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いつまでもショパン の商品レビュー

3.8

201件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    57

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

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2014/02/05

シリーズ続けて読んでいると、犯人の目星がつくようになってしまう… 演奏部分の記述が多くて、本編が物足りない感じ。

Posted byブクログ

2014/02/05

スピーディーな展開で一気読み。引っかかる所はいろいろあるのだ。こんな状況でコンクールを続けるかなあとか、冒頭の場面が浮いてるんじゃないかなとか、音楽性ってそんなにはっきり白黒つくものなの?、あの子を死なすのはひどいよとか。何より、タリバンの場面はちょっといただけない。いくらフィク...

スピーディーな展開で一気読み。引っかかる所はいろいろあるのだ。こんな状況でコンクールを続けるかなあとか、冒頭の場面が浮いてるんじゃないかなとか、音楽性ってそんなにはっきり白黒つくものなの?、あの子を死なすのはひどいよとか。何より、タリバンの場面はちょっといただけない。いくらフィクションだとはいえ、説得力がなさすぎて鼻白む。 なんかまだまだ突っ込みたい気がするが、それでもなお面白く読めてしまうのが中山作品の不思議。ストーリーテリングのうまい人だなあ。疾走感があってやみつきになる。

Posted byブクログ

2014/02/05

2014-20 音楽もクラシックも全然わかんないのに一気に読める。 疾走感のあるストーリー展開。 岬先生はやっぱり格好いい!

Posted byブクログ

2014/02/04

ピアニスト岬洋介シリーズ… 今回は、自分自身がエントリーしたショパンコンクールでの出来事。 作中のショパンの曲をユーチューブで検索して聴きながら読むと、ピアニストたちの演奏の描写が少しわかるような気がしました。 岬は不思議な人。彼の内面が知りたいなあ。

Posted byブクログ

2014/01/30

疾走するような文章で読みやすい作品でした。一日あれば読み終わります。ミステリーとしては、かなり簡単なものでピアニストが誰であるかは早くわかってしまいます。 コンクール出場者の背景をうまく作品に取り込みラストへの布石としている。少々強引なきらいはあるものの概ね布石としては成功でし...

疾走するような文章で読みやすい作品でした。一日あれば読み終わります。ミステリーとしては、かなり簡単なものでピアニストが誰であるかは早くわかってしまいます。 コンクール出場者の背景をうまく作品に取り込みラストへの布石としている。少々強引なきらいはあるものの概ね布石としては成功でしょうか…ただ、音楽がタリバンに与えられる影響というのは作者の希望的観測にすぎず、フィクションならではといったところでしょうか。 コンテストよりも鎮魂に重きを置いた岬…演奏中に突発性難聴の発作(?)を起こさなかったならば果たしてどうしていたのか…フィクションでタラレバを考えてもいけませんね。

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2014/01/27

岬洋介シリーズ3作目。ショパンコンクールが舞台で、タイトル通り、ショパンの曲やうんちくがこれでもかと出てくる。曲の描写も相変わらず丁寧で、聞いているかのよう。 ミスメリ要素は薄いし、ご都合主義はありつつも、読んでいて楽しいし、登場人物に感情移入して泣ける場面も。 決勝戦は圧巻だっ...

岬洋介シリーズ3作目。ショパンコンクールが舞台で、タイトル通り、ショパンの曲やうんちくがこれでもかと出てくる。曲の描写も相変わらず丁寧で、聞いているかのよう。 ミスメリ要素は薄いし、ご都合主義はありつつも、読んでいて楽しいし、登場人物に感情移入して泣ける場面も。 決勝戦は圧巻だったし、岬洋介を立てる話のまとめ方も「こうきたか!」と納得した。力業だけど(笑)  前作の主人公たちもチラッと出てきたし、今後も続編に期待。

Posted byブクログ

2014/01/27

シリーズの前の作品ほどミステリの要素にインパクトはなかったが、変わらず音楽の描写は冴えている。クラシックをあまり聴かない私には、曲名を読んでもピンとこないことが多いが、文字が伝える音色(おんしょく)や抑揚、音の優しさや力強さ、演奏者の緊迫感や聴衆の高揚だけで、その曲のイメージを頭...

シリーズの前の作品ほどミステリの要素にインパクトはなかったが、変わらず音楽の描写は冴えている。クラシックをあまり聴かない私には、曲名を読んでもピンとこないことが多いが、文字が伝える音色(おんしょく)や抑揚、音の優しさや力強さ、演奏者の緊迫感や聴衆の高揚だけで、その曲のイメージを頭の中に描くことができる。音楽を「読む」ような体験。文字という、一見音楽とは相容れない道具で音楽を表現できる力に、毎回感動している。

Posted byブクログ

2014/02/11

このシリーズは好きだな〜。 文章や表現の仕方などカッコイイ。 マンネリと言われても、ミステリー要素が弱いと言われても好評価。

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2017/07/02

岬洋介、渾身の演奏。 それは人の魂を揺さぶる。 タリバンの戦意を喪失させ、ポーランドのショパンに縛られたヤンの心を解き放った。 登場シーンは少ないのに、登場すると何かを残していく。 一本筋の通った芯の強い人ってこの人のことなんだろうなぁ。 子どものころ、彼のようなピアノの先生に出...

岬洋介、渾身の演奏。 それは人の魂を揺さぶる。 タリバンの戦意を喪失させ、ポーランドのショパンに縛られたヤンの心を解き放った。 登場シーンは少ないのに、登場すると何かを残していく。 一本筋の通った芯の強い人ってこの人のことなんだろうなぁ。 子どものころ、彼のようなピアノの先生に出会っていたらなぁ、、、 次は是非私の大好きなベートーヴェンで岬洋介に会いたい。

Posted byブクログ

2014/01/24

「このミス大賞」作品ということで期待しながら読んでいたら、面白くて一気に読了☆ ショパンコンクールを舞台に起こるテロや犯人に迫る筋はパッとしなかったものの、音楽を極めようとするコンテスタントの心理描写がうまいな〜と思いました。ショパンの曲が聴きたくなる本(o^^o)

Posted byブクログ