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第五の権力 の商品レビュー

3.5

75件のお客様レビュー

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2016/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

国民の基本的ニーズすら十分満たされていない国や、治安の悪い地域では、子供の教育を真剣に考えている人たちは、携帯電話のような基本的なデジタル技術を活用した、安全で安価な教育手段を選ぶだろう。距離や治安、経済的な理由から学校に通えない子どもにとって、携帯電話は、教育を受けるためのライフラインになる。 病気の発見と治療、カルテの管理、個人の健康状態の監視といった面での進歩に、デジタル技術の普及と言う要素が加われば、何十億もの人たちが医療や医療情報をより公平に利用できるようになるのだ。 オンラインで情報を音声検索したり、ロボットに声で命令したりするのはもう当たり前だが、音声認識がさらに向上すれば、電子メール、メモ、スピーチ、学期末レポート等、あなたが生み出すどんな文章もその場で記録できるようになる。 情報公開は、「世論が支持する活動に携わる者にとってはプラスになるし、強いしない活動に携わる者にとってはマイナスになる」という 人類の文明は、「詳細な知的記録」の上に築かれている

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2016/07/13

インターネットやテクノロジーによってこれから起こり得る変化がどばーっと書いてある。今の自分には何でそんなことが可能なのか理解は出来ないが、この本を読んで思ったこと。 自由を得るために、自由をおびやかされていることに気づく為にインターネットやコンピュータについての理解を少しでも深め...

インターネットやテクノロジーによってこれから起こり得る変化がどばーっと書いてある。今の自分には何でそんなことが可能なのか理解は出来ないが、この本を読んで思ったこと。 自由を得るために、自由をおびやかされていることに気づく為にインターネットやコンピュータについての理解を少しでも深めておく。 人とのつながりを大切にし信頼できる人間関係を多くもっておくこと。 語学を勉強し日本に依存しなくても生きていけるようになること。 誠実に人と接して生きていきたいな。

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2016/03/31

インターネットにのった情報は消せるか (?) 2025年には80億人がネットにつながる 地域による格差が縮まる 個人も 携帯端末が接続することを重要と考えるようになる なりすましが起こるようになる 情報発信が個人で行うえるようになる ネット上の情報を消すことは困難である 半...

インターネットにのった情報は消せるか (?) 2025年には80億人がネットにつながる 地域による格差が縮まる 個人も 携帯端末が接続することを重要と考えるようになる なりすましが起こるようになる 情報発信が個人で行うえるようになる ネット上の情報を消すことは困難である 半分くらいで挫折した

Posted byブクログ

2016/04/17

世界の多くの人々がデジタル技術を通じて、立法・司法・行政・報道機関に次ぐ第五の権力を得た、「オンラインでつながった世界」の未来を描く。未来に何が起こるかは、われわれにかかっているというのが、著者たちの立場。 第1章 未来の私たち 第2章 アイデンティティ、報道、プライバシーの未来...

世界の多くの人々がデジタル技術を通じて、立法・司法・行政・報道機関に次ぐ第五の権力を得た、「オンラインでつながった世界」の未来を描く。未来に何が起こるかは、われわれにかかっているというのが、著者たちの立場。 第1章 未来の私たち 第2章 アイデンティティ、報道、プライバシーの未来 第3章 国家の未来 第4章 革命の未来 第5章 テロリズムの未来 第6章 紛争ろ戦争の未来 第7章 復興の未来

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2016/01/10

インターネットの進化により可能になること。生活が便利になるだけじゃない。政治、革命、復興、etc。匿名情報がもたらす可能性は、とてつもなく大きい。

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2015/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

立法、司法、行政の三権統治。報道機関の第四権力。 誰もがオンラインでつながることで、ひとりひとりが新しい権力(第五の権力)。 1.未来の私達 デジタルデーターは社会全体の利益になる。オンラインにつながることによる恩恵は多様である。 健康・教育・仕事 2.アイデンティティ、報道、プライバシーの未来 生まれてから死ぬまで、全ての事柄がオンライン上で保存される。デジタル情報をどのように管理するのか? プライバシーとセキュリテーの教育。暗号化技術。データーの永続性。バイオメトリック生体認証。 3.国家の未来 インターネットのバルカン化 国家運営→現実世界と仮想世界(サイバー戦争) 独裁国家が世界でも特にコネクティビティの低い社会なのは、偶然ではなく、そこには政府の意図が働いている。今後はオープンガバメント化されオンライン状で説明責任を問われるであろう。 4.革命の未来 パートタイム革命と匿名の活動家 デジタル世界におけるリーダーの条件は? 支援をクラウドソーシングし、デジタルマーケティングツ-ルを使いこなすスキルに長けて現実世界でのリスクを果敢に引き受ける人。革命の成否を分けるのはツールではなく人。革命の成功には強力なリーダーと明確なビジョンが必用。 5、テロリズムの未来 高い技術力が必用。オンラインゆえの特定。隠れ人台帳。ビックデーター検索。オンライン自警活動。データーの永続性。証拠の存在→説明責任がある。 6.紛争と戦争の未来 戦争の自動化(特異点となる) 7.復興の未来 政府のバックアップ。 読み終えての感想。 今後はプライバシーとセキュリティの教育が必須。 性善説から始まるコンピューターの合理性を上手く使いこなすには…?管理者である人間の教育が一番必用だと思う。スキルではなく、人が持つ倫理観や人間(生物)生活に必要な物の価値をきちんと理解させるべきであろう。それからの80億人オンライン社会であればよいけれど・・・。

