下町ロケット の商品レビュー
大好きな本になった。 子供が読んでも、未来に希望があると思わせられるし、 大人が読んでも、まだまだ楽しいこと追いかけていいと思える。大事に大事に読んで、読み終わりが来るのが寂しくなった。 佃品質、佃プライド、最高にかっこいい
Posted by
『俺たちの箱根駅伝』を読んでから、池井戸潤さんの本を読みたくなり、 10年以上前に放映されたドラマの原作があったのを思い出し、 読んでみたいと思いました。 大田区にある中小企業・佃製作所が大手企業から訴訟されるところから始まり、 初手から先が見えない焦りと不安が襲ってきたけど、...
『俺たちの箱根駅伝』を読んでから、池井戸潤さんの本を読みたくなり、 10年以上前に放映されたドラマの原作があったのを思い出し、 読んでみたいと思いました。 大田区にある中小企業・佃製作所が大手企業から訴訟されるところから始まり、 初手から先が見えない焦りと不安が襲ってきたけど、 佃製作所のプライドや意気込みに圧倒。 また帝国重工からの狡いやり方に挫けずに対応する職人魂にも脱帽。 こんなストーリーに出てくる登場人物たちの熱い思いに目頭が熱くなりました。 大手企業からみて中小って見下してるんだろうかと思うと、こっちも熱くなってしまう。中小企業を舐めんなよ!なんて(笑) 周りの人達とともに戦っていき希望を見出す強い心を持つ。 逆境に強く逞しく。人は強い力があれば負けなし。そう教えてくれました。
Posted by
"佃品質、佃プライド" 世界一かっこいいプライドのぶつかり合いを見た。これが論理を感情が超える瞬間なんだと思う。
Posted by
2018/11/10 読了 ビブリアから移行 様々な困難をどんどん乗り越えて、達成する気持ち良さ!!!! 帝国重工の対立組へ論破する佃製作所の社員の気持ち良さ!!!!! 夢に向かって仲間と一緒にがんらるアツさに感動した。 ふつうに考えれば選択肢は沢山あるけど、会社の意向や...
2018/11/10 読了 ビブリアから移行 様々な困難をどんどん乗り越えて、達成する気持ち良さ!!!! 帝国重工の対立組へ論破する佃製作所の社員の気持ち良さ!!!!! 夢に向かって仲間と一緒にがんらるアツさに感動した。 ふつうに考えれば選択肢は沢山あるけど、会社の意向や、社長の存在、様々なことが絡み合って、選択肢は一つになってしまう、それを達成しなければいけない難しさも感じた。 最初は義務感で読んでいたけれど、だんだんのめり込んでいってしまいました。
Posted by
アツい!!!! やっぱり社会人、モノを作ってる人たちはカッコいい。 遊びじゃないからこそここまで熱くなるんだなー。 働くって素晴らしい。 就活前の大学生とかに読んで欲しい。
Posted by
池井戸潤さんの中小企業ストーリーは本当に好きです。こんな夢を追いかけるトップがいる会社めちゃくちゃ素敵ですよね。今は、こんなチャレンジしたいと社員から声が上がっても、役員からそれは利益につながるのか?と言われ、冒険が出来ないという形がほとんどだと思うが、そんな中社長自らが夢を追い...
池井戸潤さんの中小企業ストーリーは本当に好きです。こんな夢を追いかけるトップがいる会社めちゃくちゃ素敵ですよね。今は、こんなチャレンジしたいと社員から声が上がっても、役員からそれは利益につながるのか?と言われ、冒険が出来ないという形がほとんどだと思うが、そんな中社長自らが夢を追いかける素敵すぎます。
Posted by
物語冒頭から研究所でのロケット打ち上げ失敗りそこから中小企業の社長へと職を変えた佃が他の企業から訴えられる所から物語は始まる。他社の悪意やどうにもならない状況が次々と訪れるが熱意や幸運によって事が好転していく様は一種のご都合主義のようにも感じるが、それ以上の爽快感を産んでいる。そ...
物語冒頭から研究所でのロケット打ち上げ失敗りそこから中小企業の社長へと職を変えた佃が他の企業から訴えられる所から物語は始まる。他社の悪意やどうにもならない状況が次々と訪れるが熱意や幸運によって事が好転していく様は一種のご都合主義のようにも感じるが、それ以上の爽快感を産んでいる。その後すぐに次の試練が訪れるわけだが…。池井戸潤らしい企業同士の難しい話とそれを乗り越えた先にあるカタルシスを連続で味わえる名作であると評価せざるを得ない。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ロケット開発の研究員を諦め、家業の町工場を継いだ主人公・佃航平は、とある企業から特許侵害で訴訟を起こされる。裁判で戦っている最中、今度は別の企業から技術の特許を譲って欲しいと迫られる。会社の存続と自らの夢を守るため、小さな町工場が大手企業に立ち向かう物語。 植松電器の植松努さんがこの物語の主人公だと知ったので読もうと思った。もちろん、作者の池井戸潤さんも知ってはいたが今回が初読みです。このような社会派ヒューマン系?は、どちらかといえばドラマで観るイメージでしたが、今作は小説で触れて正解だったと思います(また機会があればドラマも観ていたいですが)。 「男のロマン」みたいな胸熱くなる作品は良いです!小学生や中学生のころに出会っていても良かったと思います。 今年のブックサンタ、1冊はこの本にしようと決めました。
Posted by
冒頭から取引先を失い資金繰りに窮する佃製作所が社員総出で品質とプライドを賭けた戦いと挑戦が始まり、読み応えたっぷりでして素晴らしい作品でした。 佃製作所のバルブシステムには夢が詰まっており、まさに感動しました。
Posted by
第145回直木三十五賞 こういう技術者たちの壮大な夢への挑戦ものに弱い。めちゃくちゃ良くて胸がいっぱいになりました! 技術的な話は何もわからないけど大丈夫。 グングン惹きつけるストーリー展開で、徹頭徹尾おもしろいです。 登場人物も魅力的で、人間味のある佃社長が素晴らしいのはも...
第145回直木三十五賞 こういう技術者たちの壮大な夢への挑戦ものに弱い。めちゃくちゃ良くて胸がいっぱいになりました! 技術的な話は何もわからないけど大丈夫。 グングン惹きつけるストーリー展開で、徹頭徹尾おもしろいです。 登場人物も魅力的で、人間味のある佃社長が素晴らしいのはもちろん、熱くて有能な人物が多数登場するのでその度に感動しました。 以下、ややネタバレ含む ナカシマ工業や、富山をはじめとする帝国重工の技術者たちの、佃製作所を見下した横柄な態度にはフツフツと怒りが湧きました。 社内にも佃社長と敵対する技術者が多く、困難だらけの八方塞がりなのにどうやって夢を実現できるのか。それはひとえに技術力だったんだなと感心した。 そして内外の反発していた人たちも結局「技術者」という同士。佃品質を理解し、プライドを欠けてロケット開発に尽力していく過程に胸が熱くなりました。 また、財務責任者の殿村と、特許の見直しを勧めた凄腕弁護士の神谷の功績も大きい。 いい仲間が集まったのも、佃社長が経営者としても研究者としても一流で、ブレずに夢を大切にしてきたから。 なんだか感動して長くてまとまらなくなっちゃいましたが、最高でした!
Posted by