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つながる図書館 の商品レビュー

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84件のお客様レビュー

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2016/06/02

自分のところと直接的に関わらないんだけど、間接的には関わるから読んでおいてよかった。 興味のあった図書館が簡単にまとめられていて読みやすかった。それぞれの取り組みのいいとこどりということでもないけど、そのまま持ってくることはできないので、これをどう咀嚼しながら反映させていくか、...

自分のところと直接的に関わらないんだけど、間接的には関わるから読んでおいてよかった。 興味のあった図書館が簡単にまとめられていて読みやすかった。それぞれの取り組みのいいとこどりということでもないけど、そのまま持ってくることはできないので、これをどう咀嚼しながら反映させていくか、あるいはそんなこと必要ないのか。 必要だとは思うんだけどなー。理解してくれないんだろうな。 知識が増え、やりたいことが増えるのに、やれてないことが目につきすぎてだんだん嫌いになっていく。。。

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2016/04/19

図書館が熱いです。進化してます。発展してます。町の拠点、町の中核になっていく予感がします(^-^) 図書館愛好家としてとても嬉しいです。(無料貸本屋なんてとんでもないですw)元日開館、24時間貸出、法律相談(人生相談)、コンビニ顔負けの便利さ、さらに合コン・街コン・図書コンツアー...

図書館が熱いです。進化してます。発展してます。町の拠点、町の中核になっていく予感がします(^-^) 図書館愛好家としてとても嬉しいです。(無料貸本屋なんてとんでもないですw)元日開館、24時間貸出、法律相談(人生相談)、コンビニ顔負けの便利さ、さらに合コン・街コン・図書コンツアーに至るまで~! 昨日読んだ有川浩さんの「阪急電車」、征志とユキは宝塚中央公園でデートして帰りは居酒屋に(^-^) 図書館は、人が集まる場所、恋人と出会う場所、そして住みたいとまで言われる場所。益々の発展を祈ってます(^-^)

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2016/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校生の頃はよく図書館に行っていましがた、最近はとんとご無沙汰です。当時は本を借りるだけで図書館のイベントに興味なんて全然なかった(あったのかもわからない)。どこも財政難で図書館も大変ですが、現在だけでなくこれからの世代のためにも頑張ってほしいです。

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2016/03/19

公共図書館の様々な取り組みを知るには、いい本だと思います。 ただ、著者は現在の公共図書館を「コミュニティの核をめざす」(副題)と見ているのか、それとも「コミュニテイを支える情報拠点としての施設にシフト」(カバー裏の解説)と見ているのか、どちらなのか読み取れませんでした。 図書館...

公共図書館の様々な取り組みを知るには、いい本だと思います。 ただ、著者は現在の公共図書館を「コミュニティの核をめざす」(副題)と見ているのか、それとも「コミュニテイを支える情報拠点としての施設にシフト」(カバー裏の解説)と見ているのか、どちらなのか読み取れませんでした。 図書館学の専門家ではないから、その辺はあえてはっきりと書かなかったのかもしれませんが、前者と後者では図書館の役割が全然違うことになるので、整理だけでもしないと読者の理解もモヤモヤしたものになると思います。 ただ、モヤモヤしているのが、日本の公共図書館の従来からの立ち位置で、この先もそうなのかもしれませんので、しょうがないのかな。 私の考えは、後者は公共図書館が当然担うべき役割、もともとそうだったよね? で、前者を目指すなら、後者ができてから。 これだけ嘱託や時給ばかりのスタッフで、評価もされなければ研修もない(自治体)、研修はあって評価も査定もあるけれど、仕事は多く責任も重く、時給(指定管理)・・・となると、後者を伸ばし、維持するだけで精一杯なんですけどね・・・。

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2016/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 公共機関は、誰にとっても使いやすいサービスを目指しがちですが、ともすれば誰にとっても使いにくいサービスになってしまう。企業では当たり前であるセグメンテーションをきちんと設定して、ひとつずつそれに合ったサービスを提供すれば、結果として誰にでも合ったものになります。一律に、誰にでも〃サービスを提供することとは違う(国立国会図書館電子情報部司書監、柳与志夫、p.38)  千代田図書館から、どんなヒントが得られるだろうか。「公共図書館の今後のあり方はさまざまですが、一つは『無料貸本屋』を絶対にやめる。情報、知識の世界は広いので関連機関と連携する。もう一つは、知識や情報を生み出す場になるということです」(柳、p.44) 「ものづくりをしている人の悩みは、本を読んでいるだけでは解決しない。本だけ揃えていて、ビジネス支援が成立するということはありません。資料情報のサポートは図書館ですが、智識経験や制度ルールのノウハウを持っているのは県商工労働本部や産業支援機関、商工会議所です。情報も必要だし、それを知識経験でアドバイスし、制度でサポートすることが全部あいまって課題が解決する」(鳥取県立図書館支援協力課課長、小林隆志、p.72) 「『図書館は俺が困っているのを助けてくれる場所だ』と思ってもらえるかどうか。もっと、自分たちの存在を皆さんに知って頂かないといけません。それが、図書館界の最大の課題です。今まで図書館を使ったことがない人たちにも届くように。ただ、本を借りられる場所というのはもう当たり前で、図書館でこんなこともできるんだと知ってもらえればと思っています」(同上、pp.79-80) 「単に流行本を貸せばいいというのは図書館じゃない。伊万里のまちをつくる、そのために人を育てる。そのための図書館であるということがきちんとわかった運用をしないと、一部の本好きと学生のための図書館になってしまう。図書館は時代に応じて変えなければならない部分もあるし、変えてはならない部分もある。そこを踏まえた上で図書館に対するミッションを明確にしなければなりません」(伊万里市民図書館館長、古瀬氏、p.136)

