1,800円以上の注文で送料無料

いつまでもショパン の商品レビュー

3.8

201件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    69

  3. 3つ

    57

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/22

テロが続くポーランドでのショパンコンクールに岬洋介が出場。コンクール控室で殺人事件。岬洋介がテロリスト「ピアニスト」に行きつきます ショパンの解説、ピアニストたちの演奏の描写、が凄くてミステリー小説であることを忘れます 城戸晶が音楽家を続けていて安心。ドビュッシーのあの子も登場...

テロが続くポーランドでのショパンコンクールに岬洋介が出場。コンクール控室で殺人事件。岬洋介がテロリスト「ピアニスト」に行きつきます ショパンの解説、ピアニストたちの演奏の描写、が凄くてミステリー小説であることを忘れます 城戸晶が音楽家を続けていて安心。ドビュッシーのあの子も登場して安心

Posted byブクログ

2024/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

テロの描写がリアルで読んでるのが辛かったです。 テロリストまでも虜にしてしまう岬先生の音楽さすがです!

Posted byブクログ

2024/06/19

これまでの岬がかかわってきた物語全てとの繋がりが盛り込まれた作品であったため、この作品の虜になった人間としてはなんとも嬉しい描写が多かった。ただ、テロの描写がリアルなだけに犯人の動機を達成するためにこれほどの犠牲が必要だったのかと思うと、なんとも腑に落ちない結末だった。

Posted byブクログ

2024/06/02

中山七里先生のピアノシリーズ、こんなに細かい音楽の描写が書けるのは、余程音楽に精通しているのかと思ったら、全く音楽に無縁との事でした! えっ、信じられない‼️ やはり中山七里先生はすごい‼️ 戦争もテロもなくなる世界があるのか?今回は、読み進めるのが重かった

Posted byブクログ

2024/03/05

ショパンコンクールの最中に起きる事件と街中で頻発するテロ。世界情勢と重ねながら、ドキドキしながら時には苦しく切なくなりながら読み進めて岬先生の演奏が世界の“時”を止める場面は泣きそうになった。芸術は人の心を動かす力がある。この小説の中の奇跡が現実世界でも起きたら良いのに。

Posted byブクログ

2024/02/28

ピアノ演奏の情景を、文字だけで、ここまで表現する七里先生の力に、読むたびに驚く。 小さい頃少し習ったことあるくらいのピアノの知識しかないけれど、音楽の力って無限だな、と思わずにはいられない。 岬洋介の「あの場面」には思わず涙が溢れてしまい、この事件の背景にあるテロ、戦争の残酷さ...

ピアノ演奏の情景を、文字だけで、ここまで表現する七里先生の力に、読むたびに驚く。 小さい頃少し習ったことあるくらいのピアノの知識しかないけれど、音楽の力って無限だな、と思わずにはいられない。 岬洋介の「あの場面」には思わず涙が溢れてしまい、この事件の背景にあるテロ、戦争の残酷さを改めて感じた。 しかし、読むたびに、「岬洋介、かっこいい!」と思います。

Posted byブクログ

2024/02/08

前作のドビュッシーと比較するとミステリーとしての結末は簡素だった(犯人の予想ができてしまった)が、物語としての結末が美しく読了後の満足感は前作以上だった。 音楽の強さや存在意義を改めて感じられた一冊だった。クラシックでは無いが音楽関係の職業についている自分にとっては、より一層仕事...

前作のドビュッシーと比較するとミステリーとしての結末は簡素だった(犯人の予想ができてしまった)が、物語としての結末が美しく読了後の満足感は前作以上だった。 音楽の強さや存在意義を改めて感じられた一冊だった。クラシックでは無いが音楽関係の職業についている自分にとっては、より一層仕事を頑張ろうとも思えた。 そしてプー◯ン大統領よ、ノクターンを聴いてくれ。

Posted byブクログ

2024/02/07

今この本登録してからまじまじと表紙を見ててやっと気付いたんですけど、このイラストあのシーンを描いてあったのか……! うわーうわーそうだったんだ……そっかぁ……。 という訳で、久々に岬先生のシリーズ読了ー! 気が付いたら結構シリーズ増えてたんでコツコツ読んでいかねば。 今回は岬...

今この本登録してからまじまじと表紙を見ててやっと気付いたんですけど、このイラストあのシーンを描いてあったのか……! うわーうわーそうだったんだ……そっかぁ……。 という訳で、久々に岬先生のシリーズ読了ー! 気が付いたら結構シリーズ増えてたんでコツコツ読んでいかねば。 今回は岬先生がショパンコンクールに挑戦する話。 普通の音楽家であれば粛々とコンクールに挑みながらライバルと切磋琢磨していく姿が描かれるんだろうけど、いくらコンクール期間中と言えども岬先生にそんな平穏が訪れるはずもなく今回もまた事件に巻き込まれてしまうという……海外なのに……。 いやそれにしたって国際的テロリストの暗躍する中で行われるコンクールって流石にハードルが高すぎるよ。 実際にあぁいう状況になったら普通はやっぱりコンクールって中止になる……ものなのだろうか?毎年ではないなら続行しちゃうんだろうか? なかなか難しい問題なのかもしれませんね……そんな問題が起こらないことが一番なのだけど。 それにしても岬先生は本当に人に教えるということに対して天賦の才がある人だなぁとつくづく思う。 元々ピアノの腕凄いのに自分に対してはどこまでもストイックだし。 そういう岬先生だからこそ紡ぐ言葉に説得力があるんだろうなぁ。 彼を恩師と慕う生徒も多いし、彼にピアノを教えて欲しかったという子まで現れちゃうし。 いやぁでも私も岬先生にピアノ教えて欲しいと思ってしまいます、実際に習うのなら相当な覚悟が必要になると思うけど。 このシリーズ、そもそも演奏の表現描写が素晴らしいのだけれど、それに加えて私は小説に出てくる曲を実際に流しながら読むんです、少しでも同じ空間で同じ曲を聞いている気分になりたくて。 でもその音を聞きながらでも本当の岬先生がこれを弾いたらどんな音に聞こえるのだろう?という疑問が本当に尽きないんですよね、あんな奇跡の音聞いてみたいもん私も。 今回は更にこの人の音も聞いてみたい!と思わせる登場人物が多くて実際に彼らの音が聞けないのが歯がゆくもありました。 彼とか彼とか彼女とか、また会える日は来るのだろうか。 そうそう、話の途中にほんの少しだけこのシリーズを読んでる人には嬉しいサプライズがあったのですが、その後が描かれるのかも含めて追いかけたいですね。

Posted byブクログ

2024/01/27

白熱するショパン・コンクールの描写に胸を躍らせる。 その一方で、テロによる凄惨な描写には顔をしかめてしまう。 この爽快さと陰鬱さのコントラストが印象的な作品だった。 ミステリーだけど音楽“過多”な感じがこのシリーズの魅力といえる。 ドラマティックな展開とラストシーンに、思わず涙が...

白熱するショパン・コンクールの描写に胸を躍らせる。 その一方で、テロによる凄惨な描写には顔をしかめてしまう。 この爽快さと陰鬱さのコントラストが印象的な作品だった。 ミステリーだけど音楽“過多”な感じがこのシリーズの魅力といえる。 ドラマティックな展開とラストシーンに、思わず涙が出た。 岬先生がホント素敵だ。

Posted byブクログ

2024/01/17

音楽の描写が美しい!それでいてしっかりミステリーと融合している。 コンクール参加者たちの成長していく様子が読んでいて気持ち良かった。 そこに絡む岬の推理がまた秀逸。 このシリーズにハズレはないですね。

Posted byブクログ