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2015/10/07

国家権力である立法・司法・行政、に加えて報道機関の政府を監視する役割で4つの権力があったが、ここに個々人がオンラインでつながり合うことで得られる第5の権力が生まれると筆者らは行っている。 ヒト・モノ・カネ+情報と言われる中で、個々人の情報が世界80億人、更には国家レベルにまで影...

国家権力である立法・司法・行政、に加えて報道機関の政府を監視する役割で4つの権力があったが、ここに個々人がオンラインでつながり合うことで得られる第5の権力が生まれると筆者らは行っている。 ヒト・モノ・カネ+情報と言われる中で、個々人の情報が世界80億人、更には国家レベルにまで影響を与えられる世界が近く訪れる中で、どんなことが危惧されるか、チャンスとして待っているかについて未来のコネクティビティに思いをはせるには良い1冊。

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2015/08/10

読みにくい程では無いけど、読み返さないと意味が取りにくい文章が多い程度の翻訳で、読了に時間が掛かった。これからどんとん世界中の人々がモバイル端末で繋がって行った先の近未来の予測。まあ、書かれているのとは既になんとなく予測できそうなことばかりなんだけど、一つ興味深い予測があった。そ...

読みにくい程では無いけど、読み返さないと意味が取りにくい文章が多い程度の翻訳で、読了に時間が掛かった。これからどんとん世界中の人々がモバイル端末で繋がって行った先の近未来の予測。まあ、書かれているのとは既になんとなく予測できそうなことばかりなんだけど、一つ興味深い予測があった。それは、将来はオンラインに繋がってプロフィールやプライバシーを晒してない人が寧ろ危険人物と見なされて要注意人物リストに載るだろう、と言うもの。確かに、コネクトしてない方がマイノリティーになると、悪いことしてるからオンラインに足跡を残さない、と見なされるのかもしれない。昔はパソコン通信してハンドルネーム持ってる方が怪しい人々とされてたのに、隔世の感。

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2015/06/08

グーグル会長である著者が、これまでのICT技術者や経営者としての職歴、さらには共著者とともに世界30カ国を歴訪し、各国要人との意見交換などを通じて得た知見をもとに、インターネットが未来の世界にもたらすインパクトを、グローバルかつ大局的視点において、メリットとリスクの両面から予測・...

グーグル会長である著者が、これまでのICT技術者や経営者としての職歴、さらには共著者とともに世界30カ国を歴訪し、各国要人との意見交換などを通じて得た知見をもとに、インターネットが未来の世界にもたらすインパクトを、グローバルかつ大局的視点において、メリットとリスクの両面から予測・考察した一冊。 著者は、2025年には世界人口80億人がオンラインでつながり、誰もがリアルタイムの情報を所有し発信できる、いわば「第五の権力」を手にする一方、そのような「コネクティビティ」がもたらす「仮想世界」の爆発的な広がりが、デジタル情報の“永続性”などと相まって、セキュリティやプライバシーの問題をより複雑化し、国家や個人の「現実世界」に負の影響を与える可能性を指摘する。 その一方で著者はあくまで性善説に立ち、クラウドソーシングなど、人々が主体的に未来を切り開こうとする意思が、技術に対する無知や悪意を克服し、結果として仮想世界と現実世界にバランスをもたらすという「楽観論」を提示する。各章のテーマは其々壮大なため、やや重複感や冗長感もあるが、今後誰もが直面することになる未来を見通すために、じっくり向き合う価値がある良書。

Posted byブクログ

2015/03/28

Google会長エリック・シュミットの著書。インターネットの普及により指数的なスピードで変化し始めた世界を予見する。圧倒的な数の具体的事象により、広範な話題に語られるため、正直散漫な印象を受けた。それだけ語りたいことがいっぱいあるのだと思うが、もうちょっと絞り込んだ本を期待したい...

Google会長エリック・シュミットの著書。インターネットの普及により指数的なスピードで変化し始めた世界を予見する。圧倒的な数の具体的事象により、広範な話題に語られるため、正直散漫な印象を受けた。それだけ語りたいことがいっぱいあるのだと思うが、もうちょっと絞り込んだ本を期待したい。テクノロジーがもたらす功罪について光と影の両面にきちんとフォーカスしている。

Posted byブクログ