1,800円以上の注文で送料無料

下町ロケット の商品レビュー

4.4

891件のお客様レビュー

  1. 5つ

    468

  2. 4つ

    257

  3. 3つ

    83

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2024/02/17

物語の骨子としては『空飛ぶタイヤ』をなぞっているような展開だが、最後まで読ませる内容なのは流石というべきか。

Posted byブクログ

2024/02/16

今更ながら下町ロケット 中小企業の技術!中小企業の意地と誇り!のお話。 大企業が本当に憎らしく、最後ギャフンと言わせる大逆転。池井戸マジック炸裂って感じですね

Posted byブクログ

2024/02/13

池井戸潤、安定の面白さ。ピンチになっても必ずひっくり返してくれるので、安心して読んでいられる。スカッとする。難しい事を考えたくない、頭の中を空っぽにしたい時に読む本です。

Posted byブクログ

2024/02/10

元研究者の主人公とシンクロする部分が多く、一気読みしました。 仕事への情熱に心揺さぶられる作品でした!

Posted byブクログ

2024/01/29

夢を諦めない社長佃の物語。 佃と社員の考え方の違いで一旦はぐちゃぐちゃになった会社を佃の熱い思いに惹かれ少しずつ協力していく様子が描かれており、最後はハッピーエンドで終わりとても気持ちのいい作品でした。

Posted byブクログ

2024/01/21

評判通りの面白さでした!各部門それぞれの熱い想いに感動します。クライマックスは感情移入してしまい、涙を流しながら読みました。一つの目標に向かって少しずつ団結していく姿、まるで青春小説を読んでいるようで、読む手が止まりません。

Posted byブクログ

2024/01/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かれこれ10年くらい積読リストに入っていたものをやっと読むことができた。 ドラマも見たいと思いつつ、先に小説を読んでから・・・と思ってずっと我慢してきた。 息子が中学生になり、少しだけ時間の余裕ができてきたので積読をすこしずつ解消できてきた今日このごろ。 まぁ読んでみると期待通り、というか期待以上に面白かった。 もともと業界ものとか熱い人間ドラマみたいなものは好きなので、私の好みにどストライクすぎた。 宇宙航空研究所、大学、研究職、はたまた町工場、銀行、弁護士、大企業、ベンチャーキャピタル・・・ストーリーを通して色々な業界を垣間見ることができるのがとても楽しい。自分自身の人生や周囲の環境からは窺い知れないような新事実を知れると思うだけで自然とページをめくるスピードも上がってしまう。 また、主人公の佃航平の夢を追い求める熱さ、頭はキレるのに少し不器用で実直なところ、慣れない社長業にチャレンジする中で自分の役割を全うしようとする姿、そしてその成長・・・本当に魅力的に描かれており、のっけからこの人物のファンになってしまった。 さらにはその佃を慕って付いてくる社員、外部からの協力者、最初は協力的でなかった社員までもが最後には気持ちを一つにして目標を目指す。 かないっこないはずの夢を追いかけ、願うことすら憚られるような望みを持つ。 だがそんな熱量に、佃の人柄に付いていきたくなるその気持ちはよくわかる。私も付いていきたいと思った。 このストーリーの魅力は多々あるが、そのひとつにチームワークが挙げられる。 壮大なプロジェクトを成功に導くためのチームワーク。 その求心力になったのは佃の熱量と人柄、そして大きすぎるかもしれない目標だったように思う。 確かに最初は大きすぎる目標が社員には刺さらず求心力はなかった。 しかし、その目標が現実味を帯びる中で、また更なる困難やハードルが生じる中で、次第と社内の団結力が増していった。 作中では「意地」とか「プライド」と呼ばれていたが、そのようなものが社員の団結を強めたのだと思う。 中小企業でも、銀行でも、大企業でも、結局中身は人間。最後に大切なのはそういったプライドであり、信頼であり、誠意だと改めて思った。 佃の熱さや誠実さは最後には大企業をも動かすことになった。 もちろんこの話はフィクションであり、実際にはもっと論理的に合理的に判断されるところかもしれない。 でも人間である以上、エモーショナルな部分は切っても切り離せないものだと思うし思いたい。 登場人物の中では主人公の佃以外にも魅力的な人物が多数登場する。なかでも私のお気に入りはトノと呼ばれる殿村である。メインバンクからの出向ということで、社内で居心地が良いわけではなかったとは思うが、いつも公正で率直な態度を取ってくれる。何が正しくて何が間違っているか、それはいつもブレない。佃や佃製作所に寄せる熱い信頼、それが揺るぎない。ときにその信念は佃自身もハッとさせる。読んでる中で何度トノのセリフに泣かされたことか・・・と思う。 全体を通して、ストーリーにリアリティを感じたのは、筆者が丹念に調査や研究をし、それを丁寧に詳細に描写したからだろうと思う。それにはもともとの銀行員としてのキャリアも関係しているのだろう。銀行員の思考パターンや心情描写など、いちいちなるほどなぁと感心してしまう。作家には全てのキャリアがプラスになるんだな、と改めて思った。そしてそれは作家に限らないのかもしれない。 兎に角、この小説を好きになりすぎて、息子にも読むよう勧めてみた。一応途中までは読んでくれたが社会人経験がないとなかなか読み進むのに時間がかかるらしい。読んでみたうえでちょっと難しいとのことだったので仕方なく諦めることに。いつか成長してからまた読んでくれたらいいなと思う。読もうとしてくれた息子に感謝。私はまたこのシリーズの続編を読んでみたいと思う。続編も楽しみだ。

Posted byブクログ

2024/01/19

ロケット開発の夢に敗れ、町工場佃製作所の社長となった佃航平。 商売敵に訴えられ、取引先を失う中、ロケットに関する独自技術の特許技術をめぐって大企業に挑み夢の実現に向けて社員たちと闘っていく。 池井戸潤さんらしい気持ちの良いストーリーだった。

Posted byブクログ

2024/01/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

グッとくる場面が何度かあった 真野〜、お前それはあかん!  けど全くの悪人では無いのは分かるよ。  佃さんかっけぇ。  帝国重工の人達をギャフンと言わせるのが爽快だった。  二酸化ケイ素がフィルターに入り込んで詰まりを起こし、ロケット打ち上げ失敗かぁ。  研究者として腕のある元妻の助けもあったね!    元技術屋として生きる経営者の熱い物語

Posted byブクログ

2024/01/14

やっとゴースト、ヤタガラスを入手したのでその前に再読。え?前回読んでから10年たってるって!?(^^; セイレーンの失敗から始まって、白水銀行、ナカシマ工業、帝国重工とヤな奴満載の上に、自社の若者たちまで。。 佃社長、踏んだり蹴ったり、これで確かラストは大円団だったはずだけど、大...

やっとゴースト、ヤタガラスを入手したのでその前に再読。え?前回読んでから10年たってるって!?(^^; セイレーンの失敗から始まって、白水銀行、ナカシマ工業、帝国重工とヤな奴満載の上に、自社の若者たちまで。。 佃社長、踏んだり蹴ったり、これで確かラストは大円団だったはずだけど、大丈夫?世知辛い世の中に慣れ切った自分は思わずどうせ。。ってあきらめそうになった(^^; でも、プライドっていうのが大事だよね。 神谷弁護士に財前氏の活躍に、ホッとする。そしてもちろん佃社長の心意気も!夢かぁ。思いつかない。。だから私はダメなのか(^^; 反省。。。

Posted byブクログ