ペテロの葬列 の商品レビュー
杉村三郎シリーズ第3弾。バスジャックに遭遇した三郎。バスジャック犯の老人が持っていた拳銃の暴発ということであっけない幕切れ。そこから運転手や乗客たちの人生が展開していく。そして意外な結末。この結末は本当にビックリした。なんとも辛い。
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爆発的に感情が揺さぶられるとかはないのだけども、人物描写や背景描写がとにかく丁寧で細かくて、それを冗長ととらえられなくもないのだけど、それがじわじわ効いてきて、最後は感慨深さにつながるというのが宮部みゆきさんぽいのでしょうか。わからんけど。 ただ最後は衝撃でした。悲しい。悲しいけ...
爆発的に感情が揺さぶられるとかはないのだけども、人物描写や背景描写がとにかく丁寧で細かくて、それを冗長ととらえられなくもないのだけど、それがじわじわ効いてきて、最後は感慨深さにつながるというのが宮部みゆきさんぽいのでしょうか。わからんけど。 ただ最後は衝撃でした。悲しい。悲しいけどこれでよかったのかも?!と思わせられる、スッキリもやっとな感じでした。ドラマ化されてるのかな?見てみたい
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事件があっさり急に解明されて、このあとのページどうするの?ってかんじだったけど色々ええ…ってかんじだった。姫やば。それは前向き…?なの?同じ母としては引くけど…?
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このお話しは、単なるバスハイジャックを起こした人の人生を紐解いているのかと思って読んでおりました。 人を騙した側が、改心して悪を正す。 にしても、どうだろ、理由にパンチがないなぁ〜って思っていました。 しかも、まだまだ、半分しか読んでない。 この先は、どんな話しで残りの半分が埋ま...
このお話しは、単なるバスハイジャックを起こした人の人生を紐解いているのかと思って読んでおりました。 人を騙した側が、改心して悪を正す。 にしても、どうだろ、理由にパンチがないなぁ〜って思っていました。 しかも、まだまだ、半分しか読んでない。 この先は、どんな話しで残りの半分が埋まるのかな〜?なんて思いながら読んでいました。 終盤までは、悪は伝染するっということに重きをおいていたはずが、最後にこんな終わり方?ってびっくりしてしまいました。 良き妻にも伝染したの? ってな感じでした❣️
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このシリーズ、絶妙に腹の立つ人間が毎回出て来てて本当に面白い。今回は井手さんだったり、坂本くんだったり、菜穂子だったり…。毎回、ムカつきながらも最後まで読んでしまう。宮部みゆき、本当に登場人物の描き方が上手い。 この小説では絶対的な悪の存在はそこまで多くない。詐欺師の御厨や小羽父子くらいかな。それも直接は登場しないし。 けど、ちょっとだけ身勝手な登場人物ばかり。暮木老人もそうだし、人質達も。そこが生身の人間として妙にリアル。現実の人間も極悪人は少ないけど、割と身勝手な人って多いしね。 最後の菜穂子の裏切りは一番衝撃だった。彼女の感情も一部理解できるけど、でもやっぱり身勝手なお姫様だなという感情は拭えなかった。 そんな菜穂子に対しての周囲の反応もなぁ。守られているのは嫌だから、夫と離婚して自分自身で生きて行きますって…。さらには浮気までしてしまったのに。 そんな菜穂子に対して、「娘は成長した。」「守られてるだけの女性ではない。」っていうのはちょっと…。流石に杉村(とあと桃子も)が不憫じゃないか??誰も菜穂子のこと、怒らないの??杉村はもうちょっと怒っても良いと思うのだが??? 最後の最後にモヤっとしてしまう。杉村は新たな人生を歩み始めたけど、読了後に爽やかさはなかったなぁ。まぁ、たまにはこのモヤっと感も良いんだけどね。
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杉村三郎シリーズ第三弾で今後大きな転換点となりそうな作品。細かな伏線があちこちにめぐらされ終盤に見事に回収されていくが最後の展開は驚き。精神的な打撃が大きく後味が悪い。中盤はややだれた。もっとコンパクトでも良い。とはいえ第四弾を期待してしまう。
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ちょっと盛り込みすぎな印象。もう少しコンパクトにしてもらったほうが良かったかなって感じ。 とりあえず、最後の毒が、強烈すぎました。 『こんなわたしでも人を傷つけることができる』 いや、出来るって。杉村に同情してしまいました…。 次も読むけど、おそらく小説の雰囲気はがらっと変わる気...
ちょっと盛り込みすぎな印象。もう少しコンパクトにしてもらったほうが良かったかなって感じ。 とりあえず、最後の毒が、強烈すぎました。 『こんなわたしでも人を傷つけることができる』 いや、出来るって。杉村に同情してしまいました…。 次も読むけど、おそらく小説の雰囲気はがらっと変わる気がします。杉村のキャラは好きなんで、まだ読みます。
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前半は軽快に、前作より面白いと思いながら読みました。 中盤やや中弛み、家庭を省みないところからやや不穏さは漂っていました。 後半様々な真相が明らかになりつつもどれもあまり気分の良い結末ではなく、最終盤の夫婦の問題にはあまりにもビックリなのと、ストーリーに必要だったか? 三郎くんあ...
前半は軽快に、前作より面白いと思いながら読みました。 中盤やや中弛み、家庭を省みないところからやや不穏さは漂っていました。 後半様々な真相が明らかになりつつもどれもあまり気分の良い結末ではなく、最終盤の夫婦の問題にはあまりにもビックリなのと、ストーリーに必要だったか? 三郎くんあまりにもお人好しすぎますよ! 玉の輿サラリーマン探偵から玉の輿もサラリーマンも取れた三郎くんが次作でどのように展開するか、次作まで読んで今後を検討しよう。
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前の読んだ本とよく似ていた、宮部みゆきの本は好きだが バスハイジャック事件から始まる謎が明るみに出るまで次々に起こる出来事自分の考え方、生き方、考えさせられる少し疲れる気がした。
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