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異端のススメ の商品レビュー

3.7

28件のお客様レビュー

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2024/05/28

本書は、小池百合子さんと林修(1965~)さんの対談本です。 2013年刊行ですので、対談時の二方の年齢は、小池百合子さんが61歳位、林修さんが48歳位になります。 林修さんのプロフィールは以前見たので、今回は、小池百合子さんをウィキペディアで、見てみます。 ---引用開始 ...

本書は、小池百合子さんと林修(1965~)さんの対談本です。 2013年刊行ですので、対談時の二方の年齢は、小池百合子さんが61歳位、林修さんが48歳位になります。 林修さんのプロフィールは以前見たので、今回は、小池百合子さんをウィキペディアで、見てみます。 ---引用開始 小池 百合子(こいけ ゆりこ、1952年〈昭和27年〉7月15日 - )は、日本の政治家。東京都知事(第20・21代)。都民ファーストの会特別顧問。 アラビア語通訳者、ニュースキャスターを経て、1992年に政界へ転身した。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 学年でただ一人のエジプト留学。大手銀行を5カ月で退社-人と違うことを恐れるな!独自の人生を歩んできた二人に学ぶ「生きづらい現代」を勝ち抜く極意。 ---引用終了

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2024/03/04

2人とも王道ではない、異色の経歴の持ち主。 この頃はまだ知事になっていない、政治家時代の対談。 常に自分と周りと時代のタイミングを見計らって、皆が選ばない道を選んできたという人生。見切りをつけるのも早いなぁ…この行動力は見習いたい。でも、地頭が良いなら、どんな事も大抵はどうにか...

2人とも王道ではない、異色の経歴の持ち主。 この頃はまだ知事になっていない、政治家時代の対談。 常に自分と周りと時代のタイミングを見計らって、皆が選ばない道を選んできたという人生。見切りをつけるのも早いなぁ…この行動力は見習いたい。でも、地頭が良いなら、どんな事も大抵はどうにかなってしまうのでは? 口を揃えて、親の教育は大事だとか、親の教育には感謝だとか。 『自業自得の自己責任。自分の責任は自分で取れ』と常々言われていたそうだ。 改めて親としては何かしないといけなかったかなと反省。その割には具体的な事は書いていないかなと。 『「やりたいこと」「やるべきこと」「やれること」と物事を3つに分ける。やりたいことは基本的にお金を払って趣味でやればいい。やるべきことはやるべきなんだから、これは好きだの嫌いだの言ってはいられない。 仕事はやれることを選んでお金を払う人に対して責任を果たしていかなければならないという感覚。後は運がよかった』と林さん。なるほど、納得。 小池さん、やっぱり批判的な事、あまり言わないね。 常に何かに興味を持ち、突き詰めていく先に道が開ける。マイナーである事の安心感を得た感じ。

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2020/06/16

6/9(火)〜6/16(火) 異端のススメ ☆この本を読む目的 「小池さんと林さんがどのような人生を歩み、どんな選択をしてきたか知る為」 ☆この本の読了目標 1.小池さんと林さんの道は一言で表すと? →自分はどうするべきか? 2.異端のススメとは? ♪読了後結論 1.小池さ...

6/9(火)〜6/16(火) 異端のススメ ☆この本を読む目的 「小池さんと林さんがどのような人生を歩み、どんな選択をしてきたか知る為」 ☆この本の読了目標 1.小池さんと林さんの道は一言で表すと? →自分はどうするべきか? 2.異端のススメとは? ♪読了後結論 1.小池さん→全体を俯瞰し、自分を客観視し、戦略を立てて行動してきた。 林さん→とにかく負けないところを探す。自分にしか出来ないブルーオーシャンで勝ち続ける事。 2.異端か正統なんて、その「時代」以外の何物でもない。その時代に、どちらかマジョリティを占めたかだけだ。日本は同質社会である。他の人と同じである事で心の安寧を見出している。 皆と同じ事をしているのは安心だ。。 だが、時代が変われば話は変わる。ただ「隣の人と同じ」である事はなんの保証にもならない。まずくならば、皆奈落の底。常に、異端は時代の先取りである。 「優れるな、異なれ」 1.異端児時代 ・挑戦して、そして失敗しても、それは自分で責任を取ればいいだけの話。何にでもチャレンジして、新しい事や高いところに突き進んでいかなければ、後退あるのみ。 みんなと同じ事をしていたら、安心かもしれないけど、奈落に落ちる時もみんな一緒。 「自分で這い上がれ」 2.社会でも異端 全体を俯瞰してどちらにいくか。 →自分はいったい何がしたいのだろう?自分の現在地を俯瞰して見て、どちらの方向にいきたいか決める。 例えば、ホテルのバイキングを食べようとした時、手近な料理からお皿に載せてしまうと、後でこんな美味しいものがあった!と焦ってしまう。だから、全体を見る。戦争も同じ、周囲を一望し、全体の地形が分からん上で戦略をねる。孫氏の兵法と同じ。 「敵を知らず己を知らざれば戦う毎に必ず殆うし、敵を知り己をしれば百戦殆からずや」 ・愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

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2019/10/31

考えが2人とも論理的で、しっかり的を射ていた。 特に日本の英語教育が受験英語になりすぎた原因についての林先生の意見に納得した。 『明治時代の名残。当時は欧米諸国に追いつくためには、洋書を的確に翻訳できる技術が必要だった。』(第5章) また、小池さんも政治家としての目線からの...

