ジェフ・ベゾス 果てなき野望 の商品レビュー
Amazon.comの創業者であるジェフ・ベゾス氏について誕生から起業、その後の経営までを詳細に記した一冊。 ジェフ・ベゾス氏自身が信じた強い思いとともにAmazonを運営していくのが力強く書かれている。そのような信念は、会社を経営し、多くの人と折衝するに従って段々と薄められて...
Amazon.comの創業者であるジェフ・ベゾス氏について誕生から起業、その後の経営までを詳細に記した一冊。 ジェフ・ベゾス氏自身が信じた強い思いとともにAmazonを運営していくのが力強く書かれている。そのような信念は、会社を経営し、多くの人と折衝するに従って段々と薄められていくのが常であるが、彼は違う。それがAmazonの強みであり怖さでもある。今のところ強みという面が多く出ているようだが、ビジネスの世界は変化していくのが常であり、今後どうなるかは興味深いところである。 多くの起業家が経験しているように、彼も多くの失敗をしている。Amazonの中でも多くのサービスが提供されては消えていっているさまを克明に記している。それを物ともせず、ただただ自分の信念に従って前に進んでいく姿はかっこよく憧れる。
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何でも取り揃えながら、ユーザにメリットある低価格を実現し、あえて利益を小さくして他社の参入を拒む。このビジネスモデルを徹底することが驚きだ。
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面白かった! この本を読んでAmazonで働きたいと思う気持ちは全くなくなったけれど、ユーザーとしてはもっとAmazonを使いたいと思うようになった。 「顧客第一」主義を徹底するあまり、周囲と戦うことが多いけれど、ベゾスのおかげでこんなに便利な世界が実現しているじゃないか! Ki...
面白かった! この本を読んでAmazonで働きたいと思う気持ちは全くなくなったけれど、ユーザーとしてはもっとAmazonを使いたいと思うようになった。 「顧客第一」主義を徹底するあまり、周囲と戦うことが多いけれど、ベゾスのおかげでこんなに便利な世界が実現しているじゃないか! Kindle、KidleFireにも興味あり。応援したいです。
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祖父が小学生時代のジェフに言った『賢くあるより優しくある方が難しい』この言葉がジェフ・ベゾスの人柄を表している。とにかく有能な人材しかいらない、無能だと分かると切り捨て、有能だと潰れるまで働き蜂として使う。しかしGoogle等に比べると待遇悪いしケチだ。Amazonは消費では役に...
祖父が小学生時代のジェフに言った『賢くあるより優しくある方が難しい』この言葉がジェフ・ベゾスの人柄を表している。とにかく有能な人材しかいらない、無能だと分かると切り捨て、有能だと潰れるまで働き蜂として使う。しかしGoogle等に比べると待遇悪いしケチだ。Amazonは消費では役に立つアイテムだが、仕事として関わると人間性が失われそうな気がした。
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ブクログで誰かの本棚を見てるときにコレがあって、読みたくなり即、図書館に予約。 翌日には届いて、今読んだ。 文章がちょっと読みにくいかな。あんまり面白くない文章。 アマゾンは利益率が低いところが強みだそうだ。 ベゾスはそれを「ジョブズの失敗を繰り返さない」と表現してる。 i-p...
ブクログで誰かの本棚を見てるときにコレがあって、読みたくなり即、図書館に予約。 翌日には届いて、今読んだ。 文章がちょっと読みにくいかな。あんまり面白くない文章。 アマゾンは利益率が低いところが強みだそうだ。 ベゾスはそれを「ジョブズの失敗を繰り返さない」と表現してる。 i-phoneは利益率が高い優良な商品だけど、そのために、みんなが安いアンドロイドへ流れてゆくから。 セルゲイ・ブリンもラリー・ペイジもザッカーバーグもラリー・エリソンもマイケル・デルもスティーヴ・バルマーも、みんなユダヤ系だけど、ベゾスってどうなんだろう? この本って、人種的なこと書いてた? 実の父がサーカス団員だったとは書いてるけど。 実家はプロテスタントでバプテスト派??? ・・・・ユダヤ人じゃないってこと? まあ人種についてウンヌンするのは、上品ではないかもしれないが・・・・気になる。 IT業界で成功した頭の良い人を見ると、つい「ユダヤ系なのかな?」って思っちゃう。
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アマゾン創業者、ジェフ・ベゾスの伝記。オートメーションのように見えるアマゾンシステムは実は人力での調整の賜物である。ベゾスは幹部と定期的に読書会をし、ヴィジョンを徹底疎通させる。アマゾンはここまでやっている。 (T)
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ジェフ・ベゾスはウォール街で働いていた時にネットの成長率に注目したが、その時からエブリシングストアという明確なビジョンを持っていた。最初に書籍を選んだ理由、大量の在庫、利益率を下げる戦略、顧客体験の重視など、打ち手に説得力があり、実際に成功していることは驚くしかない。ハーバード学...
ジェフ・ベゾスはウォール街で働いていた時にネットの成長率に注目したが、その時からエブリシングストアという明確なビジョンを持っていた。最初に書籍を選んだ理由、大量の在庫、利益率を下げる戦略、顧客体験の重視など、打ち手に説得力があり、実際に成功していることは驚くしかない。ハーバード学生たちの間違った指摘に動じない所も、この人の凄さを思わせる。仕事にも徹底して厳しく、ここで働くのはかなり辛そうだ。ちなみに amazon ではパワーポイントは"なまくら"な思考を隠すとして禁止らしい。
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アマゾンの生い立ちが詳しく綴られている。我々は外部から自らの顧客体験を通してアマゾンを見ているが、実際の会社の中は様々な課題が次から次へと降ってくる中、猛スピードでこなしている臨場感が伝わった。
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『我々は正真正銘、顧客第一ですし、正真正銘、長期的です。また、正真正銘、創意工夫を重視しています。 ほとんどの会社は違います。顧客ではなく、ライバル企業のことばかり気にします。 2年から3年でリターンが得られることばかりやりたがりますし、2〜3年でうまくいかなければほかのこと...
『我々は正真正銘、顧客第一ですし、正真正銘、長期的です。また、正真正銘、創意工夫を重視しています。 ほとんどの会社は違います。顧客ではなく、ライバル企業のことばかり気にします。 2年から3年でリターンが得られることばかりやりたがりますし、2〜3年でうまくいかなければほかのことを始めます。新しいことを発明するより、誰かの発明をまねするほうを好みます。そのほうが安全だからです。 これがアマゾンが他社と違う理由であり、アマゾンの実態です。この3要素をすべて備えている企業はほとんどないのです。』 めちゃくちゃ面白かった。 この前読んだ『ストーリーとしての競争戦略』の「キラーパス」がよく分かる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
Amazon創業者、ジェフ・ベゾスの自伝。 競合を見ずに、顧客第一主義を唱っているが、ライバルを蹴落として来た感が強い。また従業員を大事にしているようにもまるで思えない。このくらい徹底しないと勝てないのだろうか?と疑問にも思う。 それでもあれだけ大きく発展できるのだから、よほどの魅力なのだろうと思う。でも、好きじゃない。 これからもスティーブ・ジョブズは好きだが、ジェフ・ベゾスは好きになれないだろう。
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