星を賣る店 の商品レビュー
ファンタジックでちょっとだけ不気味でもそっと大事にしたくなるもの。 私の大好きな小川洋子さんの世界観に通づるところがあるなと思ったら作品でコラボされてるとのことで納得した。 小説だけではなく装丁などのデザインも手掛けられているとは知らなかった。
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愛情を持ってつくりあげるとこんな商品になっていくだなあと思える。愛蔵本にしたいと思える装丁の本など。
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クラフトエヴィング商會の展覧会図録。 だそうです。 でも、クラフトエヴィング商會の本はいつも、そうと思って読んでて実は架空の話だった、でやられてるので、今回も途中までかなり疑りながら読んでた(今回はどうも本当らしい)。 読む、というよりは眺める本で、ああやっぱりこの雰囲気、デザイ...
クラフトエヴィング商會の展覧会図録。 だそうです。 でも、クラフトエヴィング商會の本はいつも、そうと思って読んでて実は架空の話だった、でやられてるので、今回も途中までかなり疑りながら読んでた(今回はどうも本当らしい)。 読む、というよりは眺める本で、ああやっぱりこの雰囲気、デザイン、好きだーと再認識。 クラフトエヴィング商會が装丁した本も多数掲載されてますが、それもやっぱり私の好きな作家さんばかり。ことごとく、この世界観を共有できる人が好きなんだな。まだ読んだことない作家さんも数名いたので、ぜひ読んでみたい。 最後に、お客さまの声として、さまざまな作家さんが寄稿されてて、これまた面白い。やはり、小川洋子はすごい。どこまでが現実なのか分からなさが、クラフトエヴィング商會と極めて近い。この目眩感が心地よくてしょうがないのです。
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世田谷文学館で開かれた、クラフト・エヴィング商會が今までに作り出した物語の小道具や装丁などの展覧会の展示物目録。 通常の単行本サイズのため、作品のメモなど、拡大してじっくり読みたいものは文字が潰れてしまって読めないものもあるのは残念だった。 作品中の小道具は、1ページに1ア...
世田谷文学館で開かれた、クラフト・エヴィング商會が今までに作り出した物語の小道具や装丁などの展覧会の展示物目録。 通常の単行本サイズのため、作品のメモなど、拡大してじっくり読みたいものは文字が潰れてしまって読めないものもあるのは残念だった。 作品中の小道具は、1ページに1アイテムが紹介されており、作品についての裏話や、作品中の説明そのままの文が短く載っている。 目次がないのが少々残念だが、自分の記憶を頼りにあったはずの物を探してページを捲っていくと、ないものをさがしているような気分になって少し面白くもある。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
クラフト・エヴィング商會(吉田篤弘・吉田浩美)ベスト商品目録。実際に開催された展覧会の公式図録ということで、創作の裏側を少しだけ覗かせてもらった気分です。架空の商品はもちろん、実在する物も収録されており、完全なフィクションではありません。手がけられた装幀を鑑賞し、お客さまの声を読むと、今まで気にかけていなかった作家さんの作品にも興味がわきました。吉田夫妻の魅力を改めて実感できる一冊です。
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吉田ご夫妻のことも、商會のことも何も知らずに手に取ったので初めは酔いめいたテンションに辟易しそうだったけど、読み進めるにつれ、えっ!この本見たことある!が増えていき、内田ヒャッケン集成の装丁を担当された方々とのこと、もうとっくにお世話になっていました、ありがとうございます
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図書館で借りて読了。著者の感性、発想力がとても羨ましい!子供のようでもあり、老成したもののようでもあり、それでいてロマンもある。
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「ないもの、あります」の看板を掲げ、麗しくも奇妙な品々を世に送り届けてきた、架空のお店にして本づくり工房=クラフト・エヴィング商會の商品目録。2014年1月〜3月に世田谷文学館にて開催される展覧会の公式図録。 今まで読んだ数々の本の装幀をしていたらしい。けっこうジャケ読みする時...
「ないもの、あります」の看板を掲げ、麗しくも奇妙な品々を世に送り届けてきた、架空のお店にして本づくり工房=クラフト・エヴィング商會の商品目録。2014年1月〜3月に世田谷文学館にて開催される展覧会の公式図録。 今まで読んだ数々の本の装幀をしていたらしい。けっこうジャケ読みする時に当たっている確率が高し。 これは購入したい本。
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著者の展示会の図録らしいが、掲載作品はクラウドコレクター多めのような気がする。 作品と並びインスピレーションを受けたらしき物も混ざってるので、どれが作り物で、どれが実在する物なのか分かりづらい。 それだけ幻と現実の狭間を表現することに長けているので、ある種のおかしみがある。 本...
著者の展示会の図録らしいが、掲載作品はクラウドコレクター多めのような気がする。 作品と並びインスピレーションを受けたらしき物も混ざってるので、どれが作り物で、どれが実在する物なのか分かりづらい。 それだけ幻と現実の狭間を表現することに長けているので、ある種のおかしみがある。 本の半分(134頁)からは著作や装丁で関わった本の紹介、関連作家らのコメント。 実を言うと俄ファンなので、自分のイメージは偏っていたのだなと思い知った。 初めて見る装幀ばかりで、よく言えばかなり硬派、率直な感想だと…似たり寄ったりで印象に残らず、面白みがない。 まずジャケ買いはしないだろう。 『どこかにいってしまったものたち』が強烈だったせいだろうか。 認識を改めねばと思った次第。
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展覧会をもういちど紙上体験するかのような図録。ああ、幸せな空間だった。(あの街かどにもう一度潜り込みたい)
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