Posted byブクログ

2015/11/22

『図書館概論』『図書館サービス特論』の参考図書 いつかまた読みたいと思える本。 この中で取りあげられている図書館全てが魅力ある図書館だと感じました。 機会があれば実際に図書館に行き、目で見て確かめてみたいなと思いました。

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2015/09/08

図書館が「無料の貸本屋」と揶揄される書き方がたびたび目にとまり、「だってそうなんだもん、ダメ??」とめずらしく読みながらとっついてしまいました。 あ、でも当たり前を疑う考え方は好きですよ。 CCC(蔦屋書店を運営するあの会社)が指定管理者になり、スターバックスが入った武雄図書...

図書館が「無料の貸本屋」と揶揄される書き方がたびたび目にとまり、「だってそうなんだもん、ダメ??」とめずらしく読みながらとっついてしまいました。 あ、でも当たり前を疑う考え方は好きですよ。 CCC(蔦屋書店を運営するあの会社)が指定管理者になり、スターバックスが入った武雄図書館(https://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/opac/top.do)と、 そのすぐ近くにある伊万里図書館(https://www.library.city.imari.saga.jp)の市民や地域目線での、既存ブランドに頼らない取り組みの比較の見せ方がおもしろかったです。 両者とも、きっと目指す頂は一緒だと思うのだけど。 わたしがたくさん聞かれる質問の1つに「何でここでブックカフェしてるんですか」というのが挙げられますが、ここの地域は図書館蔵書の貸出数が石狩管内第2位(学校図書館も同様)というのがその理由。 北広島市の図書館はなかなか良くって、 札幌市民の方も利用されています。司書さんのセンスがちょうど良いのです。 おとなり、恵庭市の図書館の取り組みもすんごく良い! 24時間図書館とか、そこでピアノの生演奏とか、嫉妬しちゃう。スタッフさんもプライベートで読書会をされたり、熱心ですよね。最近、恵庭の若いコにおもしろいコが多いのは、ブックスタート含む本を用いた情操教育各種の現れなんじゃないかなぁ。 公共財への投資が意味をなすよう、価値ある図書館でいてくださいねというのが、筆者の言いたいことかな、きっと。 余談ですが、最近この手の本を読むと、たいてい登場するのが「島根県海士町」。このことから、山崎亮さんの仕事力がハンパないことが汲み取れます。かっこいいんだよなあああ。 「つながる図書館 ーコミュニティの核をめざす試み/猪谷千香」 輪厚児童センター指導員 輪厚王様文庫創始者 竹田妃登美先生 より頂戴しました。

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2015/08/14

みんな違ってみんないい図書館、の見本市。しかし、二束三文の紙くずを蔵書としてわざわざ購入した武雄市図書館の記述だけは、不穏な雰囲気が漂っていた。図書館は民度を表すのだろうか、それとも時の運なのか。

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2015/05/25

興味深い。良書。だが、読むうちに哀しくなってくる。読むべき人にこそ是非読んで貰いたい本なのだが、そういう人達は読まなそうな気がして…哀しい。

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2015/04/18

いわば「未来をつくる図書館~ニューヨークからの報告」の日本版。ちょっと小ぶりだが、いろいろ奮闘している日本の図書館のレポート。「未来の図書館、はじめませんか?」は能書きばっかりで飽きたけれど、やっぱり具体例は面白い。CCCが受託して騒ぎになった武雄市図書館の話がやっと読めた。最後...

いわば「未来をつくる図書館~ニューヨークからの報告」の日本版。ちょっと小ぶりだが、いろいろ奮闘している日本の図書館のレポート。「未来の図書館、はじめませんか?」は能書きばっかりで飽きたけれど、やっぱり具体例は面白い。CCCが受託して騒ぎになった武雄市図書館の話がやっと読めた。最後のほうに出てくる船橋の、若者が勝手に作った図書館の話が面白い。ぼくだったらどんな図書館を作ろうか?  気になる点がひとつ。「無料貸本屋ではない図書館」という文章が何度か出てくるが、図書館の最大の機能は「無料貸本屋」ではないのだろうか? とんでもない額払っている税金で贖われているのだから、「無料」では全然ないわけだが。ベストセラーやマンガは金払って読めよ、と思うが、ドキュメンタリーや資料の類はある程度量を読み込む必要があり、そこは図書館に頼らないと、一般人には難しいのだ。

Posted byブクログ