1,800円以上の注文で送料無料

君に友だちはいらない の商品レビュー

4

190件のお客様レビュー

  1. 5つ

    48

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    39

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/01/28

『君に友だちはいらない』というタイトルだが、中身は、著者がエンジェル投資家として(ビジョンや事業内容が固まっていないことも多い)ベンチャー組織を判断するときに、うまくいく組織であるかを見極める際に考えていることや、なぜそれが成功のために大事なのかについて書かれている。 仲良しごっ...

『君に友だちはいらない』というタイトルだが、中身は、著者がエンジェル投資家として(ビジョンや事業内容が固まっていないことも多い)ベンチャー組織を判断するときに、うまくいく組織であるかを見極める際に考えていることや、なぜそれが成功のために大事なのかについて書かれている。 仲良しごっこではなく目的を持った秘密結社をつくり、目的を達成のために合理的に働くこと、チームのなかで自分のポジションをつくることが参考になった。自分が巻き込む側でも、チームの一員として巻き込まれる側でも、チームが成功できるかを客観的に測る視点ができる。自分の人的ネットワークが自分自身であるというのは耳が痛い…。

Posted byブクログ

2022/11/26

ある目的のために集まり、その達成に尽力する。それが仲間である。仕事などの目標達成を掲げる上で、似通った考えを持つ友だちは必要ない。 これは、学校での部活や学級でも当てはまることで、私自身、中高の部活で“全国大会出場”という目標を掲げ、みんなで頑張っていた。 しかし、その目標を達...

ある目的のために集まり、その達成に尽力する。それが仲間である。仕事などの目標達成を掲げる上で、似通った考えを持つ友だちは必要ない。 これは、学校での部活や学級でも当てはまることで、私自身、中高の部活で“全国大会出場”という目標を掲げ、みんなで頑張っていた。 しかし、その目標を達成してからは部活をしていなかったし、友達のように今現在でも関係を持っている訳では無い。良い意味で、目標以外の考え方は全然違い、一時的な関係なのだなと考えた。

Posted byブクログ

2023/12/08

▼Comment ・チームマネジメントにおける悩みについて、参考になる考え方が多々あった。同様の考え方を持ってチームマネジメントにあたりたい。 ・個人に関しては、今目の前にある仕事に対して行動し、結果を出す事で会社の成長につながる事が、自身の成長と報酬に直結する点が強く印象に残っ...

▼Comment ・チームマネジメントにおける悩みについて、参考になる考え方が多々あった。同様の考え方を持ってチームマネジメントにあたりたい。 ・個人に関しては、今目の前にある仕事に対して行動し、結果を出す事で会社の成長につながる事が、自身の成長と報酬に直結する点が強く印象に残った。 ▼Memo------------------------------------------------------------ ■チーム ★・カッツェンバック:抜きんでた成果を上げた良いチームは大抵の場合、  (1)少人数である  (2)メンバーが互いに補完的なスキルを有する  (3)共通の目的とその達成に責任を持つ  (4)問題解決のためのアプローチの方法を共有している  (5)メンバーの相互責任がある ★・卓越したチームでは「凡庸な人」が居心地の悪さを感じるぐらいの厳しさが必要だ。チームに貢献する(バリューを出す)ことへのプレッシャーが無いところでは、「非凡な人」は退屈し、「凡庸な人」だけが残る事になる。「楽しさ」を求める人だけでチームをつくると、全員が「お客さん」モードになってしまい、当事者意識が失われてしまうのだ。 ★・人を採用した結果ハズレはよくある。しかしその人を首にして、またコストをかけて採用活動を行っても、良い人が来てくれるかは全くわからない。だったらハズレの人間ができる仕事を見つけて従事してもらった方がいい。「今与えられている戦力でどうにかする」というのがあらゆるチームの戦略において必要な姿勢なのだ。 ・やる気の無いメンバーの存在は、他のメンバーにも無気力を伝染させる。こうしたメンバーをPJから「卒業」させるのもリーダーの重要な仕事だ。 ■学習 ・いま大学で学べる程度の専門性は本屋インターネットを利用する事で、誰でも学ぶことができる。大学の本当の価値は、一に同級生、二に図書館が充実している事。大学に行く本当の意味は、アランブルーム:教養と見方が存在しうることを知る事 ★・教養の持つ大切な機能の一つが、「自分と違う世界に生きている人と会話できるようになる」ことだ。  (歴史、経済、社会理論、芸術、文化、語学など) ■キャリア ★・とにかく結果を出し、自分の会社を成功させることにフォーカスしてみることだ。言われたことを単純にやるのではなくて、本質的に自分の属するチームを成功させるためにどうすればいいか、真剣に考えて、行動する事だ。その結果が、自分の成長と報酬に直結するのである。 ★・「本当の自分」や「本当の仲間」をいくら懸命に探し求めたところで、思春期の堂々巡りの自問自答のようなもので、100%満足できる存在が見つかる事は、永遠にない。「今目の前にある仕事」「やらなければいけない宿題をやること」を通じて、その試練を仲間と共に乗り越えることが、結果的に自分自身や仲間を見出すことにつながるのだ。 ■いじめ いじめという現象は、村社会に代表されるゲマインシャフト的組織でおこる典型的な問題である。いじめは「そこで暮らしていくしかない人たち」が、自分たちの集団の「同質性」を確認するために、定期的にわずかな差異を持つ人を探し出して叩くという一種の「儀式」だ。