考えが2人とも論理的で、しっかり的を射ていた。 特に日本の英語教育が受験英語になりすぎた原因についての林先生の意見に納得した。 『明治時代の名残。当時は欧米諸国に追いつくためには、洋書を的確に翻訳できる技術が必要だった。』(第5章) また、小池さんも政治家としての目線からの鋭い意見で、特に女性の社会進出についての考え(第8章)が素敵。 学生の私でも考えさせられる一冊だった。

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2019/03/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自らを俯瞰してみる。 人生の決断での思い切り。 家庭環境の大切さ。歴史認識の欠如。 親や祖父、祖母のそれぞれの時代の経験を蓄積し、歴史を知る。 ブルーオーシャン ダイソン;オンリーワン レッドオーシャン ヤマダ電機とビックカメラ;ナンバーワン 究極のネット選挙 エストニア;スマホから投票可能。 OECD(経済協力開発機構)における成人力 世界1位 読解力、計算力の指標 英語教育は明治維新の名残。 コミュニケーションに時代の変遷 女性の優秀さ、社会進出、家族の絆。 姿勢の良し悪しで成績の優劣 大学で何を学んだかではなく、受験勉強をどれだけやったかでみてしまう。 優れた人材の採用が難しい。 教育;責任に対する意識。勉強よりも大事なこと。 知識は学校で、知恵は家庭で。 やりたいこと、やるべきこと、やれることの3つに大別。 運が9割。人間としての魅力。とにかくチャレンジ。根拠のない自信をもて。 ロジャース教授 ーイノベーション理論ー イノベーター(革新者);2,5% アーリーアダプター(初期採用者);13,5% アーリーマジョリティー(前期追従者);34,0% レイトマジョリティー(後期追従者);34,0% ラガード(遅滞者);16%

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2019/11/02

?ローマのキケロが演説を終わったとき、民衆は、なんと雄弁なんだろう!と感服  しかし、デモステネスの演説が終わると今度は、口々に叫んだ。さあ、行進しよう!  このすごさ ?ビックデータと賢く向き合う ?ツールや情報の隔たりはNG ?アカデミズムに女性のトップを、女性をもっと活用...

?ローマのキケロが演説を終わったとき、民衆は、なんと雄弁なんだろう!と感服  しかし、デモステネスの演説が終わると今度は、口々に叫んだ。さあ、行進しよう!  このすごさ ?ビックデータと賢く向き合う ?ツールや情報の隔たりはNG ?アカデミズムに女性のトップを、女性をもっと活用を、地方にもっと女性議員を ?女子力という言葉がパンドラの箱を開けた ?歴史を知って成功パターンを学べ ?価値観の転換こそイノベーション ?女性の社会進出が少子化を食い止める ?やれることをやる ?縦割りに横串を指す

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2018/03/31

小池百合子さんに興味があったので読んだ本。 日本が世界の中でも高度のホモジニアス、同質社会と呼ばれること。それを離れて人と違う一歩を踏み出そう矢印異端となろうというメッセージが強く書かれていた。 あとは、エジプト留学の話、とりわけそこの美しさの話が印象的だった。

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2017/09/05

先日読んだ森本さんの本と近しい、ブルーオーシャン(この本では「異端」と表現)での価値観の築き方。 子どものしつけ論など共感できない部分もあったけど、それも含めて考えさせられる良書ですた。

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2017/07/16

(07.13.2017) 自分が正しいと思う道に進む決断力、周りの目は気にせず自分の決断に自信を持ち、堂々と歩ける余裕。彼等のような生き方がしたいなと素直に思った。

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2017/03/02

『異端のススメ』だからと言って、むやみに人と違ったことをやれというのではなく、自分らしさを活かしやすい「ブルーオーシャン」を探すべきなのではないかということ。そのためには常に自分と向き合い、冷静な目で自分を俯瞰するということが大切であると。「やりたいこと」ではなく、自分が「やれる...

『異端のススメ』だからと言って、むやみに人と違ったことをやれというのではなく、自分らしさを活かしやすい「ブルーオーシャン」を探すべきなのではないかということ。そのためには常に自分と向き合い、冷静な目で自分を俯瞰するということが大切であると。「やりたいこと」ではなく、自分が「やれること」を選んで進むべき道を考えていこうと。

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