1,800円以上の注文で送料無料

サバイバル宗教論 の商品レビュー

3.6

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/06/08

読み終わるまでに時間がかかってしまったので、はじめの方の話は既に忘れてしまったが、最終章の話はとても分かりやすく、またなぜ彼が相国寺の僧侶達とこのような話をしていたのかまで分かって色々納得が出来た。彼は偏った見方もしているが、論理的に物事を考えて世の中を分析している。頭がいい。何...

読み終わるまでに時間がかかってしまったので、はじめの方の話は既に忘れてしまったが、最終章の話はとても分かりやすく、またなぜ彼が相国寺の僧侶達とこのような話をしていたのかまで分かって色々納得が出来た。彼は偏った見方もしているが、論理的に物事を考えて世の中を分析している。頭がいい。何も知らない私が批判して馬鹿にするに値する人物ではなかった。反省。

Posted byブクログ

2014/05/23

多極化、帝国主義化する世界における宗教の役割、存在意義についての講義。 著者が寺で、僧侶を相手に行った講義が元になっているので、幾分読みやすい。 一神教が不寛容、多神教が寛容などという見方が間違っており、教義や救済といったその宗教の目的とするものを念頭においた上で、地域情勢を読...

多極化、帝国主義化する世界における宗教の役割、存在意義についての講義。 著者が寺で、僧侶を相手に行った講義が元になっているので、幾分読みやすい。 一神教が不寛容、多神教が寛容などという見方が間違っており、教義や救済といったその宗教の目的とするものを念頭においた上で、地域情勢を読み解く必要がある、というのはなかなかおもしろかった。 民主主義とファシズムは共存し、その行き過ぎを防ぎ、また民主主義を担保ための中間団体としての宗教、という考え方は霧が晴れた気がする。 中東、アメリカ、アジアそれぞれの文化に基づいた宗教体系には、そうなるべき必然性や、独特の役割があり、そういったものに敏感でありたいと思った。

Posted byブクログ

2014/05/16

タイトルが気になって手にしました。 著者の名前は知の巨人として知ってはいたのですが実際に本を手にしたのは初めてです。 タイトルからは勝手に宗教がテクノロジーの現代をどう生き延びていくのか ということが書かれていると思っていたのですが 現代を生き抜いていくために知っておくべき宗教の...

タイトルが気になって手にしました。 著者の名前は知の巨人として知ってはいたのですが実際に本を手にしたのは初めてです。 タイトルからは勝手に宗教がテクノロジーの現代をどう生き延びていくのか ということが書かれていると思っていたのですが 現代を生き抜いていくために知っておくべき宗教の基礎知識といったところでしょうか。 キリスト教、イスラム教、仏教などの伝統宗教という観点から見た世界情勢を解説しています。 とても複雑で理解するには難しいのですが勉強になりました。 通常の議論であればキリスト教、イスラム教などはひとくくりにされていますが その中にも細かく○○派などとして主義主張が分かれており簡単にひとくくりには出来ないのだということも思い知りました。 個人的に教養が無さ過ぎて理解出来なかった部分も多いので もう少し教養を身につけてから再読してみたいと思います。

Posted byブクログ

2014/05/12

難しい…佐藤優さん、めちゃくちゃ頭いい人なんだなって分かります。知識量が半端ない、そしてそれを自分のものに咀嚼している。日本では中間団体の役割を企業が果たしているとの見解はその通りですね。

Posted byブクログ

2014/05/11

話題が広く、佐藤氏の見識をなぞるだけでももう一度読まなくちゃ。 しばらく"職業作家"佐藤優を読み散らして見たい。

Posted byブクログ