Posted byブクログ

2022/10/08

まず著者の経歴がすごいので、説得力がありました。そして、出版から10年近く経った今読んでも、通じる内容が多々ありました。これは、いかに著者が普遍的な真理を見抜いていたかの証だと思います。良いチーム作り、ひいてはこれからの日本の行く末を案じ、進むべき方向性を示してくれる本書は一読に...

まず著者の経歴がすごいので、説得力がありました。そして、出版から10年近く経った今読んでも、通じる内容が多々ありました。これは、いかに著者が普遍的な真理を見抜いていたかの証だと思います。良いチーム作り、ひいてはこれからの日本の行く末を案じ、進むべき方向性を示してくれる本書は一読に値します!

Posted byブクログ

2022/04/11

ひととおり著書を読みたいなと思っている瀧本哲史さんの本にたまたま図書館で出会ったので借りて読了。 著書の中ではかなりビジネス寄りの啓蒙書だったのであまり趣味には合わなかったがそれでもいろいろ興味深い話が多く一気に読んだ。 特に、ゲマインシャフト的な社会(地縁血縁等自然発生的社会)...

ひととおり著書を読みたいなと思っている瀧本哲史さんの本にたまたま図書館で出会ったので借りて読了。 著書の中ではかなりビジネス寄りの啓蒙書だったのであまり趣味には合わなかったがそれでもいろいろ興味深い話が多く一気に読んだ。 特に、ゲマインシャフト的な社会(地縁血縁等自然発生的社会)からゲゼルシャフト的な社会(目的達成型自律的社会)にシフトしていくべきだというのは本当に共感する。同じ集団にかかわっていく場合でも本人の意識次第でゲゼルシャフト的な集団に変えていくことは可能であるというのは、今の日本で多くの人が持つべき視点だと思う。その視座から眺めることで、PTAとか町内会とか同窓会とかのような、しがらみと苦労の代名詞のように貶められている旧来からの組織が、今の問題を解決できる新しい組織へと再生できるはずだと思うのである。

Posted byブクログ

2022/03/27

チームで働くこと。 仕事一辺倒ではなく、いろんなコミュニティに属しておくことは大事と再認識しました。

Posted byブクログ

2022/03/21

良いチームの条件とは ビジョン、多様性、責任、信頼性があること。 馴れ合いではなく、互いに高め合える関係であることが大切。 具体的なチーム事例や、自分の位置付けを振り返る方法が書いてあり参考になった。 あと日本人は東アジアのリスクテイカーだという視点は新鮮だった。

Posted byブクログ

2022/03/05

タイトルが刺激的で、こんな本を買っている父親をうちの娘は冷たい目で見ていたが、プライベートで仲の良い「友だち」のことを言っているのではなく、ビジネスなどで何か成果を挙げるのに必要なのはこうした「友だち」ではない、という話。 人々が共感できるビジョンを打ち立て、そこに集った仲間と全...

タイトルが刺激的で、こんな本を買っている父親をうちの娘は冷たい目で見ていたが、プライベートで仲の良い「友だち」のことを言っているのではなく、ビジネスなどで何か成果を挙げるのに必要なのはこうした「友だち」ではない、という話。 人々が共感できるビジョンを打ち立て、そこに集った仲間と全力で達成し、そしてまた別れていく。本当の仲間ってそういうものであるべきだ、仲良しこよしで集まって、仕事した気になって日々を食い潰すなということなんだと理解した。 しかし、この著者の方、亡くなっちゃったんだよな。本当に残念だ。。

Posted byブクログ

2022/02/20

どこかで聞いたことある話が多かったが内容には概ね同意。 グリーが成功例とされてることに時代を感じる。 あと居酒屋。居酒屋は必要。

Posted byブクログ

2022/01/20

単なる「友達」でない、「良いチーム」とは。 ・少人数 ・メンバーが互いに補完するスキルを持つ ・共通の目的とその達成に責任感を持つ ・問題解決のアプローチの方法を共有している ・メンバーの相互責任がある 職場に限らず趣味サークルなど、あらゆる組織で見直したいチームづくりの原則...

単なる「友達」でない、「良いチーム」とは。 ・少人数 ・メンバーが互いに補完するスキルを持つ ・共通の目的とその達成に責任感を持つ ・問題解決のアプローチの方法を共有している ・メンバーの相互責任がある 職場に限らず趣味サークルなど、あらゆる組織で見直したいチームづくりの原則。

Posted byブクログ