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脳内麻薬 の商品レビュー

3.4

92件のお客様レビュー

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2019/12/01

人間が自分の意思や性格でやっていると思う決断、行動の多くは脳内物質ドーパミン(ご褒美)と密接にかかわっているというもの。 依存が 物質、プロセス、人間関係に分けられるがそれらはこのドーパミンと関係している。 排出する側だけでなく、レセプター側の数にも影響されている。 笑顔の影響や...

人間が自分の意思や性格でやっていると思う決断、行動の多くは脳内物質ドーパミン(ご褒美)と密接にかかわっているというもの。 依存が 物質、プロセス、人間関係に分けられるがそれらはこのドーパミンと関係している。 排出する側だけでなく、レセプター側の数にも影響されている。 笑顔の影響や、人はみな生理的欲求からはじまり最後は自己実現に向かっているのではないというのはわかるようなわからないような。

Posted byブクログ

2019/12/01

分かりやすさを優先したからか、薄くて浅い内容。しかも、大半が麻薬などの薬物の説明に割かれる。面白いが、少し物足りないか。

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2019/10/14

専門書を部分部分に絞って説明しているような本で、少し頭に入りにくかった。冒頭のドーパミンの説明を理解しないと、薬物や依存症の説明を読み続けるのは少し難しいと感じた。 薬物や依存症、報酬系などそれぞれにドーパミンが関係しているから、どうなのかまでは理解できず。

Posted byブクログ

2019/08/30

この人の本は、毎回一緒ね。っと思いながら手に取っちゃうんだから中毒性。相変わらずのエビデンスからのこじつけで、さも普通のことを脳科学っぽくいう漫談。けっこうやみつきかも。

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2019/04/20

脳内物質について、ドーパミンについて細かく脳のどの部分から分泌されているかなど細かく記載されていて、かつ読みやすくまとめられていた

Posted byブクログ

2018/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドーパミンという言葉は知っていたけど、役割りは初めて知った。 ドーパミンが欲しくて、酒を飲むのかな 努力とご褒美の習慣化 を意識しよう アルコールの直接の作用は中枢神経に対する抑制作用

Posted byブクログ

2018/12/08

人はドーパミンに支配されているのかなぁ。脳内では様々な物質が働き人をコントロールしている。人間の行動も脳内麻薬のよって抑制されている。 幸せを感じることが非常に生命には重要である。幸せを感じるように生きていきたい。 そういう意味では読書している時は幸せを感じるなぁ〜

Posted byブクログ

2018/10/21

ニコチン、アルコール、薬物、ギャンブル、インターネット、カルト宗教など、中毒や依存症はいろいろあるが、共通しているのは「快楽物質」ドーパミンが関係している点。脳内で分泌される神経伝達物質ドーパミンが分泌されることで、過剰な興奮で行動をやめられなくなる。もともとドーパミンは努力させ...

ニコチン、アルコール、薬物、ギャンブル、インターネット、カルト宗教など、中毒や依存症はいろいろあるが、共通しているのは「快楽物質」ドーパミンが関係している点。脳内で分泌される神経伝達物質ドーパミンが分泌されることで、過剰な興奮で行動をやめられなくなる。もともとドーパミンは努力させるためのご褒美なので、多量に放出される誘惑に脳は打ち勝つことができない。

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2018/07/23

快感を生む脳内物質ドーパミン。その作用や放出される過程や、過不足の時にどうなるか、などなど、まずドーパミンを中心に、それから、そのほかのセロトニンやオピオイドという脳内物質についても説明されていきます。次章では、依存症から入って、アルコールやニコチンの中毒に触れることを契機として...

快感を生む脳内物質ドーパミン。その作用や放出される過程や、過不足の時にどうなるか、などなど、まずドーパミンを中心に、それから、そのほかのセロトニンやオピオイドという脳内物質についても説明されていきます。次章では、依存症から入って、アルコールやニコチンの中毒に触れることを契機として、コカインやヘロインといった麻薬についての説明に移っていきます。これは『脳内麻薬』というタイトルを見て買って読んでみた僕にとっては予想外のトピックの広がりでもあり、昔読んだ中島らもさんの『アマニタ・パンセリナ』を彷彿とさせるというか、よりマジメに端的に、そのものを説明するものになっていました。「脳内」だけでは済まずに、麻薬そのものについても紙幅を割いていたのでした。そして、セックスや恋愛、ギャンブルやゲームなどの依存症についても語られ、最後に、社会的報酬、つまり、社会への利他的行動をとって得られる脳の報酬系の興奮、つまり、その種の満足感や快楽の生成過程や、何故、利他的行動で報酬系が興奮するのかについて大きく見ていっています。アヘン戦争にいたった過程など、いろいろなエピソードを引用しつつ主軸のトピックスを解説していくのですが、知識量がすごいうえに簡便に整理されていて、かつ、新書形式の本ということで、偏った形で深くつっこまずに、おしなべて大勢を見た上でその論を進めていくような、マジョリティーに立脚した、でも、いろいろと行われた実験の結果や考えに矛盾がないかだとか、そもそものところに間違いや勘違いがないかということについて、そういうところには細心の注意がなされている論述になっていました。

Posted byブクログ

2018/03/29

脳科学の視点で人の報酬系、快楽を刺激するシステムについてドーパミンの基本的な知識、薬物などの依存症、食やSEX、ゲームなどの依存症、社会的報酬に章立てされ、明快に解説されている。基本的な知識を得る、整理する、正すにとても良い本。特に薬物は今までも多く語られ報道されることもあり、感...

脳科学の視点で人の報酬系、快楽を刺激するシステムについてドーパミンの基本的な知識、薬物などの依存症、食やSEX、ゲームなどの依存症、社会的報酬に章立てされ、明快に解説されている。基本的な知識を得る、整理する、正すにとても良い本。特に薬物は今までも多く語られ報道されることもあり、感想に既に知ってるとして低評価の方も結構いたようだが、それでも科学的に吟味した知識で整理してくれるのは有用に思う。同じ著者の「サイコパス」と同じく、現在の脳科学の知見から明快に基礎を説く本として成功していると思う。というのも、日本の脳科学者関係の本には自説や自らの文系哲学的考えの開陳の方に重点がおかれて、海外の研究者のような科学的知見で説得的なものが多くないような気がしている。著者の中野氏がこの辺のマニュアル的基礎知識に忠実なのは女性ということもあるかも。

Posted byブクログ