花のベッドでひるねして の商品レビュー
著者が自身の最高傑作と称していたので、読む前に力が入ってしまっていたようで、きちんと読み取れなかった気がする。そういうふうに読むべきでない物語だと思うのに。
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スピリチュアルだけど、地に足がついていて、何気ない日常の中に感謝や幸せを感じてられる主人公や小説の雰囲気が、不思議な感覚を覚えますが、とても心地よい感じでした。 この透明感がある世界観が好きです。
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2013.12月下旬 市立図書館 前作の「スナックちどり」とはうってかわって、今作はスピ系満載!! でも前作よりも明るい感じで読みやすかった。 (スピ系が強い弱いは関係ないと思った。)
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主人公の女の子の住む村、そしてその村人や、家族、友人の間で紡がれていく、小さな物語。 だけれど、そんな日常の中にこそたくさんの要素がつまっている、世界と通じるんだという広大な話。 小箱を開けたら、その先はどこまでも続いていたという…そんなイメージ。 違うことをしない。 真心に恥...
主人公の女の子の住む村、そしてその村人や、家族、友人の間で紡がれていく、小さな物語。 だけれど、そんな日常の中にこそたくさんの要素がつまっている、世界と通じるんだという広大な話。 小箱を開けたら、その先はどこまでも続いていたという…そんなイメージ。 違うことをしない。 真心に恥じないように生きる。 いつ読んでも、その時々で感じることがあるだろうと思う。
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ほんとにほんとに、これで最後。よしもとばななさんの作品を読むのはこれで最後。 はじめに言いますがこちらの作品も悪くないですよ、もちろん。 以前の吉本ばなな作品が大好きでした。よしもとばななになってからの初期も好きでした。でもわたしが変わってしまったのかな。このスピリチュアルすぎる...
ほんとにほんとに、これで最後。よしもとばななさんの作品を読むのはこれで最後。 はじめに言いますがこちらの作品も悪くないですよ、もちろん。 以前の吉本ばなな作品が大好きでした。よしもとばななになってからの初期も好きでした。でもわたしが変わってしまったのかな。このスピリチュアルすぎる作風と、毎回同じような作風にもう嫌気しか感じられないようなさみしい感想しか持つことができなくなりました。 確かにひとつひとつすくいとればとても素敵なことばたちが散らばってます。とくにおじいさんの言葉。表題にもなったように、おじいさんの、花のベッドに寝転んでいるような生き方をするんだよ。のくだりはとても素敵です。 不思議。幽霊。霊術。崇拝。悪魔。魔法。呪い。魔女。 これらの言葉がまた随分出てきます。不思議な力を持った祖父から始まるわかめにくるまって愛溢れる不思議な家族たちに発見された捨て子の主人公。なんかもうお腹いっぱい、よしもとばななさんの作品全部がこれだから。プラスしてゲイの登場人物がてっぱんですかね。 不思議な力とか信じない、信じられないわたしにはどう見てもスピリチュアルなばななさんの作品には馴染めないのです。過去の作品が好きだから読み続けてきたけどこれで本当におしまいにします。 ただ、あとがきはとてもよかったです。
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