ジェフ・ベゾス 果てなき野望 の商品レビュー
インターネットの成長率が231倍というのを見て即座に参入するというスピード感。赤字を出しつつもブレずに投資するという一貫性。山あり谷ありだけど、ITバブル崩壊後も生き残り、「四強」の一角を占めるまでに成長したのは、この人の思いの強さあってこそだと思う。
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●「ベゾスのやり方はめちゃくちゃだ。しかし、だからこそ今のアマゾンがあるのか」というのが読後の感想だった。エブリシング・ストアを実現するという原点からしてめちゃくちゃだし、それを実現するためのプロセスも尋常じゃない。
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成毛さんの「Amazon」を読んでから、この本は絶対に読んでおかないといけないなと思っていて、そして予想通り激しい内容だったのだけど、Amazonの凄さというは間違いなくベゾスの凄さなんだなということが本当に良くわかりました。GoogleやAppleとは確かに全然違う形の凄さを感じました。強く思い続けることが達成する力、確かにそうなのだけど、強く思い続ける先が見えているからなんでしょう。ベゾスという人はその両方が凄い。そして、それを達成しようという意思の力、周囲を巻き込んでいく強さも桁違いということなんですね。若い時だったら、こういう会社で自分の力を思い切り試してみたいときっと思えたと思うのだけど、今はちょっと無理としか思えなかった。そういう自分を再確認できたことでもこの本を読んだ意味があった。
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amazon創業者のジェフ・ベゾスの伝記。amazonの進化はエブリシングストアを作るというベゾスのビジョンに沿って実施されてきたと書けばシンプルなストーリーだが一つ一つのエピソードの偏狭ぶりに圧倒。競争に生き残り選ばれ続けるのは一筋縄では行かないと改めて思い知らされる。
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Amazonの成功哲学が良くわかる一冊。読みごたえがありました。 何よりも「顧客第一主義」を掲げ、短期利益を追うのではなく「超長期思考」で将来のキャッシュフローを最大化する事で企業価値を向上させ、イノベーションのジレンマに陥らないように部下に自分たちの既存ビジネスを破壊させる(K...
Amazonの成功哲学が良くわかる一冊。読みごたえがありました。 何よりも「顧客第一主義」を掲げ、短期利益を追うのではなく「超長期思考」で将来のキャッシュフローを最大化する事で企業価値を向上させ、イノベーションのジレンマに陥らないように部下に自分たちの既存ビジネスを破壊させる(Kindleの発売の時が良い例。世界一の書店から始めたAmazonにとって物質的な本の販売ビジネスを脅かすリスクがあったが、むしろ担当責任者には既存の本販売ビジネスを壊せと指示)。ジェフ・ベゾスがすごいのは、創業当初から細かなビジネスプランは変わりこそすれ、その軸となる考え方が全くブレていない点。ずっとブレることなく社内で言い続けているので、組織・部下へもAmazonの組織としてのバリューは浸透していることが、Amazon大躍進の要素の一つだろう。 筆者の関係者への綿密な取材を通して、ベールに隠されたジェフ・ベゾスの哲学・想いがのぞき込める一冊。
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製造業から小売業まで流通に関わる人は読んでおいたほうがよい。amazonという企業が世界に対してどんな変化を起こしてきたか、起こそうとしているのかを知らずにいることはあまりにも危ない。
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この本に描かれているAmazonの軌跡を知る事で,これから何をどのように進めていくのかが多少なりとも予測できるんじゃないでしょうか。ジェフ・ベゾスは偉人だと思いますし,見習って取り入れる点もたくさんありました。 少しでも自分を高めたい人は是非読んで下さい。 単に物を作って売る事...
この本に描かれているAmazonの軌跡を知る事で,これから何をどのように進めていくのかが多少なりとも予測できるんじゃないでしょうか。ジェフ・ベゾスは偉人だと思いますし,見習って取り入れる点もたくさんありました。 少しでも自分を高めたい人は是非読んで下さい。 単に物を作って売る事業はやっていけなくなる日が来る,と強く感じました。事業する時はサービス・体験を加えないと,天才にヤられてしまうんだな,と。
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もはや、アマゾンは巨大帝国となってしまった。しかし、そこに君臨する皇帝ともいうべきCEOジェフ・ベゾスの人柄は意外に知られていない。 なぜなら、ジョブスのような面白エピソード満載の人ではないからではないかと思う。愚直に、普通に、アマゾンという企業のサービスを進化させる。その地味...
もはや、アマゾンは巨大帝国となってしまった。しかし、そこに君臨する皇帝ともいうべきCEOジェフ・ベゾスの人柄は意外に知られていない。 なぜなら、ジョブスのような面白エピソード満載の人ではないからではないかと思う。愚直に、普通に、アマゾンという企業のサービスを進化させる。その地味さこそが、アマゾンの恐ろしさなのだ。
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アマゾンを立ち上げたジェフ・べゾスの物語です。 D・E・ショーというヘッジファンドで働いていたべゾスが、インターネットの可能性に気付き「エブリシング・ストア」を目指し世界有数のカンパニーに如何にしてなったのかについて、書かれています。 べゾスのモチベーションは、「顧客の価値」...
アマゾンを立ち上げたジェフ・べゾスの物語です。 D・E・ショーというヘッジファンドで働いていたべゾスが、インターネットの可能性に気付き「エブリシング・ストア」を目指し世界有数のカンパニーに如何にしてなったのかについて、書かれています。 べゾスのモチベーションは、「顧客の価値」です。全ては「顧客の価値」のために行動しています。 この本で改めて企業とは「顧客の価値」を考える事が本分であること認識しました。 また、アマゾンは、成長の過程で企業買収や新規事業を多く失敗しています。 しかし、ただ失敗するのではなく、失敗しても何かを得て成長を続けています。 ただでは、転ばないところに会社としての凄みを感じました。そんな「アマゾンの凄み」を読んで感じられる本です。 オススメの本です
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読書家の一面 こだわりにつながったとの見方 音楽のジョブズと好対照 講釈の誤り ブラックスワン アマゾン経営陣の必読書 複雑な現実には何かと講釈を並べ、耳あたりはいいが簡略化しすぎた話にしてしまう 物語や記憶より試行錯誤や現実に即した判断を重視すべき 現実世界の偶然性や混沌物事の成否に関わる運不運から目を背けてしまう。 世界最大の川アマゾン、世界最大の書店 モノを売るのではなく判断を助けて儲ける 2000年のドットコムバブルが弾けるがアマゾンは踏ん張る コストが最もかかって複雑な部分を他者が利用できるプラットフォームへ変化させる アマゾンプライム 顧客を2つにわける、航空業界の発想 コミュニケーションは機能不全の証 減らすことを考える ピザ2枚の少人数制 コモディティかコアピンタンスか 投資かアウトソーシングか パワーポイント箇条書きでは考え不足 散文形式の文章としてしっかり練る ジョブズの失敗 スマホの価格を高くしすぎて競争相手が参入 イノベーションのジレンマ 巨大企業が傾くのは破壊的な変化を避けたいのではなく、有望だが現状の事業に悪影響で短期の成長が見込めない市場の対応が消極的 長期的ビジョンと予防的先制攻撃 カズオイシグロ 日の名残り
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