追憶の夜想曲 の商品レビュー
前作のラストからのつなぎの巧みさにまずは感服。うまいもんだ。それが今作の主題にもつながっているところも憎い。 今作で渡瀬警部が登場しないのも宜なるかなで、警察と検察をこれだけ引き立て役にしちゃうんだものね。 一点、今作の「夜想曲」は効いてない気がする。
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さよならドビュッシーの岬洋介の父親VS御子柴。自分の地位を捨ててしまう事を厭わず、自分がかつて手を掛けた少女の姉を救おうとする御子柴。「自分は奈落から手を伸ばしている者を生涯かけて救い続ける」涙出た。
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御子柴弁護士と岬検事の対決。御子柴先生の強さに感動した。過去があばかれちゃったけど、次回はあるのかな・・・
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事件の裏側は中盤で大体の予想はついた(爺さんが性犯罪者で孫娘に手を出してるっていう)。 御子柴が何故、金にもならない弁護を引き受けたのか、そっちのほうが気づかなかった。むしろそんな弁護をするようなキャラには思えなかった。 まさか自分が殺した娘の姉を弁護するとは。 贖罪なのかな、、、?微妙なところだな。 ネメシスの使者で登場して犯人になる横山が出てきてびっくり。世界観は繋がってるのね。
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初読みの作家でしたけど、凄く面白かった! こんな業の深い弁護士像をよくまあ作りましたねぇ。実際にはあり得ない設定でしかもみんな繋がっていましたか! どんでん返しの帝王とも言われる作者、ほかの作品も是非とも読みたいものです♪
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このシリーズ本当に暗いのね…ある程度予想はついたが、最後のどんでん返しにはすごく驚き納得。シリーズ通して償いがテーマなのかな
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御子柴礼司シリーズ2作目です。気になってた前作の事件にも触れてあり、納得。しかも!検事の名前が岬・・どこかで聞いたなぁと思っていたら、岬洋介の父親でした!岬洋介シリーズのスピンオフみたいな感じでも楽しめます。亜季子の病気については薄々感づいてはいましたが、その先の展開は前作と同じ...
御子柴礼司シリーズ2作目です。気になってた前作の事件にも触れてあり、納得。しかも!検事の名前が岬・・どこかで聞いたなぁと思っていたら、岬洋介の父親でした!岬洋介シリーズのスピンオフみたいな感じでも楽しめます。亜季子の病気については薄々感づいてはいましたが、その先の展開は前作と同じく幾重にも張り巡らされた真実に圧倒されました。ただ、この先の御子柴先生がちょっと心配かな。
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『贖罪の奏鳴曲』に続く第二弾。 主人公御子柴礼司の過去が公にされる 最終の法廷シーンは見事。 『贖罪の奏鳴曲』読了後に すぐに読み始めて、3時間ほどで読了 『贖罪の奏鳴曲』で、どんでん返しの妙が わかっていたので、途中から全てが繋がり ラストのどんでん返しに感慨深さは無かった...
『贖罪の奏鳴曲』に続く第二弾。 主人公御子柴礼司の過去が公にされる 最終の法廷シーンは見事。 『贖罪の奏鳴曲』読了後に すぐに読み始めて、3時間ほどで読了 『贖罪の奏鳴曲』で、どんでん返しの妙が わかっていたので、途中から全てが繋がり ラストのどんでん返しに感慨深さは無かった。 けれど、やはり物語の流れが上手いな〜と。 引き込まれるように読んでしまう。
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先に続刊を読んでたから、被告人と御子柴との関係は途中で気づいてしまった。でも、さすがに真犯人とその動機は読めなかった。第四章の冒頭の思惑が誰のものかと読み進め、消去法からあの男と勘繰りはしても信じたくはなかった。なんとも汚らわしい結末ながら、それをミステリーとして容認する自分に呵...
先に続刊を読んでたから、被告人と御子柴との関係は途中で気づいてしまった。でも、さすがに真犯人とその動機は読めなかった。第四章の冒頭の思惑が誰のものかと読み進め、消去法からあの男と勘繰りはしても信じたくはなかった。なんとも汚らわしい結末ながら、それをミステリーとして容認する自分に呵責の念あり。検事正の名前でアレと思い、あのシリーズとつながってたのにはプチ喜びに浸る。
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うーん… 中山七里さんは好きだし、ミステリーとしての内容も良かったけど… 御子柴礼司が受けつけなくて、なかなか読み進められなかった。 悪徳弁護士でも性格悪くても気にしないけど、こいつはダメだ。過去の殺人が酷すぎる。 シリーズ2作目ということを知らずに読んだので、1作目を読めば印象が変わるのかな。
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