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バナナ剥きには最適の日々 の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    12

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    1

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2020/03/24

読みやすいかもしれないけど、頭に入らないというか、よくわからない。 読み切ってないけど、置いておこう。

Posted byブクログ

2020/01/01

表題作を含む短編集。著者の頭の中の構造が常人と違いすぎて、難解なものが多い。南の島のプールサイドでパラパラめくるにはちょうどよかった。

Posted byブクログ

2019/03/15

読んでも読んでも全然わかるようにならないけど、それが気にならないぐらいさらさらした良い文章。小説を読んでいるはずなのに音楽を聴いているような気分になる。猛烈に好きになる、という感じではないけど、確かにこの世界観は定期的に摂取してみたくなるのもわかる。

Posted byブクログ

2017/09/09

ハイパーな感じで頭の中をわやにしたいとき、円城塔はキく。魔術師の蝶よりもやや宇宙っぽい感じで、もう少し深く考えればもう少し深く読み込めるんだろうがそれを放っておいても読めるし良い。

Posted byブクログ

2017/05/28

非常に読みにくかった 書きたい事を書いてるだけの感じで、読者へのサービス精神が欠けてるような気がする

Posted byブクログ

2016/07/09

『遠い宇宙のどこかにバナナの皮が落ちていたならそこに宇宙人がいたって証拠?あるいはバナナ型の宇宙人の遺体だとか?』 宇宙をプカプカ漂う誰とも出会えない孤独な思考。 どこか得意げなおしゃべりが重力から解き放たれ踊る。 不思議シュールを束ねた作品集。

Posted byブクログ

2016/02/07

 わかるとかわからないとか問題にするならば、まずはわかるということを明確に定義し、わかるということがよくわかるようにしなければならないということがわかるのである。  円城塔の書評ならば、まずはこんな感じで始めればいいんじゃないか。  お風呂掃除をしながら、猫はそう考える。  そし...

 わかるとかわからないとか問題にするならば、まずはわかるということを明確に定義し、わかるということがよくわかるようにしなければならないということがわかるのである。  円城塔の書評ならば、まずはこんな感じで始めればいいんじゃないか。  お風呂掃除をしながら、猫はそう考える。  そして「おふろそうじ」は「さむらごうち」と似ている、と思う。  思えば、かの「おふろそうじ」氏も、「わからない」現代音楽を否定して、「わかる」語法で長大な交響曲というモニュメントを打ち立てたかったのではないか。そこにナルシシスティックな自己宣伝が混じっていたから人々の反発をかきたてているのだが、「わかる」ものを作り出したいという、純粋といっていい目論見も一方ではあったのではないか。他方、「わからない」現代音楽を書いていたゴーストライター氏の作品は例えばYouTubeで試聴できるが、パフォーマンス性が高く、脈絡なく訳わからないものだが、会場の笑いをとっているほど「おもしろい」。  わからないとおもしろくないという誤解が巷に蔓延している。おそらく「わかる」と「おもしろい」は排他的でもなければ、連動もしていない。「わかる」はずの「おふろそうじ」交響曲も多くの人がわかったのかといえばそうではなく、人々がわかったのは、悲劇の作曲家がすげー曲を作ったという「わかりやすい」お話だったのである。そしてそういう「わかりやすいお話」というのはトリヴィアル以外の何ものでもないではないか。  「ばななむき」は「さなだむし」に似ている。  夢の中でトイレ掃除をしながら、あなたはそう考える。そしてサナダ虫には最適の場所のことを考えてちょっとうんざりする。

Posted byブクログ

2015/12/31

相変わらずよく分からない。 しかし、本当に全く分からなければ、そもそも読み進めること無く古本屋行きだろう。 「これはある数式に関連しているのでは」「これはプログラムかな?」となんとなく予想はしてみるものの、結局のところ結論は出ない。 分かりそうで分からない、この絶妙な不安定さに...

相変わらずよく分からない。 しかし、本当に全く分からなければ、そもそも読み進めること無く古本屋行きだろう。 「これはある数式に関連しているのでは」「これはプログラムかな?」となんとなく予想はしてみるものの、結局のところ結論は出ない。 分かりそうで分からない、この絶妙な不安定さに惹かれてしまう。

Posted byブクログ

2016/01/06

初めて読む円城塔。 衝撃的すぎて、短編集なのにとても時間がかかった。でも決して読みたくなくて寝かせていたわけではなくて、読みたいんだけど、処理しきれないから、わざとゆっくり読んだ。読んだあともしばらく寝かせてみたけど、やっぱり感想らしい感想は書けない。それくらい衝撃的。 もう何回...

初めて読む円城塔。 衝撃的すぎて、短編集なのにとても時間がかかった。でも決して読みたくなくて寝かせていたわけではなくて、読みたいんだけど、処理しきれないから、わざとゆっくり読んだ。読んだあともしばらく寝かせてみたけど、やっぱり感想らしい感想は書けない。それくらい衝撃的。 もう何回か読まないと何も言えないなあという感じなので、とりあえず積読に再度戻す。

Posted byブクログ

2015/09/27

うーむ、円城塔は「なんか分からないけど面白い」と言われてることが理解出来ました。 ほんとに分からないものばかりでした(笑) でも嫌いにもなれない。。。 ほんとに不思議な小説です。 個人的には曲はいいけど歌詞の意味はあんまり分からない音楽を聴いてる気分になりました(笑) 伝わ...

うーむ、円城塔は「なんか分からないけど面白い」と言われてることが理解出来ました。 ほんとに分からないものばかりでした(笑) でも嫌いにもなれない。。。 ほんとに不思議な小説です。 個人的には曲はいいけど歌詞の意味はあんまり分からない音楽を聴いてる気分になりました(笑) 伝わるかどうかは分かりませんが...(^^;) 一つ一つの単語の意味は分かって、でも繋がると分からない。でもなんか文章のリズムが良くて読めてしまう。 その雰囲気を楽しむ小説。 そう割り切って読めば楽しむことが出来る気がします。 正直、この作品を深く考察する勇気はありません。 なかなか興味深い作品に出会えました。

Posted byブクログ