つながる図書館 の商品レビュー
長く図書館を利用していないので、わが町の図書館に行ってみようかと思いました。 が、駐車場が数台用しかない!これがお寂しい地方都市の現状で、この本に出てくる図書館が羨ましい。
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図書館の自由に関する宣言 1.資料収集の自由を有する 2. 提供の自由を有する 3.利用者の秘密を守る 4.すべての検閲に反対する Lの自由が侵されるとき、 我々は団結して、あくまで自由を守る
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公共図書館.そのあり方も機能も、多用なのだとおもう.図書館がかわったことはもちろんであるが、図書館にかかわる市民、利用者が変化しているのだと、おもう. 図書館の多くは公共団体が設置し、運営している.利用者に熱心な高い問題意識の市民と利用者、他方で「活字離れ」「活字文化振興法」...
公共図書館.そのあり方も機能も、多用なのだとおもう.図書館がかわったことはもちろんであるが、図書館にかかわる市民、利用者が変化しているのだと、おもう. 図書館の多くは公共団体が設置し、運営している.利用者に熱心な高い問題意識の市民と利用者、他方で「活字離れ」「活字文化振興法」の存在が示すように、図書館に無縁にみえる領域も広まっているでは、ないか. さまざまな試みが示される.モデルとか、オンリーワンとか、そうした独自性の有効期間が、ごく短い.そうしたなかで図書館人の懸命な試みが紹介されている. 格差拡大、休日の多様化、情報依存度の高まり、多数の出版点数.もはや情報を私財を投じて入手、活用では間にあわなくなった. そこのところに、公共も文教政策も投資をする理由があるが、その投資が意味をもつためには、市民の資料の有効利用と、資料を活用することで発生する附加価値のありようが問われる時代にはいった. 図書館を外から視る.この観点で本書は有効である.ただ、図書館の存在感は生みだした附加価値に視野が広がっており、図書館人の<内なる視点>で、利用者にどのような附加価値がうまれているかも、不可欠な視点であろう.
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(1)どのようなことを書いた本か 無料貸本屋と言われていた図書館。日本の公共図書館は、変わりつつあります.現在の日本では、24時間貸出しが可能、自動貸出機があるところもあります。また、ビジネスや法律の相談もできます。 公共図書館が地域の中心の所も多いようで、街を豊かにする可能...
(1)どのようなことを書いた本か 無料貸本屋と言われていた図書館。日本の公共図書館は、変わりつつあります.現在の日本では、24時間貸出しが可能、自動貸出機があるところもあります。また、ビジネスや法律の相談もできます。 公共図書館が地域の中心の所も多いようで、街を豊かにする可能性を秘めた図書館。その全貌が書いていました。 (2)特に注目するところ 私が注目したのは、島を丸ごと図書館にした島根県海士町です。島根には、図書館がありませんでした。あるのは、学校図書館です。 ですが、どこも図書室として機能していません。そこへ、司書の資格はあったものの、大学卒業後は関西で図書館とは無関係の仕事に就いていた磯谷奈緒子さんが、やってきて変わりました。 島を丸ごと図書館にする構想は成功しました。『立派な施設環境がなくても、最低限の本と本を活かし、つなげる人が居れば図書館サービスは提供できる』という心得で、成功したのです。 (3)感想、意見 この本を読んだ感想です。やはり図書館というのは、利用者の年齢を選ばない無料で使える良い場所だなと思いました。 私が住んでいる釧路は、図書館がまんべんなくあって、いいなと思います。図書館は、本を借りるだけではなく、スポーツが出来る場所もあったりして、ますます使いやすい場所へと変わってきています。 私たちが生きていく中で、さらに図書館は変化していくことでしょう。(優 20150105)
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2015/01読了。公共図書館の先進的な事例を、背景を交えて解説。コミュニティの核、という言葉に納得する。 設置時から住民の話し合いをとことん行う事例など、本当に大変だったと思う。なかなかできることではないと感服。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
話題になっていて気になっていたので、図書館で借りた。 第1章 変わるあなたの町の図書館 第2章 新しい図書館の作り方 第3章 「無料貸本屋」批判から課題解決型図書館へ 第4章 岐路に立つ公立図書館 第5章 「武雄市図書館」と「伊万里市民図書館」が選んだ道 第6章 つながる公共図書館 伊万里市民図書館のような図書館が、地元にほしい。 大学受験を何回も失敗している子がいつの間にか将棋を指しながらおじいさんたちに人生相談をしていた、なんて涙が出てくる。 違う年代の人との交流は、ありそうでない。 鳥取県立図書館がかっこいいので、旅行に行くことがあったら寄ってみたい。 米粉のベーカリーを貸し出すなんて海外みたいだし、それもビジネス支援に繋がってるなんてすごい! 武雄市図書館は、賛否両論らしいけれど、近くにあったらきっと通ってしまうだろうなぁ。 経費削減のためだけの指定管理者制度は、悪だと思う。 指定管理者制度導入により、公務員の司書職から解かれてしまった自治体職員の見解を知りたい。 私の地元の図書館は、どうなるだろう。
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いろいろ目新しい?試みをしている図書館を紹介し、現代の図書館が抱えている問題、これからの課題などを考えていこうという意識が感じられる本でした。 公共図書館としての在り方とは違うと感じる事例もいくつか紹介されていましたが、違うと言って目くじらをたてるのではなく、どちらにも良い側面...
いろいろ目新しい?試みをしている図書館を紹介し、現代の図書館が抱えている問題、これからの課題などを考えていこうという意識が感じられる本でした。 公共図書館としての在り方とは違うと感じる事例もいくつか紹介されていましたが、違うと言って目くじらをたてるのではなく、どちらにも良い側面があると捉えて、目的や利用別で図書館も住み分けをしていくと良いのかなと思いました。(公設、私設など) そして、利用する立場の私たちが、図書館のやろうとしていることに対してもっと意識を高くもっていかないといけないのではないかと感じました。 そうしないと、昔から言われている《無料貸本屋》になってしまうのかなと。 図書館は本を通じて、人と人、人と時間、人とモノをつなげて広げていけるような場所であって欲しいものです。
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図書館員は買う価値あり!と思いました(自分は図書館で借りた上で尚、そう思いました。)あと、地元の図書館をもっといいものに変えたいという意欲のある人も。図書館って、実は可能性に満ちた場所なんじゃないか、と希望が持てる事例がいくつも挙がってます。具体的な根拠はなくとも、なんだかやる気...
図書館員は買う価値あり!と思いました(自分は図書館で借りた上で尚、そう思いました。)あと、地元の図書館をもっといいものに変えたいという意欲のある人も。図書館って、実は可能性に満ちた場所なんじゃないか、と希望が持てる事例がいくつも挙がってます。具体的な根拠はなくとも、なんだかやる気が出てくる(笑)。 結局、官民関係なく、しっかり人を育てて利用者に寄り添った運営を志した館が評価されるってことです。 ぜひ、全国の図書館が、安心して頼れて、且つ、ワクワクできる場となって欲しいです。
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ビブリオバトル春のワークショップ2014で紹介した本です。 http://www.bibliobattle.jp/whatsnew/biburiobatoruchunnowakushoppu2014kaicuirepotowogongkaishimashita
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公共図書館も進化してますね。単なる外部委託化は進化だとは思いませんし、相当前から日本だけでなく全世界の図書館がその潮流に飲み込まれています。クローズアップされている武雄市図書館や伊万里市民図書館はそれぞれに素晴らしいと思いますが、個人的には伊万里市民図書館の方が好感が持てます。
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