花のベッドでひるねして の商品レビュー
あとがきにあるように、読み終わった後にキラキラした感じになる物語。 病院で幹が寝てるときに、父と母が幹のことを話しててるシーンが良かった。 あと、最後に幹が海に置いてかれる場面も良かった。
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久しぶりのよしもとばなな。 世界観は相変わらずで懐かしい!! でもやはりわかるようでわからないもどかしさがあるなー。 エピグラフ(っていうのかな??)がジョジョの引用でビックリ!! ジョジョ、すごいなー。
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生死とか、生きる道とか、スピリチュアルとか、久々のよしもとばななは、ばなな節炸裂でおもしろかった。 なんだかじわじわ、怖い感じが続いたけれど、きちんと話がついて、後味すっきり。 ワカメの上に捨てられていたとか・・・!と思ったけれど、最後にはじんわりしてしまった。 自由ってなんだか...
生死とか、生きる道とか、スピリチュアルとか、久々のよしもとばななは、ばなな節炸裂でおもしろかった。 なんだかじわじわ、怖い感じが続いたけれど、きちんと話がついて、後味すっきり。 ワカメの上に捨てられていたとか・・・!と思ったけれど、最後にはじんわりしてしまった。 自由ってなんだか。 死別って、乗り越えたと思っても、そうでもないと思った。
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スピリチュアルというものが苦手で途中から読むのが若干、苦痛だったけど全体を通して見ると素敵な作品だと思う。この作品はメッセージ性のあるもののように感じた。
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特に強い印象が残る小説というわけではないのです。 でも、”ああ、読んでよかったな。読めてよかったな”と思えるような作品。
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大切にしたい。 また何度も読みたい。 自分が成長したら、また違ったものが見えたり理解できるかなと思う。
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ご本人が最高傑作というのが、よくわかる。 大事にしたいことばがたくさん出てきて、小説を読む心地よさとともに、学びもある。 友人から借りて読んだけど、購入したいと思った。
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(2014/2/6読了) 優しい物語。殺人や怨念があっても、読後は、はてしなく優しい物語だったと感じる。 間違いをせず、円満に過ごす幸せ。怒ったり不満を言ったりせずに、穏やかに生きる強さ。 主人公は30代前半の女性。読んでいる最中、10代の少女に間違えてしまう時も。年齢を重ねなが...
(2014/2/6読了) 優しい物語。殺人や怨念があっても、読後は、はてしなく優しい物語だったと感じる。 間違いをせず、円満に過ごす幸せ。怒ったり不満を言ったりせずに、穏やかに生きる強さ。 主人公は30代前半の女性。読んでいる最中、10代の少女に間違えてしまう時も。年齢を重ねながらも、深いところでは、純真無垢な部分を無くさないでいることに憧れる。 冒頭のワカメの上のに乗せられた捨て子や、欲しいものを引き寄せる祖父、魔女のようなお婆さんが登場したり、非現実なピースが散りばめられているけど、ファンタジーとも違う。 あとがきに、この本は、お父様を亡くした悲しみの中で書かれたとあった。 多くの人たちの優しさに包まれて書き上げた作品だからこそ、優しさのあふれる作品になったのだと思った。
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なにかにとりつかれたように、人間は弱いけれど、そこで、ここで、ひっそりとしかし絶対的に強く、生きていく、という生命力を感じる作品。そのとりつかれたように感じたのは、やはりお父様が亡くなったことが影響しているのではないかな、と読みながら、なんだろうね、そういうのって、経験者だからわ...
なにかにとりつかれたように、人間は弱いけれど、そこで、ここで、ひっそりとしかし絶対的に強く、生きていく、という生命力を感じる作品。そのとりつかれたように感じたのは、やはりお父様が亡くなったことが影響しているのではないかな、と読みながら、なんだろうね、そういうのって、経験者だからわかるものですね。ことばで説明できない。でもばななさんはこうして、表現できるんだな。
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だいすきなばななさんの新作。 すごく楽しみにしてたし期待もしてたけど、このところのばななさんの雰囲気が延長してて、なんとなく登場人物の話し方などが似通ってきてる気がして、おじいちゃんはこういうこと言わへんと思う。。とか思ってしまい、あまり世界に入れなかった。 小説、お話、というよりも、何かばななさんが伝えたいことがあって、それが色濃くなっているように感じた。けれど、私はその伝えたいことを読み取るには、まだ自分が未熟なように感じた。 2016.2.2 再読。 以前読んだ時には気づかなかったけれど、とてもこころに響くよいお話だった。 ・気になったぶぶん 一見あたりまえのこと…家族が仲良く暮らす、なるべく気持ちをためないようにちゃんと言う、あいさつをしっかり交わす、家の掃除をする、そんなことの積み重ねが結局は大きな力になっていく。こんなにも平凡な暮らしに見えて、これ以上の魔法を持つ人々を私は知らなかった。というのも、小さなひずみがいつのまにか大事になっていくのを、この村や他の街や新聞やTVで毎日のように観るからだ。なにか大きいことをしようとして、そのぶん小さいことがおろそかになり、おかしなことをおかしいと思えなくなってしまって、どんどんずれていくさまを。そうならないようにすることこそが、祖父の教えだったのかもしれない。動くときは大胆に動け、しかしそこには細心の注意をはらって違うことをしないようにしろ、小さな力をためて大きな力に換えろ、そういうこと。
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