脳内麻薬 の商品レビュー
面白い、読みやすい。一読あり。 薬物依存やその他の依存症に関してとても分かりやすく解説している。 ドーパミン→ノルアドレナリン、アドレナリンが作られる 神経伝達物質は、興奮性と抑制性に分けられる 興奮とは、心の興奮ではなく、神経細胞が電気的に変化する事で、発火する、活動電位が...
面白い、読みやすい。一読あり。 薬物依存やその他の依存症に関してとても分かりやすく解説している。 ドーパミン→ノルアドレナリン、アドレナリンが作られる 神経伝達物質は、興奮性と抑制性に分けられる 興奮とは、心の興奮ではなく、神経細胞が電気的に変化する事で、発火する、活動電位が生じる、とも言われる 興奮性の神経伝達物質とは、その物質を受け取った細胞に興奮を生じさせる性質を持った物質 麻薬は6系統 1. ケシ→アヘン→モルヒネ→ヘロイン 2. コカ→コカイン 3. 大麻→マリファナ 4. マオウ→覚醒剤 5. その他の植物 6. 化学合成麻薬 LSD、MDMAなど ドーパミンを回収できなくしたり、脳内に大量ドーパミンにしたり、その覚醒、興奮作用で中毒にしてしまう
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快楽物質アドナレリンを知ることで、努力するときに応用できないかと思い購入した。脳は一度快楽をを覚えると海馬に記憶され、繰り返し快楽を欲求するようになる。薬や大麻、タバコ、ギャンブルなどに手を出すと脳の仕組みとしてやめられなくなる。
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中野信子氏 この方の説は、脳に裏づけされた、どう転んでもわたくし如きが分かるはずもないことを理論的に説明されるとストンと納得する。 今一番好きだ。 今回のテーマは他の本を探したが図書館になく、とりあえずこれと、「空気を読む脳」の2冊を借りてきた。 ドーパミンのことギャンブル、...
中野信子氏 この方の説は、脳に裏づけされた、どう転んでもわたくし如きが分かるはずもないことを理論的に説明されるとストンと納得する。 今一番好きだ。 今回のテーマは他の本を探したが図書館になく、とりあえずこれと、「空気を読む脳」の2冊を借りてきた。 ドーパミンのことギャンブル、アルコール、オンラインゲームー人は何故これらこのことをやめられないのか、この答えが脳科学的に証明されるところに 妙に納得する ほとんどが自分の身には関係ないが、 悪き習慣も考えれば思い当たるかもしれない。 ⚪︎浮気する脳 ⚪︎結婚生活と脳 ⚪︎幸福度の高い人ほど死亡リスクが低い ⚪︎ミュンヒハウゼン症候群 ⚪︎オンラインゲームにハマる理由 どう、なかなか興味深い項目でしょう。 本文より興味深い話が ー他者との比較で得られる幸福感ー 現代日本は過去の時代よりはるかに物質的に豊かになりました、しかし、国民の幸福度を調べると決して高くない「ギャラップ、2010年の調査ー81位」 人は経済的な状況を絶対的な物差しで見るのではなく周囲との比較で決めているらしい。 お金持ちになって生活レベルが上がってしまいお金持ちの友人たちと付き合うようになった ということ繰り返していると どんなに稼いでも幸せにはならないということになってしまう 却ってお金持ちなどにならずに、身の丈にあったつつましい生活を続けて行った方がより幸福に近づけるのかもしれません。」ここまで本文 脳科学存じませんけど、やってまんがな。 昔から言われるように 「足るを知る」「小欲知足」だね。 結論何も知らなくても、幸せな暮らしをしています。「わたくしめの実感」 時期もある。 問題はそれを幸せだと感じられるかどうかだと思う。 イケイケの「元気盛ん、希望に満ち、野心ある」時にこう思うのは、もったいないし 今だからこそ思えるのかもしれない。
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ドーパミンをもとに、あらゆる中毒について脳科学的に解説してある。 薬物などの中毒は心の問題ではない、というのはよく言われるけど、じゃあどういう仕組みになっているのか、というのがわかりためになった。 個人的に恋愛中毒というものを初めて知ってかなり身近なものだと思った。
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知りたかった脳内物質のメカニズムがわかりやすく書いてあり良かった。 ただ、文章の揺れがあり、ところどころわかりにくく気になった。 ところどころ説明が飛んだり、やたらトゥーマッチに説明してたと思ったら急に端折ってよくわからなかったりしたところに筆者のADHD的な性質が表れているなと...
