川あかり の商品レビュー
話の流れや登場人物のキャラクターが単純すぎて童話の如し。それなりに軽く楽しんで最後まで読めたが「銀漢の賦」とは大違いでさほどの感動はなし。
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潘一番の臆病者の伊藤七十郎が主人公。 家老を暗殺するように命じられ、暗殺にいくも、川が反乱し家老までたどり着けない。川が静まるまで、近くの宿に泊まることとなり、いろいろ巻き込まれ、助け助けられで進んでいく話。 葉室作品は毎度登場人物が多く把握しきれなくなるのは何故だろう。宿の中の...
潘一番の臆病者の伊藤七十郎が主人公。 家老を暗殺するように命じられ、暗殺にいくも、川が反乱し家老までたどり着けない。川が静まるまで、近くの宿に泊まることとなり、いろいろ巻き込まれ、助け助けられで進んでいく話。 葉室作品は毎度登場人物が多く把握しきれなくなるのは何故だろう。宿の中の話が一番面白く、お若を人質に取られたあたりが一番おもしろかった。 最後は針や手裏剣を駆使して爽快に終わってほしかったが、時代背景なのか七十郎のせいなのか、もたもた感が半端なかった。 最後に約束は守らねばと自分に言い聞かせるように七十郎が思っていたのはおもしろかった。 葉室作品のタイトル通り川明かりについても説明があったが、他の作品ほど印象に残らなかったのが残念。
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6月-9。3.5点。 政敵を討つように言われた主人公。藩随一の臆病者。 川の増水が引くのを待って、討伐の準備。 浪人に引き込まれ、木賃宿に水が引くまで滞在。 変な方向へ、物語が。。。
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藩で一番臆病な男が刺客として放たれた。雨が続いて川が渡れず、安宿で垂れ込めているうちに、訳ありの男女達と懇意になる。あまりにもお人好しで弱々しいが、誠実で純粋な男の姿に周りの者達が放って置けずに何くれと世話を焼くのでありました。そうこうしているうちに川止めが解かれ、討つべき家老が...
藩で一番臆病な男が刺客として放たれた。雨が続いて川が渡れず、安宿で垂れ込めているうちに、訳ありの男女達と懇意になる。あまりにもお人好しで弱々しいが、誠実で純粋な男の姿に周りの者達が放って置けずに何くれと世話を焼くのでありました。そうこうしているうちに川止めが解かれ、討つべき家老が姿を現わすのだが・・・。 時代劇に耐性がないので心配しましたがこれは杞憂でした。人情味に溢れた希望の時代劇、とても楽しかったです。これこそ映画化したらよいのに。
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人の死の重みが少ないように感じる。のめりこみ具合かな。 藩一番の臆病者が刺客として放たれる、という話自体は好き。
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藩で、一番の臆病者と言われている伊東七十郎 18歳。 真面目で、清廉潔癖な青年が、派閥争いで、家老暗殺を依頼される。 死を持って、闘わねばならぬのだが、雨の為に、川止めで、木賃宿で、足止めされる。 そこで、やはり、正義感の為に、盗賊になって、故郷再建を夢見る人と、一緒に生活をして...
藩で、一番の臆病者と言われている伊東七十郎 18歳。 真面目で、清廉潔癖な青年が、派閥争いで、家老暗殺を依頼される。 死を持って、闘わねばならぬのだが、雨の為に、川止めで、木賃宿で、足止めされる。 そこで、やはり、正義感の為に、盗賊になって、故郷再建を夢見る人と、一緒に生活をして、臆病者なのに、人を、切ってしまったり、女房の浮気を疑って、人を殺した男を役人へ突き出したりと、事件に遭遇していてしまう。 七十郎が、ぽつりと漏らす、「皆一生懸命生きているのに、哀しいのは、なぜなのだろう」 題名の「川あかり」、後半、おさとが、日が暮れて、辺りが暗くなっても、川は白く輝いている、、と、、、 白く輝いているのを見ると、元気になれる。何にもいい事が、無くても人の心には光が、残っていると、思えるから、、、、 最後に七十郎は、奥の手の手裏剣も、針も、置いて、刺客として、立ち向かう。 ほんわかと、文章で、書かれており、逼迫さにが、少ないが、武士として、恥じない生き方をしている七十郎に、声援を送りたい気になった。
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葉室さんの新刊のペースに付いていけず、すっかり疎遠になっていたが、久々に読んで改めて好きになった! 読了後は爽快感。ただし、主人公のサクセスストーリーに重きがおかれていて、いささか軽くも感じる。
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島内景二さんの「解説」にあったように、確かに読後感は、タイトルそのままに明るい本でした。 まさに、川あかりに照らされたような明るさです。
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2015年一冊目。 面白いんだけど、ちょっとライトノベルのよう。 ママが「題材はいいんだけど、文章が下手なのよねぇ。」と言っていたけど、確かにそんな感じ。 会話文があまり上手じゃないように思うし。 そして、内容も面白いには面白いけど突っ込みどころ満載。 藩一番の臆病者とはいえ、仮...
2015年一冊目。 面白いんだけど、ちょっとライトノベルのよう。 ママが「題材はいいんだけど、文章が下手なのよねぇ。」と言っていたけど、確かにそんな感じ。 会話文があまり上手じゃないように思うし。 そして、内容も面白いには面白いけど突っ込みどころ満載。 藩一番の臆病者とはいえ、仮にも武士である七十郎が、見ず知らずの胡散臭い人たちに藩の内情を話してしまうなんてありえない! 電車の中で読むには十分だけどね。
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藩一番の臆病者、七十郎の心情に 共感したり、和んだり、呆れたり… でも、応援したくなる。 勇気とはなんでしょう 武士とはなんでしょう 臆病者とは……? あったかいお話です。
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