かわいそうだね? の商品レビュー
大好きな作家さんということもあり、購読して良かった!と思えた。 綿谷りさ節が出ており、主人公に対して少し妄想癖なところが理解できたり、考えすぎろ!と思いつつも何故か寄り添いたくなる。 2作目については、最後までことでモヤモヤが晴れた気持ちになれる。また、自分は実生活においても主人...
大好きな作家さんということもあり、購読して良かった!と思えた。 綿谷りさ節が出ており、主人公に対して少し妄想癖なところが理解できたり、考えすぎろ!と思いつつも何故か寄り添いたくなる。 2作目については、最後までことでモヤモヤが晴れた気持ちになれる。また、自分は実生活においても主人公のように俯瞰的に自分や他者を見ることができるだろうかと考えさせられた。
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全員にムカつきながら、読了。それでも主人公には共感してしまう部分もあった。主人公の内面の描写が多いからかも…?男の人が読んで楽しめるか謎。
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女の子のあるあるを読んでるなぁ、でもわたしには起きたことないなぁと思いながら読みました。 男性がちょっとクズ?なのかわたしと恋愛観が違うからなのか、本なのにちょっとイライラしてしまった。 小説としては面白いです!
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女友達特有のほんとに親友と呼べるかわかんないけど相手にしてあげたことも思い出せないけど仲良くしてる仲がリアルだった そして共感できるからかすごく読みやすかった✨️
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「愛に価値がなくなったと言い切らなくては立ち去れないのは、 どうしようもない弱さだけど、でも心だけおいて去ることのできるほどの強さはどの女でも持てるものでは決してない」 私の最も共感できた文章 樹里恵が彼のケータイで元カノとのメールのやり取りを盗み見てる描写は 読者の顔が想像できるくらいでした 読んでて苦しくてむずむずするところが多いですが 女の子が誰しも感じたことのあるなんとも言えない感情を丁寧に言語化してくれてるのがすごいし 痛いほど主人公に共感できる
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痛い、けど どこかで知ってる感覚 自分の醜いところも かわいいじゃないかと、思える。 まだまだ発展途上の年齢に読めて良かった。
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女として、 途中途中心を締め付けられながら読んだ。 苦しい、けどわかる。 経験したことないけどし得る状況。 男1人介した別の女はキツい。 美人カーストもキツい。
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どちらもありそうで無さそうなシチュエーションだけど、すごく面白い。前編の同情心と『火垂るの墓』を重ね合わせるのが秀逸。後編の友情の真実というのも興味深い。
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私の中での綿矢りさ先生ブーム再燃の作品だった。 身綺麗にしてるおしゃれで強い(ように見られてしまう)女VS垢抜けなくて頼りなさげだがしたたかな女…。 漫画を読んでいる感覚に近いまである読みやすさ。樹理恵が隆大に送ったいわし雲のメールのくだりで本当に声出して笑った。 人間の恋愛、情、色々形があるとわかっていても、腑に落ちねえーと言いたくなることの連続だったので、綿矢先生がこの作品について「隆大とアキヨも最終的にうまくはいかないと思っている」というようなことをおっしゃっていて、せめてもの救いに感じた。 「女視点だと全然完璧じゃない、特に美人でもない女に限ってモテるのが腹立たしい」という語りテーマは永遠にあり続けるんだろーか。
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高校生の時に、インストールを読んで以来の綿矢りささん。当時、同世代ですごいなぁと思いつつ、輝かしいあまり遠ざかっていた笑 『かわいそうだね?』 読んでる時はそうでもなかったが、読後、思い出して感想を綴りながらモヤモヤした。〇〇のため、〇〇だから、、、とみんな自分勝手。最後に部屋...
高校生の時に、インストールを読んで以来の綿矢りささん。当時、同世代ですごいなぁと思いつつ、輝かしいあまり遠ざかっていた笑 『かわいそうだね?』 読んでる時はそうでもなかったが、読後、思い出して感想を綴りながらモヤモヤした。〇〇のため、〇〇だから、、、とみんな自分勝手。最後に部屋に乗り込むシーンがあっても、結局、わたしのモヤモヤは晴れなかった。 だけど、火垂るの墓を出してくるところはすごいなぁと思った。 『亜美ちゃんは美人』 表題作より、こちらがお気に入り。 美人で自由そうに見えるが、誰からも愛されるという究極の寂しさを知っている亜美ちゃん。そんな亜美ちゃんの孤独を間近で見てきたさかきちゃん。そんな2人の友情。 崇志さんが亜美ちゃんを迎えに、さかきちゃんのマンションを訪れたシーンが良かった。
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