かわいそうだね? の商品レビュー
アキヨと隆太に対して、フラストレーションが溜まった。アメリカ文化をいいことに曖昧でいいとこ取り。ズルいよう〜 隆太の部屋を荒らしていくシーンは爽快だった。もっとやれーー!って感じで、自分の意地の悪さが垣間見えたけど、、笑 最後はもっとはっきりとしてほしかった。。かな〜 少しモ...
アキヨと隆太に対して、フラストレーションが溜まった。アメリカ文化をいいことに曖昧でいいとこ取り。ズルいよう〜 隆太の部屋を荒らしていくシーンは爽快だった。もっとやれーー!って感じで、自分の意地の悪さが垣間見えたけど、、笑 最後はもっとはっきりとしてほしかった。。かな〜 少しモヤモヤが残ったまま終わってしまった。 きっとこれも私の意地の悪さがでている。。笑 もっと不幸になれ!!って思ってしまったよ。。
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綿矢りささんの作品を読むのは『ひらいて』に続いて2作目。とても面白かった。 「困っている人はいても、かわいそうな人なんて一人もいない。」 いい言葉。そもそもかわいそうかどうかなんて他人が決めることじゃない。 『亜美ちゃんは美人』も好みの作品だった。 亜美ちゃんが崇志さんを好きな...
綿矢りささんの作品を読むのは『ひらいて』に続いて2作目。とても面白かった。 「困っている人はいても、かわいそうな人なんて一人もいない。」 いい言葉。そもそもかわいそうかどうかなんて他人が決めることじゃない。 『亜美ちゃんは美人』も好みの作品だった。 亜美ちゃんが崇志さんを好きな理由がわかったとき、なんだか切なくなったと同時に、さかきちゃんと同じで支えたい、応援したい気持ちになった。どんな人も、その人なりの苦悩や孤独がある。 綿矢りささんワールド、すごく好き。
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《かわいそうだね?》あらすじだけでモヤモヤする物語楽しめるのかと思っていたら、他人事だからこそ楽しめました!ネタもあってちょっと笑えた 《亜美ちゃんは美人》 美人と親友だとこういうことがあるんだろうな~ととってもリアルに描かれており面白かった どっちも表現がリアルで面白くて読...
《かわいそうだね?》あらすじだけでモヤモヤする物語楽しめるのかと思っていたら、他人事だからこそ楽しめました!ネタもあってちょっと笑えた 《亜美ちゃんは美人》 美人と親友だとこういうことがあるんだろうな~ととってもリアルに描かれており面白かった どっちも表現がリアルで面白くて読んでて楽しかったです!
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「亜美ちゃんは美人」が面白かった。誰からも愛されるが故に、自分を愛さない人を渇望する亜美ちゃんと、そんな亜美ちゃんを憎みながら愛しいと思うさかきちゃんのお話。 イカれてそうな亜美ちゃんの彼氏が、彼なりにちゃんと亜美ちゃんを大事にしているのも良かった。
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表題になってるお話は終始腹が立って でも合間合間の主人公の考え方はすごく考えされたし、最後のしゃーないがすごくよかった。 わたしは二章目のあみちゃんは美人がすごく好きだった。最後泣いてしまってた。 親友だね。すごく。
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「かわいそうだね?」と「亜美ちゃんは美人」を収録。 「かわいそうだね?」では、幸薄そうながら裏表のない天然な女が、彼氏の元カノとして登場する。本人に会えば悪気はないことは分かるのだが、それはそれとしてその存在自体が主人公を苦しめる。 「亜美ちゃんは美人」では、類まれなる美人であ...
「かわいそうだね?」と「亜美ちゃんは美人」を収録。 「かわいそうだね?」では、幸薄そうながら裏表のない天然な女が、彼氏の元カノとして登場する。本人に会えば悪気はないことは分かるのだが、それはそれとしてその存在自体が主人公を苦しめる。 「亜美ちゃんは美人」では、類まれなる美人であり人の気持ちに鈍感なところのある「亜美ちゃん」が主人公の親友として登場し、またもや天然な女に苦しめられる話かと思いきや、すこし趣きがちがう。亜美ちゃんが初めて好きになったという彼氏を紹介されるくだりから、「かわいそうだね?」とは完全に違う流れであることが分かってくる。 二篇を通して感じたのは、綿矢りさの、女の子たちへの愛しさと、ややねちっこさを含んだまなざしだ。綿矢りさが美人側であることは間違いなく、そんな綿矢りさの描く美人像を興味深く読んだ。
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共感ポイントが多かった。 学生時代の自分を思い出して、ぁあ…痛い痛い…ってなった。 かわいそうだね? かわいそうって思わないと共感できない、、分かる… 自分が登場人物のアキヨにもジュリエにも重なる部分があるような気がして、怖い。 1回目の家の突撃後アキヨのことをかわいそうって思って許した時、かわいそうって思ってることがアキヨに伝わって、アキヨは心で悪態ついてただろうな…と思った。 亜美ちゃんは美人 自分が満たされていないと嫉妬してしまう、、分かる…。 さかきちゃんが苗字でずっと呼ばれていたことに衝撃。 自分だったら、満たされていたとしても寄り添えるのかな…わからない… 解説の、『今は身分制度じゃないのに容姿の優劣で新しい身分制度を作りたがる』というところが確かに自分にもそういう意識がある……と思った。
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身近な女性によって、モヤリとした気持ちを抱える女性2人が登場する。 ただ、どちらの話でも暗い気持ちのまま終わるのではなく、ラストにかけて主人公の気持ちに変化が生じたり、殻を破る展開があるなど、明るい未来を想像できるストーリーになっていたのがとても良かった。
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大好きな作家さんということもあり、購読して良かった!と思えた。 綿谷りさ節が出ており、主人公に対して少し妄想癖なところが理解できたり、考えすぎろ!と思いつつも何故か寄り添いたくなる。 2作目については、最後までことでモヤモヤが晴れた気持ちになれる。また、自分は実生活においても主人...
大好きな作家さんということもあり、購読して良かった!と思えた。 綿谷りさ節が出ており、主人公に対して少し妄想癖なところが理解できたり、考えすぎろ!と思いつつも何故か寄り添いたくなる。 2作目については、最後までことでモヤモヤが晴れた気持ちになれる。また、自分は実生活においても主人公のように俯瞰的に自分や他者を見ることができるだろうかと考えさせられた。
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