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第五の権力 の商品レビュー

3.5

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

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    31

  4. 2つ

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2023/09/01

内容と具体例はわかりやすい。しかし内容が薄い。理想論にしか見えないアイデアが多数。楽観的すぎる描写。

Posted byブクログ

2023/07/09

やっぱ洋書は冗長で読みづらい... 具体例が多すぎて頭に入ってこないが、エッセンスは実際にこの10年を表しているように思う。 10年前この本を読んでいれば、高い精度での未来予測ができていたかもしれない。 日本は20年以上前からネットが普及してたので体感できないが、「あれ、世界っ...

やっぱ洋書は冗長で読みづらい... 具体例が多すぎて頭に入ってこないが、エッセンスは実際にこの10年を表しているように思う。 10年前この本を読んでいれば、高い精度での未来予測ができていたかもしれない。 日本は20年以上前からネットが普及してたので体感できないが、「あれ、世界ってこの10年でやっとネットが普及したのか」と思わされた。 そう考えるとこの10年の変化は大きく、これからさらに大きく世界が変わっていくのかもしれない。 これからはAIが世界をどう変えていくかということで、再度起こるゲームチェンジに備えられるよう知識を蓄えていきたい。

Posted byブクログ

2022/09/11

期待したほどではない。約10年前の未来予測本だからか。しかしまぁ、ユビキタスというのは名前はともかく概念としては先取的でしたねぇ。

Posted byブクログ

2022/08/11

人間社会を「現実世界」と「仮想世界」に分類する。「仮想世界」とは、本来は各個人の脳内に存在する認識の世界であり、読書をして想像力を膨らませたり、全能な自分を妄想したり、夜食べるものを考えてお金の試算をするような、イメージの世界である。個人の範囲にあるはずのこの「仮想世界」がインタ...

人間社会を「現実世界」と「仮想世界」に分類する。「仮想世界」とは、本来は各個人の脳内に存在する認識の世界であり、読書をして想像力を膨らませたり、全能な自分を妄想したり、夜食べるものを考えてお金の試算をするような、イメージの世界である。個人の範囲にあるはずのこの「仮想世界」がインターネットによって繋がり、認識が共有され、絶大な影響力を持ちつつある。やがて、現実世界と仮想世界も認識だけではなく、実物への繋がりを強め境目は無くなっていく。その時、力を強め共有された仮想世界は、国や法、政治、軍や戦争、宗教などの既存の認知にどのような影響を齎すのか。 迫りくる新たな秩序とは? 『全能エミュレータ』ほどAIに特化した遠い未来ではなく、タイトルに未来と書いてはいるものの、最早、今の話であり、臨場感のある示唆的内容が多い。戦争にはサイバー攻撃が既に盛んに取り入れられ、現実世界でミサイルを打ち込まれれば大問題だが、現実の打撃とは区分した仮想世界の不確かな秩序として、中国が米国にサイバー攻撃を仕掛けている。或いは、仮想世界が国境を越えて繋がる事で、イスラム圏における女性の写真の扱い、日本におけるモザイク処理の無意味化、中国における自国思想教育の反論など、無政府地帯化してしまう。制限が必要か否か。 また、仮想世界の認知が齎す危うさの象徴として。94年のルワンダ虐殺を引いている。これは本著の示唆においては素晴らしくマッチした説明だと思った。つまり、当時ラジオ局を有したフツ民族が大量のプロパガンダや扇動発言により、ツチ族の虐殺を煽り、氏名、住所まで放送した。ラジオとインターネットの違いはあれど、このような危険性は常に付き纏う。インターネットでも特定行為やネットリンチを目にする。本著に記載がない事で二つ。一つは、この民族対立は白人が仕掛けたものであるが。もう一つは、既にこうした分断は、インターネットで境界知能に該当する人のリスト、そうした対象者のレコメンド枠のような形で売り買いされ、利用され始めている。 逸れたが、斯様な示唆に富んだ名著。

Posted byブクログ

2022/08/13

Google関連の隠れた名著。なぜこれが話題にならなかったのだろう。Google最強の働き方とかよりもずっと、Googleの思想・考え方を理解できる良作なのに。

Posted byブクログ

2022/03/24

本書では、国家権力の立法、司法、行政の権力に続き、報道機関を第四の権力と定義し、現在から未来にかけてのオンラインで人類全員が持つことになる権力を第五の権力として進行する。 主に第五の権力が影響を及ぼすのは、オンラインに限らずSNSなどによるアイデンティティであったり、速報性の高い...

本書では、国家権力の立法、司法、行政の権力に続き、報道機関を第四の権力と定義し、現在から未来にかけてのオンラインで人類全員が持つことになる権力を第五の権力として進行する。 主に第五の権力が影響を及ぼすのは、オンラインに限らずSNSなどによるアイデンティティであったり、速報性の高い報道、より強固に守る必要があるプライバシーだったり。 更には国家や革命、それらによるテロリズムや紛争、戦争。そして終焉後の復興に至るまで、この第五の権力が及ぼすであろう世界が語られる。 後半の、銃ではなくスマホを渡せ!は興味深い。

Posted byブクログ

2020/12/12

Googleだけが見えている次の世界って気になる! 今は権力というと、国家だったりする。 それが「次の権力が生まれる」理由を説いている。 政治とかに興味ある人は読んでみてもいいかも。 (2014/04/08)

Posted byブクログ

2020/02/08

ネットにアップされた情報や、メールは一生残る。これからの子供達に、ネットでも現実でも顔が見えるように人に接する大切さを教えなくては。結局は、直接のやりとりなのだ。

Posted byブクログ

2019/10/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

☆ネット社会の今後の動向をどうやって、よい方向に向けるかだな。秘密がなくなる社会。 ☆結局、ネット断ち?

Posted byブクログ

2019/03/30

非常に大きな枠組みの話で、「〜だろう。」と言った予言めいた書き口が多く、はっきり言えば読みにくかった。洋書の和訳独特の言い回しも多く、すいすいとは読み進められなかった。 だが、Google会長の視点で、様々な世界の出来事や実例を挙げながらかなり膨らんだ予想(良い方面にも悪い方面に...

非常に大きな枠組みの話で、「〜だろう。」と言った予言めいた書き口が多く、はっきり言えば読みにくかった。洋書の和訳独特の言い回しも多く、すいすいとは読み進められなかった。 だが、Google会長の視点で、様々な世界の出来事や実例を挙げながらかなり膨らんだ予想(良い方面にも悪い方面にも)を書いていたのは、読み応えがあったし自分では決して考えられないレベルで「インターネットと世界、個人および社会」を捉えており、読んで良かったとも思える。 2025年ごろを見据えた予言があったので、6年後にまた読んでみると面白いかもしれない。

Posted byブクログ