知りたかった脳内物質のメカニズムがわかりやすく書いてあり良かった。 ただ、文章の揺れがあり、ところどころわかりにくく気になった。 ところどころ説明が飛んだり、やたらトゥーマッチに説明してたと思ったら急に端折ってよくわからなかったりしたところに筆者のADHD的な性質が表れているなと思った(自身もそうなので良し悪しではない)。話のトビなどもあったため★3。 細かいところの書きっぷりで気になるところはあったり説明不足を感じるところはあるものの、ライトにラフに短時間でざっと読めるので、脳の活動等についての大枠を抑えたい人にとっては良書。 もちょっと揺れがなければ全体的にわかりやすく★4でも良かったかも。 わかりやすく、網羅的に神経伝達物質についての説明があり良かった。
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依存症とは何なのかについて、わかりやすく書いてありました。自分もある種の依存症ではあるかもしれません。 生活に支障をきたすわけではありませんが。 最後にマズローの5段階欲求に触れてありました。結局、この欲求段階のどこかのバランスが崩れているから誰かに、何かに依存しようとするの...
依存症とは何なのかについて、わかりやすく書いてありました。自分もある種の依存症ではあるかもしれません。 生活に支障をきたすわけではありませんが。 最後にマズローの5段階欲求に触れてありました。結局、この欲求段階のどこかのバランスが崩れているから誰かに、何かに依存しようとするのかなと思いました。 マズローの欲求段階説とは ①生理的欲求 ②安全の欲求 ③所属と愛の欲求 ④承認(尊重)の欲求 ⑤自己実現の欲求 自分にあてはめてみてもよくわかりました。
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あの行動もこの行動も報酬系を活性化させるためのもので、神経伝達物質に支配されていると思えば気が楽になる。 バソプレシンの話が1番興味深かった。
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事実を述べてくれてるかんじの文体。 ドーパミンについてがメインで、あまり麻薬・薬物には突っ込んでない。 幻覚・幻聴がどのような機序で見えるのか分かるともっと面白かったかも(もしかしたらまだ未解明かもしれないが) ドーパミンは、ドラックだけでなく、ギャンブル・セックス・恋愛・買...
事実を述べてくれてるかんじの文体。 ドーパミンについてがメインで、あまり麻薬・薬物には突っ込んでない。 幻覚・幻聴がどのような機序で見えるのか分かるともっと面白かったかも(もしかしたらまだ未解明かもしれないが) ドーパミンは、ドラックだけでなく、ギャンブル・セックス・恋愛・買い物などいろんな場面で放出される。 不確定要素のあるほうがより報酬系大きくなるため、ギャンブルにみんなハマりやすい。 また、ドラックには自然に昔からあった草木からもものと、化学的に合成されたものとパターンが分かれる。 後者はLSD,MDMAなど。研究から生まれた合成物質になる。 精神病患者の投薬時に、副作用相殺のため、薬を複数飲む事あるが、どんどん増えて大変になる。現在は推奨されていない。 オピオイド(苦痛を和らげる快楽物質)の存在は知らなかった。痛みによるストレスにより死んだりしないために、放出される。 また、ドーパミン過剰になると統合失調症になるとの説は知らなかった。幻聴・幻覚が見えるためそう考えられているそう。 ドーパミン過剰に伴い、セロトニン・オキシトシンの濃度も変わる事で統合失調症のような容態になるのかなと思った。
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ある程度は知っている内容だったので斜め読みした。 アルコールに溺れる理由は、アルコールでドーパミン放出を抑制している神経を抑制すればドーパミンが出まくるため、らしい。
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前半の、脳内の快感のメカニズムと、麻薬などがどのようにして快感を引き起こすか、依存症がどのような脳内の原理によって生じるのかについての物理的な説明が興味深く面白かった。 後半は説明が雑になり、社会的報酬の観点から利他行動を部分的に説明しようとするも、前半のような幹のある説明ではな...
前半の、脳内の快感のメカニズムと、麻薬などがどのようにして快感を引き起こすか、依存症がどのような脳内の原理によって生じるのかについての物理的な説明が興味深く面白かった。 後半は説明が雑になり、社会的報酬の観点から利他行動を部分的に説明しようとするも、前半のような幹のある説明ではなく、人間には利他的な面もあるといったすっかり知っているような内容の記述がメインの展開になり、しりすぼみの感あり。
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