいいスタンド。特にシーラＥはフーゴとのバディ関係が結構いい。カプ萌えと言うよりバディ萌えの方が強いな。この二人がゆくゆくはいい仲になってたらいいなあ。
麻薬チーム強敵だった……ゾンビ映画のような攻撃怖いっすやばいっす　コカキの能力が一番ヤバくてこいつぁパープルヘイズで強制的に潰すしかないって感じ　なんかこういう概念系の能力って勝ち目なくない？　まあでも落下し続けるってどういうことなんだろうなと思ったけど……挿絵とかで見たかった。あとヴォルペがトニオの実弟ってのは実はネタバレ気にしない時に知ったので知らなかったら読んでてウオオー！！って驚いてたと思うｗ　兄弟で真逆の能力っていいですよねでも。しかしトニオ愛されてるな…動かないにも出てるしThe bookにも挿絵あるしアニメは好評だったし
回想で、死んだキャラ達との知られざる過去が書かれててううーんこれぞスピンオフの醍醐味｡ﾟ（ﾟ^o^ﾟ）ﾟ｡　みんなの記念写真とか泣けるからやめてください…そういやこれ読んで思ったけどフーゴって原作だとそこまで掘り下げられてなかったよなあ。もともとスパイとして途中でいなくなる感じで書く予定だったみたいだしその所為もあるのかもだけど。フーゴのような若者、彼のような悩みって結構多いと思う。私もそんなもんだ。上遠野さんの小説は読んだことがほぼないけど、もともと彼の作風に合ってたらしい。いい方にノベライズしてもらえてよかった。乙一みたく上遠野さんと荒木先生の対談とかないのかな。あとがきの文章も小説みたいでよかったです。

2016/01/20

僕は前に恥知らずのパープル・ヘイズを読んでいたのですが、新装版になってからトリッシュがブチャラティの墓参りに行く話が加えられたと聞き、その部分だけを読むことにしました。
ミスタがジョルノの部下になるまでの経緯や、トリッシュとブチャラティの母との会話などファンとしては震えるような展開で面白かったです。

2015/10/02

ASBにもネタが使われててほぼ公式みたいになってる通称「恥パ」ですがジョジョ特有の言い回し、スタンドや登場人物の個性が小説という形で読めて良かったです！フーゴファンは勿論ジョジョ好きは読むべき。好きな暗殺チームの扱いには同情せざるを得ないですが、ギャングの世界における敗者の末路なんてこんなものか、という感想です。
書き下ろしも良かった！トリッシュとお母さんの言葉で涙がでました。ブチャラティは色々な意味で罪な男ですね。
しかしジョルノ、本当にお父さん（首の方）そっくりだな。

2015/01/25

マンガの世界観が結構忠実に再現されていて読んでいてワクワクしました。、ストーリー性は乏しいけど、スタンドの能力や闘いは面白かった。

2014/10/01

フーゴの事がよく分かった！五部を読み返したくなる一冊！
最後の写真の場面から涙が止まらんかった。成長して良かったな、フーゴ。
そして！意外な人の名前も出て来てビックリ！

2014/09/21

最近５部を読み終わり、続編があるのを知って読みました。
５部の終わりで、ジョルノがボスになっただろうということは想像できましたが、どのように？と思っていました。
原作者さんの案なのか、作家さんの案なのか。
原作者が書いてないからいらないと、本を読まない人は読まないつもりらしいです。
私は半年後ではなく、直後のお話が知りたいです。