USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? の商品レビュー
面白かった。ビジネス目線でUSJを見た気がする。学生の時は割りと行ってたUSJだけど、途中からなんかよくわからない感じになって、値段も高くなってる!っていう印象で。それが最近、行った人からすごい楽しかったってことばをよく聞く。それも、ある程度年齢のいった方からも。全部偶然なんかじ...
面白かった。ビジネス目線でUSJを見た気がする。学生の時は割りと行ってたUSJだけど、途中からなんかよくわからない感じになって、値段も高くなってる!っていう印象で。それが最近、行った人からすごい楽しかったってことばをよく聞く。それも、ある程度年齢のいった方からも。全部偶然なんかじゃなくて、戦略の上での結果なんだということを感じた。 震災後の自粛ムードは、日本全国で広がったと思う。そんな中でのキッズフリーはすごくいいアイデアだと思った。橋下知事からの発信っていうところにもすごく意味があったんやろうな。まさに、テーマパークにしかできないこと。
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仕事の関係で読んだ本。 テーマパークの「継続して人を呼び込み続けること」、しかも投資予算が限られた中での苦悩と工夫がかかれている。たった一つのテーマパークに人を呼び続けるには毎年新しい仕掛けを考える必要がある。 まずは目的を明確にすること。次に目的を達成する上での必要条件を明確にすること。そして最後にそれらに沿った戦術を考え抜くこと。最終的に出た結論は振り返れば大したものではないかもしれない。でも一つ一つの取組みにストーリーがある。 リアプライ、ストック、コミットメントはいかなる仕事にも活かせる考え方。 プロフェッショナル仕事の流儀も見た。城の見え方一つとっても妥協がない。
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仮説のたて方 └どの因子に問題があるかを考えるときに同属性の因子を全てあげて因子合計が100%になってから各因子の問題仮説をたてる アイディアの作り方 └新規で作るときは過去事例を全てあげてから行う 資源を有効活用 └既存システムを再確認し見方を変えたら性質が変わるものを洗い...
仮説のたて方 └どの因子に問題があるかを考えるときに同属性の因子を全てあげて因子合計が100%になってから各因子の問題仮説をたてる アイディアの作り方 └新規で作るときは過去事例を全てあげてから行う 資源を有効活用 └既存システムを再確認し見方を変えたら性質が変わるものを洗い出す
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素晴らしい本。オススメ。 ここ数年で一気にブレークしたUSJの成功は偶然でもマグレでもなかったことが良く判った。
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USJは大好きで年間パスポートも買うファンだが、この本や森本氏のテレビでの特集などを見て、今まで感じなかったビジネス目線でもUSJを楽しむことができるようになった。熱い熱意と数字の根拠、そしてアイデアととても参考になり感銘を受ける内容だった。ハリーポッターの成功の裏ではそれまでに...
USJは大好きで年間パスポートも買うファンだが、この本や森本氏のテレビでの特集などを見て、今まで感じなかったビジネス目線でもUSJを楽しむことができるようになった。熱い熱意と数字の根拠、そしてアイデアととても参考になり感銘を受ける内容だった。ハリーポッターの成功の裏ではそれまでにとてつもないヒット企画を積み上げた実績もあり、まさにUSJを救った人なんだろうと思う。今後のUSJが次に何を出してくるか、それは何を狙っているかを考えて、またパークに足を運びたいと思う。
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「学校で習う数学が社会に出て何の役にも立たないと言っている大人をよく見かけますが、非常に残念に思います。その人はロジカルに頭を使って生きていないと御自身で言っているようなものです。」(p165) 「数学的フレームワークでは、論理的に宝を探します。」(p166) 「森岡氏も自身の経験に引っ張られている」という批判がありえますが、 成功されている方が、学校での数学教育の必要性を語ることには意味がある。 (早速、日々の暮らしの中で使おうと思います。)
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森岡さんのすごさがわかる本。テンポがよくとても読みやすいです。森岡さんの成功は、ボスの存在も大きく影響しているようですね。また、森岡さんが大のゲーム好きというのも面白かったです。この本を読むとUSJに行きたくなるのと同時に、モンスターハンターをやってみたくなりました。。。
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マーケティングとは何たるかが感じられる一冊。実践に活かせる知識はもちろんのこと、マーケターが持つべき姿勢の本質がみえてくる。こりゃ読まなきゃ損。 右脳と左脳と情熱と、全部なきゃビジネスは動かない。でもだからこそ、動いたときはめっちゃめちゃエキサイティング。 森岡さんのように素晴らしいマーケターがあと何人いるんだろうか。追いつきたい目標みつけちゃいました。
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2010年からUSJのマーケターとなった著者によるビジネス本兼USJの解説書。USJが経営難に陥った経緯からハリー・ポッターをテーマにしたエリアを完成させるまでの奮闘を紹介する部分がメインで、その過程でどのようにアイデアを引っ張って来て、意思決定をして、効果的な集客に結び付ける...
2010年からUSJのマーケターとなった著者によるビジネス本兼USJの解説書。USJが経営難に陥った経緯からハリー・ポッターをテーマにしたエリアを完成させるまでの奮闘を紹介する部分がメインで、その過程でどのようにアイデアを引っ張って来て、意思決定をして、効果的な集客に結び付けるかという、ビジネス書的要素が取り入れられている。 おれが高1の時にUSJが出来て、そこからどんどん人気がなくなってくるのを目にした。もうホヌアだかハヌカだか訳の分からないパレードとか、ET止めちゃうとか、まさに「迷走している」という感じで、何年かに1度行くと、そのシュールさが面白かったりしてしまった。なのでこの本でそのあたりの経緯を知れるのが、おれ個人的には面白かった。というように、USJに何度か行ったことのある人なら、ある程度はそれだけで面白い読み物だと思う。 また、ビジネス書としては、「戦略段階での意志決定をどれだけ早くできるのかを意識しています」(p.163)という部分、「実戦においては意思決定の早さは多くの場合で必要とされ、タイミングを逸すれば状況が不利に展開する場合がほとんど」(同)という部分は、まったくその通りだと思ったし、おれもそういう速さを競うようなビジネス業界にいる訳ではまったくないけど、押しの強さ、速さというのが必要と言うのは意識しているところがある。それをやるための勇気というか、つまりある程度リスクを背負うことのプレッシャーが楽しめないと、今時ダメなんじゃないかなと思った。 で、ハリー・ポッターが出来てからUSJに行ったけど、すごい人だった。もう少しゆっくり楽しみたい(=客足が減ってから行きたい)、という、この本を読んだ後としてはものすごい我儘な感想も持ってしまった。(15/01/27)
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ビジネス本という体裁をとりながらも、実際には会社の歴史や、主力商品の宣伝に大部分を割く作品が多いが、本作はゴリゴリのビジネス本であった。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのCMOである森岡氏が、惜しげもなく自らのビジネス理論を語ってくれている。 技術系の人が陥りがちな的を外したこ...
ビジネス本という体裁をとりながらも、実際には会社の歴史や、主力商品の宣伝に大部分を割く作品が多いが、本作はゴリゴリのビジネス本であった。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのCMOである森岡氏が、惜しげもなく自らのビジネス理論を語ってくれている。 技術系の人が陥りがちな的を外したこだわりや、なんでも自分でゼロからはじめたがる日本人の気質など、鋭い指摘が多い。特に第6章で紹介している「イノベーションフレームワーク」については、森岡さんの仕事術のほぼすべてが凝縮していると思う。 普段はテーマパークなど人の多いところには行かない自分だが、森岡氏が満を持して作ったアトラクションなら、ぜひ一度は体験してみたい。
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