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君に友だちはいらない の商品レビュー

4

193件のお客様レビュー

  1. 5つ

    49

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    40

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2018/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

半年ほど前、Yahoo!のネット記事で特集されていた記事を読んで著者の事を初めて知った。 その記事があまりに感動的な内容だったので、直ぐに著作であるミライの授業を買って読んだが、益々惚れ込んでしまった。笑 と言うわけで2作目。 あくまで、先に読んだミライの授業の比較すると少し説教臭く感じる部分があるのが気にはなる。(そもそも生き方を説いた本だから説教然としているのは当たり前だが

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2018/04/10

著者の思考というか人となりがわかるエピソードを一つ。 学生時代、著者が部のOBとして顔を出してくれたことがあった。 弁論大会を前にした特別指導といった趣だったと記憶している。 場所を移し懇親会となった。店に入ったときの人の流れで、私は彼の前か横の席になりそうになったのだが、彼が「...

著者の思考というか人となりがわかるエピソードを一つ。 学生時代、著者が部のOBとして顔を出してくれたことがあった。 弁論大会を前にした特別指導といった趣だったと記憶している。 場所を移し懇親会となった。店に入ったときの人の流れで、私は彼の前か横の席になりそうになったのだが、彼が「君と話してもメリットないなあ。」とつぶやいたことで、私は彼とは離れた席に座ることになった。 誤解のないように言うと、当時はまだ、彼は本を書くような人でもコンサルタントとして名が売れていた人でも無い。 単に、大会の出場メンバーに稽古をつけるために来たのだから彼らを自分の近くに配置してくれないか、という程度の意味だったと思う。 部の懇親会のようなものでも目的意識をもって参加していて、「友だち飲み」「部活飲み」をしたくて来たわけではないのだ、と。 そういったものは無意味だとこの本でも強調されていて、言わんとしていることは当時からまったく変わっていない。 ええ、「君に友だちはいらない」のだと。 とはいえ、初対面の人にわざわざ口に出して排除される経験というのも珍しく、彼をテレビで見かけたとき、すぐに思い出した。 自分はと言えば、その部のもつエリート臭が好きになれず、席を置きながらもほとんど活動には参加しない幽霊部員として四年間を過ごした。 唯一熱心に参加したのは、その部のOBが選挙に出馬するというので運動員として選挙事務所に入り浸ったことくらい。それだってほとんどはバイト代とウグイス嬢の女の子が目的で(もう時効だろうが結構なバイト代が出たのだ)、純粋な部活動とは言えまい。 そんな自分が、四半世紀ほどを経て、全く異なるレベルとはいえ、投資家という同じ職業を名乗っているのも不思議な感じがする。 無理やり総括すると、学生時代もその後も、核とした目的を持たず興味の赴くまま、それから時には会社に求められるまま、無駄なことばかりしてきたようだけれども、その無駄の中のいくばくかが自身の投資判断には役立っていて、ただどれが無駄だったかそうでなかったかを先見的に知ることが出来ない以上、投資家稼業を進めるにあたって、無駄なことなんてなかったなー、と。 だから、同じ世界で生きるものの端くれとして、彼のようにメリット・デメリットだけで物事を判断する生き方とは正反対の意思表明をしてみたくなったり。 そんなことを考えさせられた一冊。

Posted byブクログ

2018/01/16

たぶん多くの人が、そうだよね、と納得しつつも、実際にそれをやるのはしんどいな、と思う内容。 そんなに優秀だったり努力できる人間ばかりではない。 でも、やらないと、本当に自分の居場所がなくなる時代もやってくるんだろうな、と思う。 2018.1.16 10

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2017/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルから結論が容易に想像できてしまった。 その点では裏切られなくて、あまりわくわくがなかった。 それでも、大きな企業が絶対安心とは言えなくなっている現代において、ゲリラ的な秘密結社を組織することの大切さ。 友達ではなく仲間をつくれという著者の熱い思いには共感した。 馴れ合いのできる友達は楽だが、仕事において成果は期待できない。 少数精鋭で、皆がそれぞれ役割を担っていること、あくまで目標の実現に向けたドライな関係が大切。 ワンピースのような、一度仲間になったらずっと仲間でいるような海賊では、うまくいかないのだ。

Posted byブクログ

2017/11/29

友達(馴れ合いの仲)ではなく、仲間(共通の目的をもった同志)をもつことは重要だ。 また、 いつもの顔馴染みとは違う、 薄いつながりこそ、 今の自分にはないもの(ヒト・モノ・コト等)の拡がりがある。 そういった拡がりを積極的にもつことも重要だ。 世界を変えるのはいつの時代も ...

