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星を賣る店 の商品レビュー

4.3

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

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2014/02/27

一見隙だらけで、実のところは隙間だらけ。すっと音も立てずに忍び寄るというかそこに佇むというか、気が付くと心にくっついてる。 できれば「展覧会」にて仔細を伺いたかった。

Posted byブクログ

2014/04/19

クラフト・エヴィング商會の展覧会?! 聞いただけでワクワクする! という訳で大雪の日にもかかわらず 行ってきました。 棚卸しで発掘された品々ということで 沢山積まれた段ボールが登場。 最上段の段ボールの中をのぞき見ると さも昔からあったかのようにある、 ありそうでない不思議...

クラフト・エヴィング商會の展覧会?! 聞いただけでワクワクする! という訳で大雪の日にもかかわらず 行ってきました。 棚卸しで発掘された品々ということで 沢山積まれた段ボールが登場。 最上段の段ボールの中をのぞき見ると さも昔からあったかのようにある、 ありそうでない不思議な品々。 それはどれも独特の空気を放ち、 まことしやかな商品説明とともに鎮座されています。 こまごまとして美しい佇まいに こちらの想像力もかきたてられ、 時間も忘れじっと見入ってしまいます。 次にレトロな路地に入り込むと クラフト・エヴィング商會の作業所(?)のような場所へ。 ここでクリエイティブの秘密探れるかも?と ワクワクして入ってみると 壁中に貼られた沢山のメモの数々。 しかし全く持って意味不明。 そして大きなわら半紙にびっしり描かれた『電気ホテル』の見取り図。 これってさっきの段ボールで見た、 古書市でみつけたパンフだよね。 そのパンフからこんなに妄想が膨らむなんて。。。 しかしながらこちらも意味不明。。。 こうなると、クラフト・エヴィング商會とやらも 本当に実在するのか怪しくなってくる。 お次は額装された小さなものたち。 きれいな物もあれば、何の役にも立たないものまで 丁寧に額装されている。 こうして見ると 花火の燃えカスまで宝物に見えてしまうのが不思議だ。 他人には何の変哲のないものでも 自分たちだけには価値があり大切な物。 それが独自の感性に繋がるのかもなぁ。 最後はリアル(?)なお仕事紹介。 コラージュも現物はやっぱり質感もわかるし、 壁三面にわたる装丁の数々は圧巻です。 この世界観や妄想をここまで表現するには 美しく繊細で丁寧な仕事が裏付けにあってからこそ。 物語と物つくりに愛情を感じた展覧会でした。

Posted byブクログ

2014/02/14

+++ この展覧会はうそかまことか――。クラフト・エヴィング商會の棚おろし的展覧会公式図録。文学、デザイン、アートを軽々と渡り歩く同商會の魅力と新たな世界が満喫できる約3年ぶりの新刊。 +++ 本書を読むに先駆けて、世田谷文学館で催されている「棚卸展覧会」を拝見してきたので、な...

+++ この展覧会はうそかまことか――。クラフト・エヴィング商會の棚おろし的展覧会公式図録。文学、デザイン、アートを軽々と渡り歩く同商會の魅力と新たな世界が満喫できる約3年ぶりの新刊。 +++ 本書を読むに先駆けて、世田谷文学館で催されている「棚卸展覧会」を拝見してきたので、なおさら愛着深く読ませていただいた。あるようで存在せず、ないようで実在するあれこれが、入り交じりつつ整然と並べられている様は、二次元でも三次元でも圧巻である。展覧会でも、ひとつひとつ手に取って、裏返したり包み紙を剥いたり、蓋を開けて中を覗いたりしたくなる衝動を抑えるのが大変だったが、本書を開いて、またそのときの気分を思い出してしまった。巻末の「お客さまの声」にひと言を寄せられた著名人のみなさんも、クラフト・エヴィング商會の不思議な力に吸い寄せられているのがありありと感じられて、思わず頬が緩んでしまう。この次はどんな旅をさせてくれるのだろうと期待が膨らむ一冊でもある。

Posted byブクログ

2014/02/13

クラフト・エヴィング商會の展覧会「星を賣る店」の図録である。過去のものの「ないもの」商品に全てキャプションがついていたり、装丁した本の写真入り目録があったり、「お客さまの声」として各著名人が寄稿を寄せているのでファン垂涎の一冊だろう。近くに住んでいれば必ずや足を運んでいたであろう...

クラフト・エヴィング商會の展覧会「星を賣る店」の図録である。過去のものの「ないもの」商品に全てキャプションがついていたり、装丁した本の写真入り目録があったり、「お客さまの声」として各著名人が寄稿を寄せているのでファン垂涎の一冊だろう。近くに住んでいれば必ずや足を運んでいたであろう展覧会である。うー。

Posted byブクログ

2014/02/13

 時節柄、逃れられぬ執務に追われる田舎の民は、とても帝都の展覧会には行けそうにもないので、せめて図録を購入して心慰める…。

Posted byブクログ