友達(馴れ合いの仲)ではなく、仲間(共通の目的をもった同志)をもつことは重要だ。 また、 いつもの顔馴染みとは違う、 薄いつながりこそ、 今の自分にはないもの(ヒト・モノ・コト等)の拡がりがある。 そういった拡がりを積極的にもつことも重要だ。 世界を変えるのはいつの時代も 若者、ばか者、よそ者だが、 それは既存世界にはないものを、その三者が持ち込むからだ。 それをこと自分の人生に置き換えて考えれば、既存の深いつながりではなく、 その外のつながりにこそ、人生を拡げる出逢いがあるということだ。 人生とは出逢いだ。 人、本、旅、 どんな人に出逢い、どんな本に出逢い、どんな旅をするか。

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2017/10/31
  • ネタバレ

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同著者の他の本が結構面白かったのとタイトルが気になったので今更ながら購入・読破。 ターゲットは20代ぐらいかな・・自分のようなおっさんではないのは間違い無いと思いますが、出てくる例え話が身近な例が多く、ややドラマティックにしすぎな感があるかも。また引用は興味深いものが多い。以下、興味深かった箇所を記述。 P33. 天動説から地動説へパラダイムシフトが起きた理由は”世代が入れ替わったこと”と喝破した。トーマス・クーン「科学革命の構造」 P68. 「愚かな人間でも経営できるような企業を探しなさい。いずれそういう人間が経営者になるのだから」ウォーレン・バフェット P80. 人間は合理的に動いていない組織に長時間属していると、物事をロジカルに考える能力が確実に低下していく。そういう組織に順応すればするほど頭が悪くなり、組織に順応することが出来なければ精神を病むことになる。順応仕切ってしまった人は自覚症状を持つことが出来ないまま、言い訳能力と、自己欺瞞力だけが向上していくのである。 P.259 グーグルが2004年に出した広告について *エンジニアを採用にあたり、シリコンバレーの高速道路に広告をだした。 *企業名も説明もなく、eの連続した桁で見つかる最初の10桁の素数.comとだけ書いた *答えの7427466391.comを打ち込むと数学の難問が書かれており、その答えをログイン画面で打ち込むと採用ページに飛んだ P304. 次のターゲットを明示しないというやり方は絶対権力が支配する統治システムにおいても巧妙に使われてきた。 スターリン政権下のソ連において、ある日突然となりの家の人がいなくなったりした。秘密警察が連行するときの理由は明らかにされない。この”予測の不可能性” がスターリンがソ連を支配した権力の源泉だった。権力者がその権力を暴力的に市民に対して振るう時、そのルールが明確になることは権力を失うことに直結する。なぜならば処罰のルールが明らかになるということは、それに対応することができることを意味するからだ。もっとも怖い権力というのは、処罰の理由がわからない社会なのである。

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2017/09/19

馴れ合いの友達ではなく、「仲間」「ビジネスパートナー」を作るべき。 勇者:ビジョンをぶち上げる。 魔法使い:メンター、支援者(例:ダンブルドア) エルフ:ブレイン(例:ハーマイオニー) ドワーフ:熱狂的、実践者(例:ウィーズリー) トリックスター:価値観が違い、引っ掻き回す 人間...

馴れ合いの友達ではなく、「仲間」「ビジネスパートナー」を作るべき。 勇者:ビジョンをぶち上げる。 魔法使い:メンター、支援者(例:ダンブルドア) エルフ:ブレイン(例:ハーマイオニー) ドワーフ:熱狂的、実践者(例:ウィーズリー) トリックスター:価値観が違い、引っ掻き回す 人間の「交差点」がイノベーションを生む。

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2017/08/27

タイトルに惹かれて読んでみた。自然発生的な、なあなあな友だち関係ではなく、目的を共にする仲間(チーム)を作ることの大切さが書かれている。人間関係に疲れていたり、自分に自信のないひとにこそ、ビジョンをぶち上げる(目的を掲げ仲間を集める)ことが必要だと感じた。チーム作りのための戦略的...

タイトルに惹かれて読んでみた。自然発生的な、なあなあな友だち関係ではなく、目的を共にする仲間(チーム)を作ることの大切さが書かれている。人間関係に疲れていたり、自分に自信のないひとにこそ、ビジョンをぶち上げる(目的を掲げ仲間を集める)ことが必要だと感じた。チーム作りのための戦略的な内容が多いのかなと思いながら読み進めたが、最後には自分の中にある夢・目標の達成に向けた一歩を踏み出せるように背中を押してもらったような気持ちになった。

Posted byブクログ

2017/06/25

ビジネス、啓蒙書の類とは知らずに手にしたのだが、非常に面白かった。 やはり就活中の学生には是非読んで欲しい。 日本から就職戦線がなくなれば、日本の未来はかなり明るくなる。 今のような膠着状態がズルズルと続けば、一握りと資本家と大多数の奴隷階級で構成される機械国家となるかもしれぬ。...

ビジネス、啓蒙書の類とは知らずに手にしたのだが、非常に面白かった。 やはり就活中の学生には是非読んで欲しい。 日本から就職戦線がなくなれば、日本の未来はかなり明るくなる。 今のような膠着状態がズルズルと続けば、一握りと資本家と大多数の奴隷階級で構成される機械国家となるかもしれぬ。 因みにこの本の主旨は「facebookで「いいね!」をするだけの友達ならいない方が良く、七人の侍のような少数精鋭のプロジェクトチームに入れる、或は結成できるようになれ」と謳っている。 もっともなり。

Posted byブクログ

2017/05/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ハウツーはないが、社会で活躍するためにどのような状態にあるべきかといった著者の考えがよくわかる本。 社会人として10年以上働いて、ここ数年変化が少ない自分には耳が痛い話が多かった。 そして著者が紹介する若者の例が、スキルよりも行動だよなと痛感させられる。 自分もまずはビジョンを持って新しいつながりを増やしていきたいと感じた。 (あと、とりあえず7人の侍は見ておこうと思う。)

Posted byブクログ